2017年冬シーズンの乗り継ぎ旅のUPはまだ終わっていません。
これからお伝えするのは、2017年12月10日に実施した「ひたちなか海浜鉄道開業10周年キネン乗り継ぎ」です。H5222便で新宿に出た後に勝田まで北上し、ひたちなか海浜鉄道の全駅を訪問して水郡線経由で帰ったものです。
本編の前にひたちなか海浜鉄道の概要を紹介します。ひたちなか海浜鉄道は、元々は茨城交通湊線(開業当時は湊鉄道)でした。同私鉄も例外なくモーターリゼーション等により利用者減少に見舞われ、廃線の危機に陥っていました。そんなさなか、2008年に市民参加型の第三セクターとして生まれ変わり、駅名標のカラフル化など様々な施策が行われました。全長14.3km、駅数9の非電化路線ですが、国営ひたち海浜公園への延伸話や新駅設置話が持ち上がっています。尚、車両については、東海交通事業から再譲渡されたキハ11系、廃線となった三木鉄道から「救出」されたミキ300形、そして自社設計のキハ3710形の陣容となっています。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
飲み会からそのまま新津駅に行き、信越線465M(E129系A21編成+B11)で新潟駅へ。その後、ウィーラートラベルH5222便(新潟200か980)で新宿へ。
定刻より少し早い5時2分にバスタ新宿に到着。5時20分発の山手線551G(E231系501編成)で日暮里へ。
日暮里駅のみどりの窓口は営業時間外。ということで自動券売機で勝田駅までのグリーン券を購入し、常磐線531H(E231系121編成+111編成)で我孫子へ。その後、323M(E531系K411編成)のグリーン車に乗り込んで、玄米ブランで朝食タイム。
7時53分に勝田駅に到着。湊線一日フリーきっぷを購入し、ひたちなか海浜鉄道へ。そこには南国風の駅名標が
8時8分発の115列車でひたちなか海浜鉄道駅巡りを開始。旧三木鉄道の気動車であり、塗色も三木鉄道時代のまま。
その「ミキ300-103」の車内へ。リネン付きのセミクロスシートです。
8時17分に中根駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
駅名標を。前方後円墳のようなものがありますね。1.7kmの所にある虎塚古墳に由来します。
それでは駅舎撮影。屋根のある待合所です。トイレはありません。
「控所」となった駅舎の中へ。ゲートボール場にあるような椅子が置かれているだけです。
33分の滞在時間を利用して周辺散策。見渡す限り、周りには田んぼと畑。うっしーさんのサイトでは第175位(2018年10月15日現在)ですし。
どこからか踏切が鳴ったのでふと振り返ると、116列車が通過していきました
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