10時7分に安曇川駅に到着。
東口に出ました。新幹線のような立派な高架の下にすっぽりと覆われ、駅舎は目立ちません。ロータリーが形成され、タクシーが多数止まっています。
そのロータリーの真ん中には、中江藤樹(1608~1648)の銅像。江戸初期の陽明学者で、亡くなる半年前には「藤樹書院」という私塾を開設しています。その教えは平等思想が特徴で武士だけではなく商人にも浸透し、「近江聖人」とよばれました。
駅前の様子。写真には平和堂が写っていますが、テナントを含めて国道沿いに移転してしまい閉店しています。大型店は往々にして「焼畑商法」に陥りがちです。幹線道路沿いが益々栄えて駅周辺が寂れてしまうケースが実に多く、日本の都市づくりは問題だらけです。
西口に出ました。駅前にはちょっとした公園があります。
西口にも銅像があります。戦前の衆議院議員だった安原仁兵衛像です。
ついでに、ロータリーのサツキもしてみました。6月初頭の季節感が出ています。
駅前の様子。周辺は住宅地でJAもあり、割かし静かです。ファミマにて昼食を調達しました。
安曇川駅は、東西入口の其々に異なる銅像がある珍しい駅でした。10時44分発の1821M(117系S6編成)に乗車して次なる駅に向かいました。
10時48分に近江高島駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内で、ホームは広いです。
ホームから見たロータリーの様子。ガリバー像が聳え立っています。ディベロッパーの意向と思われます。それにしてもインパクト大です。
階段を下りて改札を出ました。改札の右側には窓口があり、営業時間は7:10~18:25です。右側には観光案内所があります。トイレは改札の奥にあります。尚、駅業務については関連会社に委託されています。
改札正面にある扉から通路に出、西口に出ました。こちら側には駅名標はありません。
駅前の様子。「ガリバータウン」というニュータウンですが、比良山系に抱かれた長閑な田園地帯という趣で入居はまばらです。
東口に出ました。こちらは駅名標があり、入口もあります。どうやら正面口のようです。近江高島駅は3階建てです。
折角なので、大溝城跡に行きますか。
つづく
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