先々週の金曜日、夜行バスで奈良に向かった。
私を含めて3人で新宿から奈良行きに乗車。
不景気なので新幹線で行こうなんてセリフは誰からもでない。
それに昼間に移動するのは時間がもったいないというわけだ。
金曜の晩に出るのだから土曜も働くということだ。
見上げたもんだ。

バスは私の好きな奈良交通を選んだのだが、なぜだかケービーバスがやってきた。

早朝の近鉄奈良駅前だ。
結局、夜行バスでは1時間しか寝れなかった。
3列シートで快適ではあったのだが、とにかくエアサスペンションがやわらかすぎ、2階の席だと上下動がすごくジェットコースターで落ちるような感覚で、
いちいち目が覚めてしまう。
ただ同僚から言わせれば、奈良に行くので少年のようにウキウキしてるからだろうということだ。
さもありなん。

朝6時台に空いてる店なんてないのが奈良だ。
早朝から空いているのはただ一軒、マクドナルドだけである。
朝マックと薄いコーヒーを飲み、歯を磨いて、市街をちょっとだけ一周した。
アポは10時に天理のシャープだ。
写真は奈良公園にて。
関西のバスは後輪部分にカバーが付いているのが特徴的だ。

奈良駅から西大寺まで快速急行に乗る。
近鉄特有のLCカーである。
閑散時はクロスシート、ラッシュ時はロングシートに変換するすぐれものだ。
ロングシート時に一人ひとりがヘッドレスト付きで分離されているシーンがおもしろい。
蛍光灯カバーと少ない車内広告のせいで落ち着いた車内だ。

時間通りにシャープの天理に到着した。
天理は町中が天理教の施設で埋め尽くされているのだが、
シャープはそんな市街の外れにある。
とても大きな工場と研究所だ。

博物館を見学させてもらった。
副参事の女性の方が休日にも関わらず開けてくれたのだった。
とてもきれいで、かつ、面白い人だった。
シャープは言わずと知れた、シャープペンシルの発明、発売から始まった会社だ。
いろいろなシャーペンを作っていたのだが、どれも工芸品のような出来栄えだ。
勿論、値段もそれなりに高級だ。
その高い工作技術とアイディアが今のシャープに綿々と息づいているのである。

シャープペンシルの芯。
すてきなパッケージだ。

その後、ラジオに展開していく。
そして音響へと拡大していくのだ。

ポータブルテレビなのだが、アメリカ風のデザインがおしゃれだ。

そしてFAX等の事務機への展開。

電卓の基礎となる計算機。
この辺の技術は得意中の得意分野である。

そしてパーソナルコンピュータだ。
当初、シャープのPCのシェアは1,2位を競う位置になった。
写真の機種はよく覚えている。
磁気テープが記憶媒体だが、今と比べて速度はおそろしく遅かった。
しかしデザインは既に相当美しいレベルだった。

同時に白物家電への展開があった。
写真には無いが、電子レンジが特に有名だ。

とても寒い日だったが、空は晴れ渡り、眠気も忘れていた。

日頃はそれほど賑わう駅ではないが、天理教の大祭等が有る場合は
全国から多くの信者が集まるため、駅の規模はかなり大きい。
近鉄もJRも直通列車を走らせる。
写真の電車はJRだ。

ベンチにさりげなく座布団があったりする。

8400系で平端に向う。
近鉄高性能通勤車の名車だ。
既にかなりの年数が経っているので、今後が心配されるのだが、
この不況で各社とも新造車を抑制するであろうから、まだ活躍が
見られるだろう。

運転席に見られるのが、今年導入されて近鉄特有のトレイン・ナビだ。
カーナビの電車版である。
運転手の安全運行を支援するアイディアもののシステムだ。
カーナビのように女性の音声で、各種の指令を出すGPSである。
SDカードで運行情報が取り込まれており、
次の停車駅、スピードの出し過ぎの注意、ブレーキの指示、
編成の車両数を教え、停車駅前で停止の指示、ホーム中間でのブレーキ指示、
工事徐行等の指示を出す。
少ないコストでできたのがメリットである。
特に近鉄の場合は快速急行、急行、準急・・・といった種別が多く、
また編成両数が2両から10両と時間によって変化する細かい設定もあり、
勘違いによる停車駅の間違いや、編成両数の間違いによる停車位置の
行き過ぎ等が発生する可能性が高くなるのに対応したものだ。
今後、各社も採用の可能性がある先行的なシステムだ。
SONY α900、タムロンA09
私を含めて3人で新宿から奈良行きに乗車。
不景気なので新幹線で行こうなんてセリフは誰からもでない。
それに昼間に移動するのは時間がもったいないというわけだ。
金曜の晩に出るのだから土曜も働くということだ。
見上げたもんだ。

バスは私の好きな奈良交通を選んだのだが、なぜだかケービーバスがやってきた。

早朝の近鉄奈良駅前だ。
結局、夜行バスでは1時間しか寝れなかった。
3列シートで快適ではあったのだが、とにかくエアサスペンションがやわらかすぎ、2階の席だと上下動がすごくジェットコースターで落ちるような感覚で、
いちいち目が覚めてしまう。
ただ同僚から言わせれば、奈良に行くので少年のようにウキウキしてるからだろうということだ。
さもありなん。

朝6時台に空いてる店なんてないのが奈良だ。
早朝から空いているのはただ一軒、マクドナルドだけである。
朝マックと薄いコーヒーを飲み、歯を磨いて、市街をちょっとだけ一周した。
アポは10時に天理のシャープだ。
写真は奈良公園にて。
関西のバスは後輪部分にカバーが付いているのが特徴的だ。

奈良駅から西大寺まで快速急行に乗る。
近鉄特有のLCカーである。
閑散時はクロスシート、ラッシュ時はロングシートに変換するすぐれものだ。
ロングシート時に一人ひとりがヘッドレスト付きで分離されているシーンがおもしろい。
蛍光灯カバーと少ない車内広告のせいで落ち着いた車内だ。

時間通りにシャープの天理に到着した。
天理は町中が天理教の施設で埋め尽くされているのだが、
シャープはそんな市街の外れにある。
とても大きな工場と研究所だ。

博物館を見学させてもらった。
副参事の女性の方が休日にも関わらず開けてくれたのだった。
とてもきれいで、かつ、面白い人だった。
シャープは言わずと知れた、シャープペンシルの発明、発売から始まった会社だ。
いろいろなシャーペンを作っていたのだが、どれも工芸品のような出来栄えだ。
勿論、値段もそれなりに高級だ。
その高い工作技術とアイディアが今のシャープに綿々と息づいているのである。

シャープペンシルの芯。
すてきなパッケージだ。

その後、ラジオに展開していく。
そして音響へと拡大していくのだ。

ポータブルテレビなのだが、アメリカ風のデザインがおしゃれだ。

そしてFAX等の事務機への展開。

電卓の基礎となる計算機。
この辺の技術は得意中の得意分野である。

そしてパーソナルコンピュータだ。
当初、シャープのPCのシェアは1,2位を競う位置になった。
写真の機種はよく覚えている。
磁気テープが記憶媒体だが、今と比べて速度はおそろしく遅かった。
しかしデザインは既に相当美しいレベルだった。

同時に白物家電への展開があった。
写真には無いが、電子レンジが特に有名だ。

とても寒い日だったが、空は晴れ渡り、眠気も忘れていた。

日頃はそれほど賑わう駅ではないが、天理教の大祭等が有る場合は
全国から多くの信者が集まるため、駅の規模はかなり大きい。
近鉄もJRも直通列車を走らせる。
写真の電車はJRだ。

ベンチにさりげなく座布団があったりする。

8400系で平端に向う。
近鉄高性能通勤車の名車だ。
既にかなりの年数が経っているので、今後が心配されるのだが、
この不況で各社とも新造車を抑制するであろうから、まだ活躍が
見られるだろう。

運転席に見られるのが、今年導入されて近鉄特有のトレイン・ナビだ。
カーナビの電車版である。
運転手の安全運行を支援するアイディアもののシステムだ。
カーナビのように女性の音声で、各種の指令を出すGPSである。
SDカードで運行情報が取り込まれており、
次の停車駅、スピードの出し過ぎの注意、ブレーキの指示、
編成の車両数を教え、停車駅前で停止の指示、ホーム中間でのブレーキ指示、
工事徐行等の指示を出す。
少ないコストでできたのがメリットである。
特に近鉄の場合は快速急行、急行、準急・・・といった種別が多く、
また編成両数が2両から10両と時間によって変化する細かい設定もあり、
勘違いによる停車駅の間違いや、編成両数の間違いによる停車位置の
行き過ぎ等が発生する可能性が高くなるのに対応したものだ。
今後、各社も採用の可能性がある先行的なシステムだ。
SONY α900、タムロンA09