SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

仕事で奈良へ 02

2008-12-24 | 仕事時スナップ
次に向かったのは奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)だ。
近鉄奈良線で生駒に行き、そこから開通したばかりの、近鉄けいはんな線に乗りかえる。
勿論初めての乗車である。
生駒から次の白庭台までは3600mのトンネルもあり駅間距離は5.1kmもある。




学研北生駒駅はいかにも新しく明るい駅だ。
ここからNAISTまでのバスを待った。




ここからは学園前までのバスなどが走っている。
途中の区間は、奈良の新しく美しい新興住宅地である。




御話を聞かせてくれた大学院生だ。
待ち合わせの校舎に早目に着いた。
トイレから出たところ、後ろから声をかけられた。
それも頭の上からの声だった。
振り向いて驚いたのだが、私よりもずっと背が高い、モデルさんが
そこに立っていた。
誰もが振り返るような美人で長身の彼女は、頭脳明晰で日夜研究に勤しむ
真面目な院生なのであった。
来年からはUCLAに留学なのだそうだ。
最近の理系の人は、そうは見えない人もいたりするので驚く。
もはや人間の外観で中身を判断するなど間違いのモトだ。




国立の大学は設備も充実しており、うらやましい環境である。








NAISTの広々としたキャンパス空間。
まわりには何も無いので勉強、研究をするしかないのだそうだ。
勿論住居もキャンパス内にある。
関東で言えば、筑波大のミニ版といったところだ。




近鉄けいはんな線で奈良に向かう。
もう夕方だが、昼食がまだだった。

けいはんな線は車幅が2900mmと近鉄では最大幅になる。
また地下鉄直通で第三軌条方式ながら、最高速度は90kmと珍しく高速運転だ。




奈良駅に戻り、観光客向けでなくふつうの食事処を探すが、これまた、なかなか見つからないのが奈良だ。

写真は南都銀行本店





遅い昼食を取り、せっかくなので奈良公園を散歩する。
写真は猿沢の池。

同僚の女性社員は急用ができ、本日中に帰宅しなければならなくなったので、
自腹で新幹線に乗る事になったのだが、奈良は人生で初めてだったので、
鹿を見たり、大仏殿に行きたいという。
奈良市内で育った私はさながらツアコンになった。




奈良ホテルをかすめ、浮見堂を通って大仏殿に向かった。
写真はあまりにも有名な奈良ホテルだ。
その歴史は鉄道会社との歴史でもある。
鉄道院直営~日本交通公社~都ホテル(近鉄系)~現在はJR西日本と近鉄の折半による経営だ。





浮見堂は平成になって美しく改修された。
子供のころの記憶にはあまりない。




東大寺の前まで来る。
この辺はむかしと変わらない。
ただ砂利道が減ったぐらいか。




「修学旅行の学生と鹿」というのが定番だ。




やっと大仏殿に到着したら、4:40だった。
実は大仏殿の入場は4:30までであった。
入ることができなかった。
初めての経験を楽しみにしていた同僚は、またのお楽しみということに
なってしまった。



SONY α900、タムロンA09、AF17-35mm/F2.8-4.0、AF100mm/F2.0



コメント (8)
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