福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

四国八十八所の霊験その136

2014-09-13 | 四国八十八所の霊験
屋島からの道を降りきったあたりに安徳天皇社がありました。


平家物語には壇ノ浦で、「先帝身投」として「二位殿(清盛の妻)は神璽をわきにはさみ、宝剣を腰にさし、主上をいただき奉って、・・・先世の十善戒行の御力(さきに述べた十善戒を守ると帝にうまれることができるといわれていました。)によっていま万乗の主と生まれさせたまへども、悪縁にひかれて御運すでにつきさせたまひぬ。・・・極楽浄土とてめでたきところへ具し参らせさぶらふぞ・・・浪の下にも都のさぶらふぞ」となぐさめ奉って、千尋の底へぞ入りたまふ。」と出てきます。 写真を撮ろうとしたのですがどうしてもシャッターがおりませんでした。私の先祖は四国の出身であることや、姓から類推しても平氏のような気がしていたのですが、もしそうなら家来のくせに無礼なということだったのかもしれません。 19年にはよく拝んだあと撮らせていただきました。

 ここには平家墓もあります。般若心経を唱えました(神社には般若心経を唱えることになっています)。この少し先には「佐藤継信の碑」というのがあります。 平家方の猛将能登守の矢から主君義経を守り殉死した佐藤継信を初代高松藩主松平頼重が顕彰して建てたものです。

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