クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

北陸線全駅下車達成の先にあるものとは

2008-04-01 22:29:28 | 信州地区
時間軸を戻して、2005年4月1日金曜日の乗り継ぎ旅行について記します。かなり昔の旅行なので、編成などのデータがほとんど残っていませんが、記憶の及ぶ範囲でアップします。


3月27日まで愛知万博旅行を実行し、北陸線の駅を8駅めぐり、北陸線全駅下車のマジックは2になりました。少し物足りなさを感じながら中4日を過ごし、エイプリルフールに全駅下車達成を目指して「青春18」の最後の1回を使いました。天気はでした。出発は、始発列車の信越本線420Mで。長岡で1324Mに、直江津538Mで順調に乗り継いでいきました。



8時42分に浦本に到着しました。無人駅となっていましたが、昭和25年築の木造駅舎が残る駅です。(訪問時に撮影した写真は逆行で使い物にならないので、後日の正午に撮影したもので代用)駅舎から一段高いところに対面式ホームがあり、上下それぞれの接近表示機から「アニーローリー」が流れます


538Mが糸魚川にて折り返した419系(531M)で一駅戻りました。



浦本から4分ほどで能生に降り立ち、北陸線全駅下車達成しました 構内は2面4線で、上下其々に待避線があります。旧能生町の中心駅ということで、「北越」が停車していた時期もありました。 


能生に1時間ほど滞在した後、544Mで糸魚川に向かい、大糸線426Dに乗り継ぎました。北陸方面から信州へと抜ける「青春18」のルートに当たり、車内は結構混雑していました。



長野県まで抜け、南小谷の1つ手前の中土に下車。当時は線路は3本ありましたが、列車の交換は行なわれなかったと記憶しています。駅前はかなり狭いです。


南小谷で折り返してきた427Dにて新潟県に戻りました。この車内も長距離客が多く、金沢へ向かう途中の彼女と相席になりました。



30分弱で小滝に下車。昭和10年築の木造駅舎を有する無人駅ですが、付近に人家は無く、うっしーさんのサイトに載るレベルの秘境駅です。当時は交換設備のようなものがありましたが、事実上棒線駅です。


427Dと根知で交換した428Dに乗車して、再び長野県に入りました。



大糸線3つ目の下車駅は北小谷。この駅も交換設備が撤去されたものと思われます。通過線がありましたが、臨時列車がなくなった現在は取り払われています。風吹大池、風吹岳の下車駅です。


北小谷駅から川を渡ると、道の駅・おたりがあります。ここで少し休憩し、429Dで再び県境を越え、姫川まで乗車しました。



姫川は大糸線で最も新しい駅(昭和61年11月開業)で、待合室と片面ホームのみの無人駅です。向かいに姫川病院がありましたが、2007年6月末に閉院された模様です。

姫川から頸城大野までは約2kmの駅間徒歩です。ぽかぽか陽気で気持ちよかったです。



昭和9年の開業当時からの木造駅舎(無人駅)が私を待っていました。この駅も棒線駅です。



頸城大野から430Dに乗車して平岩に足を記しました。昭和38年築のコンクリート駅舎を有しますが無人化されています。構内は当時、1面3線だったと記憶していますが、現在は交換は行なわれずに棒線化されています。糸魚川の奥座敷・姫川温泉への下車駅です。また、蓮華温泉の最寄り駅でもあり、シーズンともなればシャトルバスがアクセスしており、登山者風の人も多数乗降します。



平岩から431Dに乗車して今回最後の下車駅・根知へ。昭和9年11月の開業当時の木造駅舎が残る無人駅です。対面式ホームを有し、糸魚川~南小谷間で唯一の交換可能駅となっています。付近にフォッサマグナパークがあります。


日が暮れなずんだ頃に平岩始発の433Dに乗車して大糸線の旅を終え、糸魚川からストレートに乗り継いで新津に帰りました。新津に着いたのは22時前でした。


おわり


参考サイト   さいきの駅舎訪問
コメント
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