本朝新修往生伝に殺生を業としていたものが大師の袈裟を着け出家念仏して往生したとあります。
本朝新修往生伝「源傳は攝津國河邊郡の人なり。重代之勇士也。殺生を事と爲し、佛僧を敬はず。其の命期に先立つこと三箇日、豫め以って出家す。多年所持する袈裟あり。此日著用す。弘法大師の袈裟なり。往年讚岐國に於いて之を得。閉目之時、空中に鐘聲有り。
三聲之を聞く上下は皆以って知らず。事奇異なりと爲す。疑ふらくは是佛の . . . 本文を読む
八種業について。
阿毘達磨大毘婆沙論に「業がいつかは報果を呼ぶことは決まっているが、報果には内容が決定してないものがあり、これは善行・戒律を守ることにより変わってくる」とあります。
「八種業を説く。謂く順現法受業(現世に善悪業をなして現世にその報果を受けること)に二種あり。一に異熟決定(報果が決定している)、二に異熟不決定(果報内容は決定してない)。順次生受業(現世に善悪業をなして、その報果を次 . . . 本文を読む
天皇陛下の先祖供養
我が国は先祖供養が国の基盤であり骨格であることを徐々に書いていますが、今回は天皇陛下の先祖供養についてとりあえず手元にある資料で書いておきます。
・宮中神事そのものが先祖供養・祖先崇拝の儀式です。
春分の日 の春季皇霊祭、秋分の日の 秋季皇霊祭等はその名の通り皇霊をおまつりするものですし、神嘗祭は天皇陛下が五穀を日本神話の様々な神々に捧げて豊作を感謝するもの
新嘗祭は初穂を天 . . . 本文を読む
梵網經盧舍那佛説菩薩心地戒品第十卷下
(後秦龜茲國三藏鳩摩羅什譯)
「・・若じ佛子よ、慈心を以ての故に放生業を行え。一切男子は是我父、一切女人は是我母。我が生生に之に從って生をうけざることなし。故に六道衆生は皆是れ我父母。而して殺して而も食う者は即ち我父母を殺し亦た我身をも殺すなり。一切地水は是れ我先身。一切火風は是れ我本體。故に常に放生を行ぜよ、生生に生を受くる常住の法なり。人に教えて放生 . . . 本文を読む
「平和主義者が戦争を誘発する」との記事があります。
ここでは「西欧諸国は『戦争をしてはいけない』という国内の平和主義の世論に縛られ、ずるずるとヒットラーの侵略行為を黙認しているうちに、ついに世界大戦を余儀なくされるという事態に追い込まれた。」としています。
当時のヒットラー・ドイツを彷彿とさせる現在の中国・ロシアの傍若無人の侵略ぶりと西欧諸国・日本の傍観主義は第二次大戦前と全く重っています。将来 . . . 本文を読む
「日本は中国以下の無宗教国」 という調査がありました。
「ワシントンのシンクタンク、「ビュー・リサーチセンター」(Pew Research Center)調査によると、日本は無宗教者57%で世界232カ国中、第4番目の「無宗教の国家」という。共産党下の中国ですら無宗教は52・2%だから国民が宗教的かどうかという点では共産主義中国よりも下という事になる。」という記事です。
先日出した梅原猛氏の . . . 本文を読む
「平和主義者が戦争を拡大する」との記事があります。
ここでは「第二次大戦前、西欧民主主義諸国は『戦争をしてはいけない』という国内の平和主義の世論に縛られ、ずるずるとヒットラーの侵略行為を黙認しているうちに、ついに世界大戦を余儀なくされるという事態に追い込まれた。」としています。
当時のヒットラー・ドイツも顔負けの現在の中国・ロシア・朝鮮半島の傍若無人の侵略ぶりとそれに対する現在の欧米・日本の国内 . . . 本文を読む