日本では鳩山由紀夫元総理のクリミア訪問での編入容認発言や訪問の目的が美人検察トップ・ボクロンスカヤ氏との面談だったのでは?と平和ボケで指導者の資質が問題になっていますが、ロシア・プーチン大統領のクリミア編入は本気でした。どこを攻撃目標に核兵器を配備したのか詳細は分かりかねますが、核兵器使用はあってはならないことです。日本が中立・仲介の立場を捨て一方的に米NATOに加担し、ロシアが自国の領土として主張しているクリミアや停戦の約束が守られていない親露ウクライナ地域へ西側の攻撃を容認すれば「核兵器使用の可能性」があるのです。ここまで事態は切迫していたのです。部分的とはいえ核戦争を結果容認してしまえば世界で唯一の被爆国日本の影響力はかなり低下します。平和のための核兵器使用を絶対させない独自外交の必要性が出てきました。
「最低の宰相と呼ばれた男」鳩山氏がメロメロ、検察トップで美人のナタリア・ボクロンスカヤ氏
以下コピー ロシアのプーチン大統領は15日に国営テレビで放送された番組で、1年前にウクライナ南部クリミアを一方的に編入した際、核兵器の使用を準備していたことを明らかにした。ウクライナを支援する北大西洋条約機構(NATO)との全面対決という事態に備えたという。一連のウクライナ危機でロシアの強硬姿勢が明らかとなったことで、欧米が反発し、ロシアとの対立がより先鋭化するのは必至だ。
番組は18日でクリミア編入を宣言してから1年となるのに合わせて制作された。プーチン氏は、クリミア編入を国際法違反と批判する欧米がどう反応するか予測できず、「軍にしかるべき策を講じるよう命じた」と説明。核兵器の準備に関して「我々は強引にやるつもりはなく、そうせざるをえなかった」と述べた。
また大統領は「クリミアは歴史的にロシアの領土であり、ロシア系住民が住んでいる。我々は彼らを見捨てることができない」と軍に指示したと表明。ウクライナで昨年2月に親露派のヤヌコビッチ前政権が崩壊し、親欧米派が実権を握ったことを受け、クリミア編入はロシア系住民を保護する措置だったとの見解を繰り返した。
ロシアは昨年12月に4年ぶりに改定された軍事ドクトリンで「ロシアと同盟国に対する核兵器や大量破壊兵器の使用、通常兵器によるロシアへの侵略で国家が存続の危機に立たされた場合の対抗手段として核兵器を使用する権利を持つ」と定めていた。