SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

小湊鐵道 その5 (万田野の砂利採取場へ)

2015-06-19 | 鉄道・バス

左側が廃線跡だ。










これは当時から有ったのだろうか??









里見駅方面を振り返る。









廃線はここを真っ直ぐに入っていく。

ネットで調べてみると、廃線跡の藪や竹林は一度は小湊鉄道の保線係によって刈り込まれ、
歩けるようにしたらしい。
その当時に歩いたブログも見受けられるが、かなり以前の話だ。
今は・・・元のジャングルに戻っている。
ちょっと藪の中に押し入ってみたが、あちこちからゴソゴソ音がしたり、
虫も居そうだし、蛇もきっといるだろうし、そもそも行く手を藪が阻むので、
早々に諦めた。









並行する未舗装の道を歩いた。
こちらは平日はダンプが走るのだろうか、あちらこちらに水たまりがある。

















1キロほど歩いていくと、突然、視界が広くなる。
右手に山砂利の採取場があるのだ。
しかし休日なので、あたりは静か。
鳥の声だけが響き渡っている。
平日は機械の音やダンプの音がするのだろうか。来てみたい気がする。
でもダンプが危なくて歩けないんだろうな。
きっと鳥も鳴りを潜めているに違いない。
砕石所や鉱山が大好きなので、しばらく眺めていた。
スマホでGoogleで空からの写真地図を見ると、奥にも下にも広がる広大な採取場だ。
道は先まで続いていたが、時間が無いので戻ることにした。
駅に着いたら、道の先には滝があって、地元の子供達に恐れられているというポスターがあった。
なんだか怖いらしい。


















これが貨物専用線の終点あたり。











この辺も終点だろうか?




















たまらない風景。


















動画で録ると、鳥の声だけが聞こえる。
これは何の鳥??












元来た道を戻りつつ、廃線跡があるだろう藪の中を見ながら里見駅に戻った。








他のアングルでもレールを見つけた。








里見駅の南側。
この辺は当時は貨物ヤードだったのだろう。
不自然に広い。









駅には今時は珍しい構内踏切がある。









駅の正面に戻るとバスが休憩していた。
里見駅にはバス停がある。
小湊鐡道のバスだ。
日東交通とともに、小湊と九十九里鐡道のバスのカラーリングは大好きだ。
昔ながらのデザインがイイのだ。








駅待合室に鎮座するシート。
これは東武1720系デラックスロマンスカーのシートに似ているな。どうかな。






(つづく)









SONY NEX-6、SONY E 55-210mm F4.5-6.3 OSS 、16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS




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小湊鐵道 その4 (里見駅、そして廃線跡めぐり)

2015-06-19 | 鉄道・バス

上総中野から折り返して里見まで乗車する。
帰りの列車は数名の乗車で空いていた。










この踏切の雰囲気はすばらしいね。










養老渓谷で少し乗って来た。











上総大久保駅。
鄙びた雰囲気の駅だが、意外にも1日平均乗車人員は、29人。










トンネル内に蛍光灯が点いている。










飯給駅。
1日平均乗車人員は、6人である。










里見駅に到着。
ここで下車する。










さっそくタブレット交換。









































乗って来た列車が発車する。
見送る。























里見駅は無人駅だったのだが、近年、有人化された。
それでも1日平均乗車人員は16人しかいない。
2013年に周辺にあった4つの小学校が統合され、さらに中学校と一緒になって
市原市立加茂学園という小中一貫校ができた。
そこに通う小中学校の生徒のために駅が再整備されて、交換可能駅になり有人化もされたのだ。
その際に閉塞方法も変えた。










美しい駅だ。










次の五井行きは2時間も先。










里見駅。

ちなみに地元バンドのヴォーカル&ギタリストは里見さん。
里見というのは、「南総里見八犬伝」でも有名な千葉県の豪族の苗字だ。










里見駅からは1962年(昭和37年)まで万田野まで1kmの砂利採取線が延びていた。
今回の目的の一つは昔、里見駅から山に向かって伸びていた貨物専用線を訪問すること。
この廃線跡を知ったのは最近の事だ。
昔から貨物線や廃線が大好きだった私としたことが知らなかったのだ。
きっと小湊鐡道そのものが魅力的なので、埋もれてしまったか、
まさか専用線があったなんて想像もしていなかったのだ。
詳しくは小湊鐡道の公式HPを参照のこと。

昭和38年に貨物線は廃止されて、トラック輸送に切り替わったのだが、砂利山は今でも現役で、
平日はトラックが走り回っているのだろう。
休日だったので、静かな森の道だった。
まるでハイキングのような感じだった。



ワクワクするではないか!









水溜りが多くて入れない感じ。
でもここは確実に廃線跡なのだ。











ちょっと先回りしてみたら、
あああああああ、あった!!!!!
昭和38年に廃止されたレールがまだ残っているのだ!!!

もう52年も経っているのに、まだレールが現存しているのだ。










大興奮だ。











こんなにハッキリとレールが残ってるなんて。

ここに蒸気機関車や貨車が走っていたんだ。
想像するだけでもワクワクする。

終点の砂利採取場まで歩くことに決めた。




(つづく)












SONY NEX-6、SONY E 55-210mm F4.5-6.3 OSS 、16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS




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