福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

仏典に説く防衛

2018-12-22 | 護国仏教
韓国軍がレーザー照射しました。朝鮮半島も核を持ったまま統一されることになるかもしれません。想定外などといっては国が護られません。
仏教は無抵抗主義と思われていますが全く違います。
そもそも仏教導入に際しては聖徳太子は物部氏と戦っています。お不動様、四天王などは戦いの仏です。
大蔵経典には「防衛」という語が111か所も出てきます。
例えば大般涅槃経にはお釈迦様の舎利を守るために兵を厳重に配置し防衛守護したとあります(大般涅槃經卷下「還歸入城。起大高樓而以舍 利置於樓上。即嚴四兵。防衞守護」)。
また「大乗大集地蔵十輪経巻二・十輪品第二には
「王は・・堅固なる城郭・村坊・戌邏・国邑・王宮、広く説かば乃至は舎・羅・鸚鵡・防守の衆具を安置して国土の損失することなからしむ。・・諸々の群臣とともに、四兵衆(馬・車・象・歩)を領して周巡して一切の自国の城邑・聚落・山川・谿澗・園苑・田澤・陂河・池沼・曠野・叢林・鎭邏等の處を観察し、彼の在る所の國界諸方の嶮阻多難にして營理するに任せず外境の怨敵惡友の投竄し藏れ伏するを容るるに堪ふるの疑あり怖れあらんに随って ・・其の力能に随って方便して種種の修理・堅固防守を安置して、彼の諸方をして平坦にして無難、營理に堪任し、其の外境の怨敵惡友を投竄藏伏するを遮するに疑いなく怖れなくして、自國の一切の人民を安撫し皆な衆苦を離れて諸の快樂を受けしむ。」とあります。

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