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平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

6月11日の東京デモと、「脱原発新宿アルタ前アクション」レポート

2011-06-14 21:36:17 | 国民主権

6月11日の東京デモと、「脱原発新宿アルタ前アクション」レポート
                           東電前行動-園良太

 6月11日の新宿アルタ前広場には、原発の廃止を求めて歴史的な人数が集まっ
た。隔離された公園ではなく街中の広場だったことに意味がある。デモは“示威
行為”、主張と行動でインパクトを与える事が本質だ。だから諸外国のデモは何
万人もの人が集まり、街を埋め尽くし、交通を止める。日本でいつしか「迷惑」
「過激」と思われるようになった行為も、ひとの歴史を作ってきた世界中で当た
り前の行為。希望と自由を生み出す行為。
 
 全国100万人アクションのこの日、東京は10か所近くでデモが行われた。新宿
中央公園からも「原発やめろデモ!!!!!」が多彩なサウンドカーともに新宿西口
から東口を練り歩いた。先頭はデモでおなじみドラムを叩くブロックと、「福島
第一原発」と書かれた巨大なドラム缶が人目を引く。そして新宿フォークゲリラ
号、D.I.Ypunk号、DANCE Blocといったサウンドカーが続々とやってくる。音
の力は飛び入り参加者も激増させ、繁華街の風景を変え、人の底力を引き出しな
がらゴール場所の新宿アルタ前広場へ流れ込む。そして「6.11」の共同行動
を準備した様々な団体が用意したアピールカーから大集会が始まる。車道からは
デモ隊が、駅からは各地でデモを終えた人々が次々と合流し、周りを大規模な歩
行者が取り囲み、もう手がつけられない。まさに解放区!各地のデモ、東京デモ、
新宿デモから次々発言する。長年原発反対を続けてきた団体や、ドイツからのゲ
ストが脱原発は可能だと叫ぶ。そして多彩なミュージシャンが多彩な音で東口全
体を盛り上げ続ける。そして最後に政府への3つの要求項目――「原発を止めろ、
動かすな、新たに作るな」「子ども20msvなど全ての被曝許容量の緩和を撤回
しろ」「再生可能な自然エネルギーに転換しろ」と発表し、それをアルタの街頭
ビジョンの真上にレーザー光線で投射した。

 アルタ前には数えきれない人が集まり、ほぼ全てのテレビ局と新聞社が報道し
た。若い参加者には「日本でもこんなことができるんだ!」という希望を生み出
し、年配者にはかつての風景を思い出させただろう。様々なグループが協力し、
時間をかけて準備や宣伝をし、全国全世界で一緒に動き、デモの熱気や創意工夫
とつなげれば、できる。原発を止め、この社会を変えるために、さらなる希望と
インパクトを作り出していこう。ともに!
 
※全てのレポート、写真、映像、報道は
 ◆レイバーネット:
http://www.labornetjp.org/
 ◆「6.11脱原発100万人アクション」:http://nonukes.jp/wordpress/
                               (園良太)


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