福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

お大師様の御足跡寺院その1

2013-08-21 | 法話
大師の御足跡寺院
色々な資料で御大師様の御足跡寺院をお誕生から順を追ってまとめていきます。まだお参りしてないところは是非お参りしなくてはと思っています。
1、お誕生(宝亀五年、六月十五日、西暦774年)・・善通寺(四国八十八ヶ所霊場の七十五番札所、真言宗善通寺派総本山。高野山の金剛峰寺、京都の東寺と並んで弘法大師三大霊場の一つ。正式には屏風ヶ浦五岳山善通寺誕生院)。
 三教指帰には「玉藻よるところの嶋、櫲樟(よしょう・・くすのこと)日を蔽すの浦に住し、未だ思ふ所に就かざるに忽ちに三八の春秋を経たり」とあります。御影堂を中心とする「誕生院」は、お大師さまが御誕生された佐伯家の邸宅跡にあたります。お大師さまは、宝亀5年(774年)6月15日、御父・佐伯直田公(さえきあたいのたぎみ)と御母・玉寄御前(たまよりごぜん)の子として、現在、善通寺西院御影堂の奥殿になっているところでお生まれになったと伝えられています。善通寺の創建は、『多度郡屏風浦善通寺之記』(江戸時代中期成立)によると、唐より帰朝されたお大師さまが、父の諱「善通(よしみち)」をとって「善通寺」と号し建立されたとのことです。
善通寺の宿坊はおおくのお遍路さんが推めるだけあって巨大風呂、食堂など豪華ホテルなみの設備です。 働いている僧俗の方々も気持ちよく応対してくれ信仰のありがたさを感じます。他とちがうのはTVと部屋の鍵がないことと朝のおつとめが5時半からあることです。しかしいずれもありがたいことです。 本堂のご本尊はもと大師御自刻の薬師如来でしたがいまは焼失し運長作ということになっているようです。ほとんどの人が本堂とまちがえる立派な御影堂(大師堂)のご本尊は瞬目大師(めひきだいし)です。これは大師渡唐の折、母君玉衣姫のおなげきをなぐさめるべく大師みずから池にうつるおすがたをえがきのこされたというものです。 奥殿の厨子内に秘蔵されています。 鎌倉時代土御門帝が拝された折、瞬きされたことから「瞬目大師」の尊号を賜っています。
以前お遍路で訪れたときの記録はここです。



記録はここにもあります。

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