二十四孝(御伽草子)
大舜。隊々として春に耕す象 紛々として草を耘る禽、堯に嗣で寶位に登る 孝感天心を動す。大舜は至つて孝行なる人なり。父の名は瞽叟(こそう)といへり、一段頑(かたくな)にして、母は嚚(かだま)しき人なり。弟はおほいに傲りて、いたづら人なり。然れども大舜はひたすら孝行をいたせり。ある時歴山といふ所に耕作しけるに、かれが孝行を感じて、大象が來つて田をたがへし、又鳥飛び來つて田の草をく . . . 本文を読む
史料綜覧 巻九 / 永正九年(1512)八月九日条
「九日 幕府 祗園社及ビ東寺ヲシテ 変異ヲ祈禳セシム」
この時代の天皇は後柏原天皇。室町幕府は足利義稙。
この年、下野宇都宮氏で発生した内紛、宇都宮錯乱が起こっています。
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今日9日の壬生六斎念仏をはじめとして、お盆には「京都の六斎念仏」が行われます。「京都の六斎念仏」は昭和58年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。六斎念仏は、平安時代に空也上人が、民衆に信仰を広めるために鉦や太鼓をたたいて踊躍(ゆうやく)念仏を始めたのが起こりとされ、民衆に仏教を広めるため六斎日(毎月8,14,15,23,29,30の六日)に街中で鉦や太鼓を打ちながら念仏を唱え踊ったことから . . . 本文を読む
8月9日は中山寺の「星下り大会式」です。この日は西国33所のすべての観音様が星に乗って中山寺にお集りになり、その降ってこられるご様子が宛も星の降るごとくである、とされることからこういうお名前が付けられているということです。この日にお参りすると4万6千日の御利益があるとか33所の観音霊場すべての御利益を頂けるとか言われています。稚児梵天(15時)や梵天奉幣(21時)が行われます。 . . . 本文を読む
9日・10日( 午前9時~午後9時)は四天王寺千日詣りの日です。四天王寺ホームページには「9日・10日の両日は、古来より一年の中で最も観音さまの功徳のある日とされ、この日にお詣りすると、千日の間、続けてお詣りをしたのと同じ功徳が授かる特別な日とされています。聖徳太子の御本地仏である救世観音で秘仏の「試みの観音(こころみのかんのん)」が、この両日のみご開扉され、六時堂内ではご祈祷を行います。」とあり . . . 本文を読む