ひたちなか海浜鉄道駅巡りのUPを始めたばかりですが、ニュースをお伝えします。
JR東日本新潟支社は昨日、新潟ー酒田間に新たな観光列車を来年10月に投入することを発表しました。「海里」といい、「新潟の食」「庄内の食」「日本海の景観」をコンセプトとしています。新製投入のHB-E300系4連であり、1号車は2+2列のリクライニングシート、2号車は4人掛けコンパートメント、3号車は売店とイベントスペース、4号車は2人掛けと4人掛けのダイニングテーブル付きのボックス席となるそうです。
現在、新潟ー酒田間には「きらきらうえつ」という観光列車が走っています。しかし、JR東日本新潟支社がダブルで走らせることはちょっと考えられません。「きらきらうえつ」は恐らく、これを期に発展的廃止となるでしょう。
では、現ダイヤでの「きらきらうえつ」の模様を見てみましょう。取材日は2018年7月7日でした。
「きらきらうえつ」となる485系きらきら編成は、9時59分に新潟駅3番線に入線。
すぐに、越後線1528Mと並びました。
越後線1528Mが出発し検査表記を。きらきら編成は、平成28年2月に要検を受けていますが、全検に至っては平成23年2月にまで遡ります。
しばらくすると、羽越線930Mと並びました。
10時11分に酒田に向けて出発していきました。
8月5日に乗車する機会を得たのでご覧下さい。インフォメーションコーナーは2号車に設けられています。
交直デッドセクションの消灯が楽しめるのは、今やこの「きらきらうえつ」だけに。
「海里」デビュー記事は以上です。「きらきらうえつ」は新潟の485系の最終編成なので、「きらきらうえつ」の廃止は新潟の485系の全廃を意味します。NO.DO.KA.の廃止といい、485系全廃の流れはもう出来ているといえます。485系は日を追うごとにメンテナンスが難しくなっており、今回の「海里」発表もある意味必然といえます。来年2月までの運転日が発表されているとはいえ、「きらきらうえつ」への乗車、撮影は本当にお早めに。