最近、コロナや大地震で「仏教とは何か」さらにその中で「密教とはなにか」と考えてきました。
とりあえずの結論は「苦を救うこと」「抜苦与楽」であるというものです。
・しかしよくよく考えるとキリスト教等の他の「宗教」も苦を救うためであるし、「医学」も病苦を救うためであるし「音楽」も人の心を癒し救うものであるし、「経済」も「経世済民」といいますし、「人文学及び社会科学の目的は、人間性の涵養である」とは文部 . . . 本文を読む
祈願寺を変えるべきか
Q,或ることを必死に祈願していたお寺があります。以前は願い事が叶ったことがあるのですが最近お願いした願い事が一生懸命拝んでいたにも拘わらず叶いませんでした。こういうお寺へはお参りを止めるべきでしょうか?
A,一度でも祈願を叶えて頂いたことがあるなら、願い事があるなら祈願は続ければよいと思われます。其の瞬間は、意に添わない結果と思っても、後でその時仏様に出していただいた結果のほ . . . 本文を読む
拝んでもお陰が頂けない時・・
1,新義真言宗の開祖興教大師覚鑁上人は「末代真言行者用心」でこうおっしゃってます。
「なかなか効現のあらわれないのは、仏様がその人の信心を試されている場合、本人の宿業が重い場合、かすかに成就しているが本人が分かってない場合、しばらく魔が隠している場合など、があるが深い信心をもって修行を続ければ必ずお蔭がある。」
(「経にいはく(大日経のこと)いかなる心をおこすもの必 . . . 本文を読む
今日は大覚寺「宵弘法」
「宵弘法」とは、お盆に迎えられ供養を受けられたご先祖を、再びみ仏の淨土へ送るため、大覚寺大沢池を舞台に「嵯峨の送り火」としてつとめる法会です。
日 程:令和2年8月20日(木)
時 間:18時~20時30分(20時受付終了)※昼夜入替制
五来重「宗教歳時記」「・・これ(御霊会で新精霊を川へ流す)と同じようなことはお盆にも行われるのであって、いま嵐山の大堰川の渡月橋 . . . 本文を読む