彼岸会の最も早い記録は延暦二十五年806三月十七日です。
日本後紀・延暦二十五年806三月十七日の条に「崇道天皇の奉為に 諸国国分寺の僧をして春秋二仲月七日に別て 金剛般若経を読ましむ」。(崇道天皇というのは桓武天皇の弟、早良親王のことで785(延暦4)年に謀反の罪を負わされ淡路島に流される途中で死亡し次々とたたりを起こしたとされています。その霊を鎮めるために春分と秋分の前後7日間、諸国の国分寺の僧に,一切は空・無我であると説く金剛般若経を読ませたということです。)
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