共産党と野党共闘についての大いなる疑問点?! |
![]() 私と親しい「カナダde日本語」の美爾依さんは次のように書いている。
私は基本的に美爾依さんを支持しているのですが上の意見に関してはちょっと違うように思います。まず私は共謀罪こそ憲法改悪という本丸を落城させるために突破しなければいけない大手門だと思っていましたがそれは国民投票法でも良いのだということに気づきました。後者に関しては民主党も賛成しているわけですから翼賛国会で通すのは彼らからしてみれば簡単なことなのではないでしょうか?メディアは共謀罪以上にまったく報道していませんからほとんどの国民はその違憲性や凶暴性について知らないのです。それを理解すればその法案が通るということは憲法改悪がほとんど決定することになるということについても大半の人々は知らないのです。共謀罪を通さなくても国民投票法案を通してしまえば憲法改悪したに等しいですからそうなってしまえば共謀罪を通すことなど朝めし前となるでしょう。やらせのテロが起こる可能性も大です。今の呪縛された国民の意識を私たちの側に変えるのは大変なことだと思います。問題なのは既存の野党である共産党がそのことにあまりにも反応していないことです。去年、私は以下のメールを共産党に送りました。 |
横浜事件<o:p></o:p>
被害を受けた人たちと心の通い合う司法でないと、法の威信は失墜し「法の支配」の基盤が揺らぐ。“人権の最後の砦”としての使命を果たすためには、過去と率直に向き合う姿勢が必要だ。<o:p></o:p>
元被告の無念胸に刻み<o:p></o:p>
戦時下最大の言論弾圧事件とされる横浜事件の再審は、東京高裁でも「無罪」ではなく、「既に治安維持法は廃止されている」との形式論で裁判を打ち切る「免訴」だった。<o:p></o:p>
多くの研究などで拷問による冤罪だったのは明らかなだけに、この結論は残念だ。<o:p></o:p>
雑誌編集者ら数十人が「共産主義を宣伝した」などと治安維持法違反で逮捕され、有罪判決を受けた。4人は特高警察の激しい拷問で獄死した。敗戦後になっても裁判官は有罪の判決を出し続け、被告とされた人たちは長い間、解放されなかった。<o:p></o:p>
事件をでっち上げた警察、容認した検察官だけでなく、司法も加担したとの批判を免れない。<o:p></o:p>
釈放後、元被告たちは無罪判決による名誉回復を求めて何度も再審請求したが請求棄却が繰り返され、やっと再審判決が出たときには全員死亡していた。<o:p></o:p>
昨年2月の横浜地裁判決には事実経過などに対する弁解めいた言及こそあったものの、司法としての真摯な反省は感じ取れなかった。その言及さえ高裁判決は批判しているように読める。<o:p></o:p>
1963年、いわゆる巌窟王事件の再審無罪判決の際、名古屋高裁の裁判長は強盗の濡れ衣を50年間着せられてきた被告に「先輩が犯した過ちをひたすら陳謝する」と頭を下げた。こうした謙虚さこそが信頼を深めるのである。<o:p></o:p>
治安維持法は戦争遂行のための旧憲法下の思想統制法だ。人権を尊重する現憲法下では横浜事件のような弾圧は起こりえないと考えたい。<o:p></o:p>
だが、法体系が変わっても、法の執行者が過去の過ちを見つめていないと人権は大きな影響を受ける。<o:p></o:p>
司法は国家統治機構の一翼とし治安に関する責任の一端を担う一方、「人権の砦」として大きな役割を負うが、現実には捜査当局や行政を十分チェックできないなど厳しい指摘がある。<o:p></o:p>
教育現場で日の丸・君が代に対する敬意を強制され、教育基本法改正で愛国心養成が導入されようとしている。国民の内心に対する公権力の介入が強まりそうなだけに、人権を守る最後の砦としての役割はますます重要だ。<o:p></o:p>
法の運用、執行を担う人たち、とりわけ最終関門である司法の関係者は、冤罪の被害者の無念を胸に刻み込んでほしい。<o:p></o:p>
身柄を拘束され、すでに4ヶ月が経った。不当な長期勾留によって、クリスマスもこのお正月も家族団らんで迎えることが出来なかった植草氏の心情を思うと、胸が痛む。
微罪と言える痴漢容疑でここまで長期勾留する理由がどこにあるのか。植草氏が一貫して否認していることも理由にあるのだろうが、植草氏を保釈して真実を語られることを恐れている検察は、何が何でもこのまま勾留し続け、有罪に持ち込みたいと企んでいるのだろう。
第二回の公判で目撃者なる証人が出廷したが、証言内容に多くの疑問点や思わず口走った「私服」という致命的な証言で検察も苦境に立たされ、戦略の見直しを考えているはずだ。
今月25日の第三回公判でも検察側証人が出廷し、綿密に打ち合わせした証言を行うのだろうが、捏造したシナリオを証人が検察の思惑通りに証言するか、それとも取り返しのつかないミスを犯すか。
頭脳明晰に根拠を挙げ、植草氏の逮捕は国策捜査だと一貫して擁護してこられた神州の泉氏もこのように述べている。
第三回公判は故意に捏造する証人たちの証言が破綻する可能性は非常に高い。
だからこそ、この公判自体の注目度を極力低めようと官邸筋が画策することは大いにあり得ることである。逆説的に言うなら、無理にこしらえた植草冤罪を長期にわたって継続し公判を開き続けることは、謀略側にとって非常に大きなリスクなのである。彼らは出来るならしたくないと考えているに違いない。
公判を無理やり引っ張って、ありもしない事件を、いかにも事実であったかのように法廷で偽装するには限界があるだろう。この間の第二回公判でも、「私服が」という致命的な証言の失敗が起きている。次回公判もそれに輪をかけて取り返しの付かないミスが生じる可能性は極めて高い。(一部引用)
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2007/01/post_e117.html
私を含め植草氏の逮捕は国策捜査によるものだと指摘している理由に、りそな銀行破たん処理を巡って,小泉と竹中が仕組んだと噂されている「りそな銀行インサイダー疑惑」が挙げられる。
このことをいち早く指摘したのが植草一秀氏であったことは知られているが、最近になってその噂を裏づけるかのような記事も目に付くようになってきた。
昨年12月に朝日新聞が「りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍」スクープ記事として書いた。
しかしその記事を書いた記者は連載の前日不審な死を遂げている。
取材を通して何か重要な事実を掴んでいたとしたら。又、りそなの会計士も当時不審な死を遂げている。
りそな問題にはとてつもない力が動いているのではないか。りそなに関する問題に触れることは命がけなのかもしれない。この問題が植草氏が指摘する、小泉―竹中売国奴政権によるシナリオ通りの展開だったとすれば、植草氏の発言を封じ込める為にも、ある官邸筋の人物の意向を受けた検察は、いかなる手段を
使ってでも、植草氏を有罪に貶めるだろう。前回のように裁判官も一緒になって・・・
以下の文はマッドアマノ氏の「本音のコラッム」から引用したものである。
痴漢容疑で東京拘置所に3ヶ月以上も勾留され現在係争中の植草一秀氏の逮捕の理由はりそなに関する疑惑について触れたからだ、と書いたけれどいよいよもってこれは推測の域を出て当たらずとも遠からずのようだ。そして、非常に恐ろしい状況に突入していると断言していいだろう。
「りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍」という見出しの朝日新聞12月18日
http://www.asahi.com/politics/update/1218/002.htmlのスクープ記事を書いた記者が記事の掲載の前日に不審な死を遂げている。表向きは「自殺」だが果たしてそうだろうか?日刊ゲンダイが「朝日新聞 敏腕記者が自殺」という見出しに続いて次のように伝えている。
「朝日新聞の48歳の論説委員がさる17日に自殺した。海に飛び込んで亡くなったというが、この人、かつて敏腕記者として鳴らした。80年代後半に起きたリクルート事件の発端となった疑惑をつかんだことで、戦後最大級の疑獄事件の実態が明るみになった。日ごろはボサッとした髪に黒縁眼鏡をかけ冴えない感じだが、いずれは朝日名物の天声人語を担当するとも目されていた。そんな人物がなぜに自殺したのか、朝日社内は大揺れだ。」
朝日新聞は大揺れだそうだ。朝日はこの記者の自殺を報じたのだろうか。恐らく報じていないと思う。もしそうだとすれば何か大きな圧力があったのではないか、と推測できる。
亡くなった記者はスクープ記事以外にも何か重要なことを掴んでいたのかも知れない。それが記事になっては困る人・組織があるのかも知れない。
いずれにしても「りそな問題」は鬼門だ。
植草氏がブログなどで「りそな救済劇の小泉・竹中インサイダー疑惑」を追及せよ、と書いたことが逮捕への引き金になったのではないかという推測が成り立つかも知れない。
植草氏の痴漢容疑不当逮捕は単なる冤罪ではなくあらかじめ用意周到に計画されたデッチアゲではないか、という疑問はぬぐい去ることができない。
★参考までに「怒りの投稿」のYさんのコメントを紹介します。
(引用、ここから)
[6823] no subject 投稿者:Y 投稿日:2006/12/22(Fri) 11:42
阿修羅で、17日に海に「飛び込み自殺」したとされる朝日新聞論説委員の鈴木啓一さんは、横浜支局にいた1988年に、リクルート事件の発端となった川崎市助役の疑惑をつかんだ(川崎市の助役がリクルートコスモスの未公開株を上場後に売り抜け、1億円の売却益を得ていたとの情報を入手した)実績があるそうです。
鈴木さんが「飛び降り自殺」をした翌日、朝日新聞に大スクープ「りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍」が掲載されたそうです。この記事に鈴木氏が関与していたとの噂があるそうです。
あくまで噂にすぎず、今のところなんの証拠もないそうですが、りそな銀行が自民党への融資を10倍に増やしたという記事を読んで思ったのは、りそな銀行の国有化は自民党がりそな銀行を私物化するために、故意に債務超過に陥らせて税金を投入したのではないか、という疑念です。
あたかも銀行を救済するようなイメージを取り繕いながら、実は政権政党によるとんでもない犯罪が行われていたのではないか、そのことをこの記事は伝えてようとしていたのではないか。もしこの記事に鈴木さんが関与していて、これからその事実を書こうと取材を進めていたのであれば、あるいはすでに証拠を入手し、記事に書こうとしていたのであれば、なぜ鈴木さんが「飛び込み自殺」をしたのか、その理由がわかるような気がするのです。
鈴木さんは48歳。論説委員で、将来「天声人語」を書くことが期待されていた辣腕記者だったそうです。そのような記者が、この寒空の下、海に飛び込んで自殺をするようなことをするでしょうか。そもそも自殺だと断定する根拠はあったのか、誤って海に落ちたのかもしれないし、だれかに突き落とされたのかもしれない。自殺と断定した警察発表をまず疑ってかかるべきですが、鈴木さんの死因に関する続報はいまのところまだ聞こえてこないようです。
朝日新聞では藤田さんを支え、ともに耐震偽装の追求をしていた記者も亡くなっています。この記者の死因については「自殺」「他殺」「病死」説いろいろあるようですが、植草さんの事件についてもわかるように、政権の根幹を揺るがすような犯罪の告発をしようとする人たちが不可解な死や事件に巻き込まれていることを考えると、国民の知らないところで権力によるとんでもない犯罪行為が行われているのではないか、との疑念がわいてきます。問題は警察や検察や裁判所がその仲間であるために、犯罪を裁くことができないということです。
なにかと批判されることの多い朝日新聞ですが、NHKへの政治介入を告発した記事や、今回のりそな銀行の自民党への融資額10倍をスクープした記事など、朝日の記者の中には権力に毅然と戦いを挑む勇気と正義感のある記者たちがいて、その人たちを国民は応援しなければならない、ということです。
自民党に対するりそな銀行融資10倍の記事は、朝日のスクープのあと、東京新聞や日刊ゲンダイでも報道されました。日刊ゲンダイは、りそなが自民党への融資を増やしたのは、公的資金を投入してもらい、助けてもらったのでそのお礼をした、というような論調で、融資はあたかもりそなの意志であるかのように報じていましたが、国有化されたりそなが自分の判断で融資ができないことは自明の理であり、これも追求の矛先をそらすための情報操作の一種だとの印象を持ちました。
朝日新聞頑張れ、と言いたい。
http://www.parody-times.com/join/col_honne/honne.html
自民党の中川秀直幹事長は16日の記者会見で、「新聞に『残業代ゼロ制度』などと書かれているようでは、制度の本来の内容、目的がまったく十分に説明、理解されているとは思えない」と指摘した。自民党国対幹部も15日、「試合終了だろう。(与党側と)相談もせずに法案を提出するしないを判断できるのか」と語り、公明党幹部も「我が党の雰囲気は極めて厳しい」。外堀は、ほぼ埋まった。
しかし、官邸が当初から、WEへの反発の大きさをしっかり認識できていたわけではなかった。
首相は5日、与党の慎重論について問う記者団に、「日本人は少し働き過ぎじゃないかという感じを持っている方も多いのではないか」と、制度が労働時間短縮につながると説明。WEは「少子化(対策)にとっても必要」と、法案提出を目指す考えを示していた。
柳沢厚労相は「(与党の反発には)誤解がある」と与党幹部らの説得に回ったが、格差問題などへの対応が迫られるなかで、「経済界寄り」の法案は野党に格好の攻撃材料を与えかねず、参院選に影響するとの懸念がさらに強まった。政府関係者は16日、与党側の「最後通告」に近い反発を前に、「根回しも足りないまま打ち上げ、説明が後手に回った。こういう状況になった以上、今国会は出せないということだ」と悔やんだ。
一方、厚労省の準備不足も際立った。昨年末にまとめた審議会の報告書では、対象者の年収条件を明記せず、労使の対立した主張を併記。与党の反発を受けて「年収900万円以上」などの条件を示したが、対象者が「20万人」という試算はどんぶり勘定。かえって労働側から「導入後に範囲を拡大する意図が見える」などと批判を招く結果になった。
ただ、今国会で改正を予定している労働関係などの法案は、労使の利害調整を経て「寄せ木細工」(厚労省幹部)のようになっている。産業界が求めるWEを実現するのとセットで、労働側が求める残業代の割増率アップや、最低賃金法の強化などを産業界に受け入れさせた経緯があり、この日もパート労働法の改正案要綱が出たばかり。パートへの厚生年金の適用拡大の議論もこれからのタイミングだ。WEを認めないとなれば、全体が崩れるおそれがある。
日本経団連幹部は「WEの見送りは、総理の決断だから仕方がない。だが、(パート労働法改正など)全部セットの話なんだから、全部なし、ということだ」と話す。
一方、連合も「見送りは選挙目当て。参院選後は提出に向け再び動き出す」とみる。他の法案への影響を懸念し、「手放しで喜べない」のが本音だ。
【asahi.com】
http://www.asahi.com/politics/update/0116/014.html
安倍晋三も、参議院選挙を控えての「残業代踏み倒し法案」の今国会提出は、さすがに出来なかったようだ。
つい最近までは、「この制度が導入されれば、労働時間が短縮され、家で過ごす時間が増え、少子化対策にも必要で、出生率増加に役立つ」なんて日本の労働形態を全く理解していない馬鹿丸出しの発言で、法案提出に前向きだったくせに。
参議院選挙を控えて、与党自民・公明党から「今国会に法案を提出したら国民から反発され、選挙は不利になる」と一斉に突き上げを食らった格好で、断念したってわけだ。
結局は党利党略のための見送りで、参議院選挙の結果次第で、再度提出してくることは間違いない。
この法案もアメリカからの強い要求と財界の強い要請によって、日本の労働形態をアメリカの制度に変えようとするもので、完全解禁を目前とした三角合併を見込んでのものだ。
この三角合併(外国企業が日本の子会社を通じて日本企業を買収すること)によって、日本の一流企業も外資によって乗っ取られはじめている。
経団連会長御手洗のキャノンが良い例だ。下に示すように日本の一流企業が、外資の買占めにあっているのだ。あのソニーでさえ外資株比率が半分以上になってしまっている。
三菱UFJ銀行33.7% 三井住友銀行39.4% キヤノン47.3% 武田薬品43.7%
花王49.5% HOYA54.3% ローム51.6% 富士フイルム51.1% 塩野義製
薬41.5% アステラス製薬47.3% TDK44.6% ソニー50.1% ヒロセ電機
39.3% コマツ35.6% 東京エレクトロン49.8% SMC49.3% 任天堂41.1%
村田製作所37.8% パイオニア37.8% 小野薬品35.0% 日立製作所39.5%
三菱地所38.3% 三井不動産45.0% 大和證券37.1% 野村證券43.6% セコム
43.3% 栗田工業37.3% 第一三共32.3% コニカミノルタ41.4% リコー39.
0% 参天製薬36.3% 日東電工55.9% 信越化学36.3% ヤマト運輸31.2%
JR東日本30.6% KDDI31.4% 三井化学29.7% 積水化学33.6% ホンダ
35.5% スズキ35.7% ヤマハ発動機31.9% 京セラ34.8% 東京ガス32.7%
オリンパス34.7% 大日本印刷34.2% 日立39.5%
時価総額の大きい企業は、大型買収に伴う負担が小さく、無理なく買収に乗り出せる。
リストラで経営体質が改善したうえ株価が割安な企業は、格好な標的とされる。
日本では株式市況の低迷もあり、トップ企業といえども株式時価総額は欧米の巨大企業に比べて著しく小さく常に買収の対象になりうるのだ。
今回のこの法案の導入も、先を見越した外資企業が、日本の労働形態を壊し、アメリカの労働時間制度に変えていく為のもの、外資企業からの政治献金も解禁になり、アメリカの忠実なポチ公でもある小泉―安倍売国奴政権にとっても必ず導入しなければならない重要な法案なのである。
http://www.mag2.com/m/0000154606.html
まぐまぐ大賞政治部門第一位!わかりやすい!面白い!得をする!政治経済の裏にある「あなたが絶対に知らない」ような情報を発信します。
このマガジンを読むと政治経済の謎が解けるでしょう。
独創的な情報分析マガジンです。
過去記事http://blog.mag2.com/m/log/0000154606
2ちゃんねるを廃止したい政府の介入疑惑について
2ちゃんねる差し押さえの件について
これはいうまでもなく、
現在の日本の政権の言論弾圧にそうものである。
先日、突然、自民が、ネット弾圧に乗り出した。
つまり国民資産340兆円売却計画や、高速道路売却計画や、
会社を紙切れで外資が買える法案は、真相が知られると
とてもまずい。
それに植草一秀氏の件や、りそなインサイダーもそうである。
自由な言論は頭にくるということだ。
だから、2月に施行されるという、とんでもない法案を
可決している。
それは、著作権法違反や
名誉毀損だと感じた場合、そのプロバイダーに、本人の同意なく、
その書き込んだ人の情報を開示せよというものだ。
←この部分は、インターネットで検索してもなかなか出てこないようにされている。
<参考>どこどこ日記
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/fcacf197b9bd5659faaf21124aa6ef9e
今回、共謀罪と一緒に法務省が提案しているサイバー犯罪対策を見ると、
容疑が浮上した段階でプロバイダーに「サーバーの保全要請」
をかけることが出来るようになる。
つまり、サーバーに残る「アクセス記録消去禁令」だ。
ネットの世界の「個人の時間」を100%把握することが可能となる。
しかも、捜査当局は「著作権法違反事件」の捜査のために、インターネットに向かう
全国民を監視対象とすることになる。
引用終わり
本当に名誉毀損かどうかわからないというときには、勝手にプロバイダーが
情報開示するのはおかしいと思われる。
この2ちゃんねるを告発している相手男性は、個人なのかもしれないが、
この男性の問題とは別の観点で政府側からこの問題を見てみたい。
一般に
公に関係する人を扱っており、悪いことをやっており、かつ告発が真実であれば、名誉毀損ではない。
しかし、公に関係する、つまり政府側は、本当に悪いことを
している場合、それが真実であればあるほど困ることになる。
いろいろと法律的には最初のためぼやかして書いてあるが目的はそこにある。
つまり、政権側に隠し事があるばあい、法律を使って自分に都合の悪い人間を
検閲するために使うのである。
今回の2ちゃんねる訴訟も、もともとは、通常のクレームだったのが、
途中から変更したのではないだろうか?つまり
なんらか、バックでサポートする勢力がついたのではないか?
私は、以前誤解からSHIGEZO69というブロガーから、誹謗中傷を受けたことがある。
小野寺光一へのブラックPRの経緯
http://blog.mag2.com/m/log/0000154606/107046537.html
このSHIGEZO69は、別に政府とは何の関係もない。
しかし、彼が、ほとんどアクセス数が少なく(一日150ぐらいと書いていた)
私のほうが当時、1500通以上の読者を持っておりリンク数も多かったが、
なぜか彼のブログが 小野寺光一で検索をかけると上位表示されるのである。
今でも彼は更新をやめているのに、上位表示される。実は理由があるのだ。
これには、以前、彼自身も驚き、自分みたいな一日のアクセス数が、○○数ぐらい
のヒット数なのに、1500通以上もメルマガを発行しているコーちゃん
(小野寺光一のこと)より上位表示されています。だめですね~コーちゃんなどと
といっていたが、この時点では、私も、SHIGEZO69も、まったく誰か第三者が
紛争に介入しているとは知らなかった。
実は、私とSHIGEZO69との対立をあおっている隠れた第三者がいたのである。
つまりもともとは、誤解から生じたものであり、それは、当事者同士で
論争のやりとりをすればいい話であるが、どんどん、彼の私に対しての、以前、
悪口を書いた部分が喧伝されていくのであった。
<驚くべき発見>
当時、高性能な機械をつかってアクセス対策をしてくれる会社の
ツールをつかって相手のブログのリンク数を調べたら、
驚くべきことに、GOOでのリンク数が、60程度、他も60~70程度だったのに、
ヤフーが1996もリンク数を張っているのだった。
しかもこれは目に見えない形でである。
つまり、リンク数が多いと上位表示されやすくなるわけだが、
本当にリンクさせたら、1996もリンクをホームページに張らなくてはいけない
わけで、
実際にその数のホームページを用意しなくてはならない。しかしどこを調べても
そんなにホームページはないのであった。
というわけで、コンピューター上、1996もリンク数があるようになんらかの
細工をしたと考えられる。なぜなら、彼のブログへのリンク数は、調べても
せいぜい、60程度しかなかったからだ。
ヤフーと政権は連携しているとよく評判になっていた。
また、変なウイルスメールを私はもらったこともあった。
これもヤフーと政権の関連を指摘したところピタッととまった。
<何者かがコンピュータウイルスをメーリングリストに配信する>
→そのときのメッセージ
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/message/113
過去記事一覧(添付ファイルは開けないこと)
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages/1
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages/31
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages/61
これの87番はあけないでください。
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages/91
これの92番のELIZABETHというのはあけないでください。
105から112番もそうです。
添付ファイルがはいっているものはあけないでください。
コンピュータウイルスは添付ファイルと一緒にやってきます。
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages/121
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages/151
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages/181
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages/211
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages/241
http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages/262
私は、今回の2ちゃんねる騒動はおかしいと思う。
これは、
2月から施行するという、プロバイダに本人の許可なく情報開示せよと
いう法律施行を前に、2ちゃんねるを強制廃止することで、
ほかのホームページにもいうことを聞かせようとするためではないか?
つまり隠れたインターネット弾圧を
ひそかにやっているということである。
ここで気づくのは政府は個人情報保護といっておきながら、
自分自身がそれをもっていないのは許せず、他人の保護の権利はふみにじるという
ことだ。
実際に2ちゃんねるでは、そういう問題のある投稿は自主的に
削除するようにしているし、
警察からきちんと開示せよと言われた場合は、開示している。
今回、背後に前小泉政権がいるのではないか?
2ちゃんねるのスレッドでは、またばくた氏が一生懸命これをあおっている。
フルー厨(070619)φφ ★ ←私から自民党のアルバイトと指摘されて上司に
怒られて反省したためかファイマークと星からφφ二つに変更している。
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1168807893/201-300
ネット】「2ちゃんねる」閉鎖か 仮差し押さえ請求、再来週にも強制執行★119
1 :フルー厨(070619)φφ ★ :2007/01/15(月) 05:51:33 ID:???0 ?BRZ(5555)
ネット界激震!賠償命令を無視し続けてきた「2ちゃんねる」(2Ch)の管理人、
西村博之氏 (30)の全財産が仮差し押さえされることが12日、分かった。
債権者が東京地裁に申し立てたもので、対象となるのは西村氏の銀行口座、
軽自動車、パソコン、さらにネット上の住所にあたる「2ch.net」にまで及ぶ
見込み。執行されれば掲示板が一時停止するのは必至だ。
(以下略)
iZA!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/media/34702/
前スレ:[ニュー速度+]【ネット】 2ちゃんねる、閉鎖か…すでに壷は差し押さえ
られ★118
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1168787399/
※ これもバグ太である。同タイトルのその1では相変わらず独特のマークを
つかっているが、その2とその3では意識して使っていない。
閉鎖】再来週にも2ちゃんねる停止?-西村氏差し押さえられる★3
1 :朝まで名無しさん :2007/01/14(日) 11:53:49 ID:0GMn1QfA
ネット界激震!! 賠償命令を無視し続けてきた日本最大の掲示板「2ちゃんねる」(2Ch)の管理人、
西村博之氏(30)の全財産が仮差し押さえされることが12日、分かった。債権者が東京地裁に申し立てた
もので、対象となるのは西村氏の銀行口座、軽自動車、パソコン、さらにネット上の住所にあたる2Chの
ドメイン「2ch.net」にまで及ぶ見込み。執行されれば掲示板の機能が一時停止するのは必至だ。
12日午前、仮差し押さえを申し立てたのは、西村氏に対して約500万円の債権を持つ東京都の会社員の
男性(35)。
男性は2Ch上で自身や家族の実名、住所を晒され、「人間の屑」「ネットストーカー」などと誹謗中傷された
ため、昨年8月、管理人の西村氏を相手取り、東京地裁に書き込み者の情報開示を求める申し立てをした。
西村氏が出廷してこないまま同9月に開示を命じる仮処分が出たが、何ら対応が得られないため、
間接強制で1日5万円ずつ制裁金を科すこととなった。それでも西村氏の法廷無視は続き、決定から
100日を経て債権は500万円に膨れあがった。
夕刊フジ既報の通り、西村氏は一切の賠償命令を意識的に無視し続けている。昨年11月の講演会では
「子供の養育費の踏み倒しと同じ。賠償金を払わせる方法はこれ以上ない。イヤなら法律をつくればいい」と
強弁した。
強気の背景には、何ら差し押さえられるはずがないという自信があるとされる。西村氏には固定資産がなく、
給与の流れも不明なので、一般的な差し押さえは無理。弁護士が銀行口座を探り当てるなどしてきたが、
西村氏も海外に資産を移すなど対抗策を講じてしまい、どの債権者も手をこまねいているのが現状だ。
関係者によれば「(西村氏は)時効成立まで逃げ切るつもり」だという。
ソース:ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007011201.html
関連スレ(早すぎ)
【ネット】再来週にも2ちゃんねる停止? -ZAKZAK-★5 [01/12]
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1168579263/
前スレ
【閉鎖】再来週にも2ちゃんねる停止?-西村氏差し押さえられる★2
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news2/1168605712/
突然、
■■■判決■■■法廷で繰り返し強調していたが・・・
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/127A1B93B2E2D861492570FC000222F7.pdf
被控訴人は,一人で数百にものぼる多数の電子掲示板を運営管理し,
日々,刻々とこれに膨大な量の書き込みが行われるため,
すべての書き込みに目を通すことは到底不可能であるから,
個々の著作権侵害の事実を把握することはできない,と法廷で繰り返し強調していたが,
仮に被控訴人の主張することが事実であったとしても,
著作権者等から著作権侵害の事実の通知があったのに対して
何らの措置も取らなかったことを踏まえないままにこのように主張するのは,
自らの事業の管理態勢の不備をいう意味での過失,
場合によっては侵害状態を維持容認するという意味での故意を認めるに等しく,
過失責任や故意責任を免れる事由には到底なり得ない主張であるといわざるを得ない。
403 :心得をよく読みましょう :2006/11/08(水) 05:05:09 ID:s1OGnNnb
■■■■ 削除ガイドラインに法的効力なし ■■■■
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/127A1B93B2E2D861492570FC000222F7.pdf
また,被控訴人は,本件掲示板の運営者として,
削除依頼は削除依頼掲示に記載すべきものとするガイドライン(甲9)を設定しており,
これ以外の方法による削除要請を受理しなくともよいかのごとく主張するが,
これは,被控訴人が一方的に取り決めた通告方法にすぎず,
本件掲示板に何ら特別な関係を持たない控訴人らに法的な効力を及ぼすことはできない。
404 :心得をよく読みましょう :2006/11/11(土) 21:40:10 ID:uzUm0q1r
■■■■2ちゃんねるが敗訴した判決文■■■■
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/127A1B93B2E2D861492570FC000222F7.pdf
小野寺注
これが奇妙なのは、裁判所のホームページで突然、判決文を公表しだしたということだ。
こんなのは前例がないはずである。
一ヶ月以内の3件までと書いてあるが、これは、最近になって突然つくられたもので
ある。
つまり政府が全面的にバックアップしていると推測される。
http://www.courts.go.jp/ 最新の判例という欄ができている。
というかこの裁判所のホームページも奇妙である。いったいいつからこんな
ホームページができたのだろうか?
そして
上記のばくたスレッドでは
こんな書き込みを 組織的に行っている。(小野寺)
423 :心得をよく読みましょう :2006/12/02(土) 21:06:51 ID:BvwP3k9Q
俺は初めて2chをのぞいた日に、心底気分が悪くなったのを覚えている。
誹謗中傷で一杯だったからね。偏見と差別と傲慢に満ちた最低なサイトだと思ったよ。
だってさ、誰一人として建設的な意見をかく奴はいないもの。何かを貶めて壊す姿勢だけで、
何かを創る姿勢は皆無。正論を言う奴ほど徹底的に潰されて、足を引っ張られるんだよ。
何一つとして自分の見解を述べず、何の意見もない連中が、重箱の隅をつつくような
揚足とり を繰り返して悦に浸る場だもの。しかも、善悪二元論で中間がない。
全てにおいてバランスに欠けた
認識に満ちている。2chは自己愛性人格障害のたまり場だよ。中国だの朝鮮だの
言っているけど、 愛国者きどりの2ちゃんねらーこそ、最も民度が低くて最低な
連中だもの。 まだIPがあるスレはいいけど、ないスレだと一日中パソコンに
向かっている奴が執拗な挑発を
繰り返してくるもの。それだけ構ってほしいんだろうけど、いい迷惑だよ。
他人を傷つける
発言が多すぎる。何を勘違いしているんだろ?2chはナルシシストの巣窟だよ。
もう俺自身、2chからは随分遠ざかっている。真剣な話、この2chは閉鎖すべきだよ。
ここまで最低な人間がこの国の中に山ほど居ると思うと、心底頭が痛くなるしさ。
424 :心得をよく読みましょう :2006/12/02(土) 21:33:32 ID:v+IBB/4I
>>423
それで閉鎖したらすげぇな
425 :心得をよく読みましょう :2006/12/03(日) 02:42:28 ID:AlZEbd7D
2ちゃんなんて消えればいーのに
こんな糞サイトがあるから社会のゴミが増えるんだよ
426 :心得をよく読みましょう :2006/12/03(日) 15:26:22 ID:DWlyjbhE
”愛国的”な2ちゃんねらーの滅茶苦茶な言動を見て、俺は日本人であるにも
関わらず反日的になったもの。
もともと小林よしのりさんの意見に賛成で右翼っぽいガキだったけど、
2chでの余りにも 下品で民族主義に凝り固まった誹謗中傷を見ていて、
心の底から右翼にも日本にも失望したもの。
2chが社会の全てではないのは確かだよ。でも、ここまで心ない人間が
山ほどいるのは紛れも無い事実 なんだからね。
俺は2chは日本の歴史の中での汚点であると言っても過言ではないと思っている。
本当に最低だよ。
小野寺
そして、現在ネット上では急速に 2ちゃんねらー=悪ということで
ブラックPRが進行中である。いままでみたことのない
2ちゃんねるに悪意のある、ホームページが上位表示されるようになった。
つまり植草一秀が真相を告発しているのを許せない人たちが
ついに、共謀罪を可決する前にわれわれに
牙をむいてきたというのが真相であると思われる。
2ちゃんねらーはこの不当な裁判所命令がおかしいという世論を
喚起し全面的に戦うべし。
ドメインを押さえるなんて聞いたことない。
具体的には新聞社にこれは、自由な言論の弾圧ではないかと
電話すべきである。
枠組みは、この男性VS2ちゃんねるではない。
政権VS自由な言論である。
国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジン
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過去記事http://blog.mag2.com/m/log/0000154606
※小泉構造改革・売国奴・郵政民営化・道路公団民営化・猪瀬
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内部告発をした三井氏に怒り狂った権力側の国策捜査でしょう。
マル激トーク・オン・ディマンド 第203回(2005年02月18日)
http://www.videonews.com/on-demand/201210/000307.php
三井環裁判の判決から見えてくるもの
ゲスト:三井環氏(元大阪高検公安部長)
検察の裏金疑惑を告発していた三井環氏に、2月1日実刑判決が下った。三井氏自身は以前にこの番組に出た際にも、容疑の内容そのものを否定しているが、百歩譲ってそこに何らかの犯罪要件が成立していたとしても、三井氏の容疑は20数万円程度の接待だの、住んでいない住所に住民票を移しただのといった、微罪も微罪、社会通念上は到底犯罪とは呼べないようなものばかりのように思われる。
しかし、検察は三井氏が検察の裏金疑惑に関して実名でテレビインタビューを受けることになっていた日の朝、三井氏をこの超微罪で逮捕し300日を越える拘留を続けた。そうした上での今回の判決だった。しかし、勝訴に絶対の自信を持っていた三井氏及び弁護団の予想を裏切って、大阪地裁は三井氏に実刑判決を下した。
はたしてこの判決は妥当なものなのか。その裁判所さえもが判決の中で、裏金疑惑の糾明が必要であると指摘しているにもかかわらず、南野法相は調査の必要無しとしていることを、われわれはどうみるべきなのか。検察のトップにまで及ぶ「調査活動費」裏金疑惑問題と三井氏に対する今回の判決の意味するところを、三井氏とともに考えた。
時事通信社:2007年01月12日 21時10分
内閣府は12日、日本経済の決算に相当する2005年度国民経済計算を発表した。ドル換算した国民1
人当たりの名目GDP(国内総生産)を世界各国と比較すると、成長率が相対的に低かったことやユーロ
高の影響により、04年の11位から14位に後退した。
GDP総額は米国に次ぐ第2位を維持したが、1人当たりの比較ではフィンランドやオーストリアなどに
抜かれた。両国はユーロを採用しており、ユーロ高がドル換算のGDPをかさ上げした形。
家計の所得から税金や社会保障費を引いた可処分所得は、04年度比0.7%増の290兆3000億円
。一方で所得に占める貯蓄の割合を示す貯蓄率は、8年連続低下の3.1%と過去最低を更新した。所得
の増加や株価上昇に伴って消費が伸びた上、定年を迎えて貯蓄を取り崩す人が増えたためとみられる。
日本は国全体のGDPはアメリカについで世界2位であるが、上記記事のように1人当たりのGDPは世界で14位、国民が生活に満足しているかどうかという幸福度では世界90位 http://blogs.yahoo.co.jp/worldforum2007/14365509.html というかなり不思議な国なのである。
確かに集団での組織力は強く、効率的に多くのものを生み出す能力や実績は世界一級であるのだが、それにも関わらず、生産高に多少は比例しても良いはずの個人レベルに落とした幸福感では、世界の三流国なのである。
つまり多くの物を生み出す割には、個人的に与えられる報償は少ないということを意味するし、生活環境的にも西洋世界から比べると、基本的生活インフラが貧弱であったり、同レベルの物やサービスを受けようとすると個人の金額負担が大きかったりする。だから、西洋人は日本に住みたがらないし、外国の生活感覚を覚えた日本人は再び外国で住んでみたくなるのである。
わかり易い具体例としては、米国の一流企業の考え方として、日本に赴任する人々には、米国と同じ住環境を与えるという駐在ルールをとる会社を2社知っているが、彼等はなんと月150万円~200万円の家賃の広尾の貸しマンションに住んでいる。年間の家賃金額ではなくて、月間の家賃金額なのである。裏返せば、いかに東京の住環境が高くつくかということを表している。日本は基本インフラにかかるお金が高すぎる。
個々人の生産性が高く、幸福度が高い国はヨーロッパの小国に多い。
安倍さんが『美しい国』で求めているのはかなり曖昧でわかりにくい。総論そのものもわかりずらく、各論もあまりない。
一方で、日本国民が求めているものは『国民一人一人の生活レベルと幸福度』の向上にある。この幸福度を世界の三流から二流へ、そして一流にしてゆくには、何をどうしたら良いのかということを政治家には考えてもらい追求してもらいたい。
我々は日々の仕事で手一杯で、それらを具体的に考える暇は無い。だから選挙で議員を選んでいるのであり、政局をどう乗り切るかとか、党内外の権力闘争ばかりにエネルギーを使う政治家は、政治家本来の仕事を見失ってはしまいか?
時たま選挙の時に無理やり作る抽象的な美辞麗句の無内容スローガンなどはもう聞き飽きた。
幸福度の高いヨーロッパの小国も、実際は高齢化社会に向かいつつも、うまく対処して、幸福度を保っているのである。そういう国から日本が学べることは多々あるはずである。
そういうことを学びながら、日本が幸福度世界一になるためには、今の日本の何をどのようにしていったら良いのか?という具体的なビジョンを描いてもらいたい。そして、今後の日本が向かう高齢化社会で、そのビジョンの一つ一つをどう実現/展開して行ったら良いのかというグランド・デザインワークができるような視野が広く・スケールの大きい政治家は日本にはいないのであろうか?