クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

ブログ開設5000日

2021-02-12 19:43:14 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 本日、この「クハ481-103の駅巡り旅のページ」は、開設してからちょうど5000日を迎えました。あの日に五十川駅とあつみ温泉駅の記事を公開してから13年半以上を経過したことを思うと、このブログの重みを感じずにいられません。改めてご覧の皆様には感謝を申し上げます。
 さて、4000日から5000日にかけて最も衝撃的な出来事は、何と言ってもコロナ禍です。あのダイヤモンド・プリンセス号でのメガクラスター以来、日本国民はコロナに怯えるようになりました。「向原駅リニューアルキネン乗り継ぎ」以来、おいそれと本格的な駅巡りが出来なくなりました。
 次に衝撃的な出来事は、新潟から485系が全滅したことです。私の学生時代は、特急列車といえばまず485系でした。一昨年の1月にNO.DO.KAが、昨年3月には「きらきらうえつ」がそれぞれ廃車となりました。現役の485系といえば、「華」「やまどり」「ジパング」しかありません。
 次に、乗り継ぎ旅について紹介します。
 最も記憶に残ったのは、2018年8月の「能代駅開業110周年キネン乗り継ぎ」でした。五能線の広戸〜鰺ヶ沢の各駅を巡り、鷹ノ巣に泊まりました。しかし、2日目に豪雨に見舞われて奥羽本線が運転見合わせとなり、代行タクシーで秋田に送られます。男鹿線までも運転見合わせとなりオガーレにも行けずにそのまま羽越本線を南下し、最後に酒田豪雨に巻き込まれました。
 次に印象に残ったのは、2020年2月の「向原駅リニューアルキネン乗り継ぎ」でした。日本国内でコロナが流行り始め、反対する声も強く出始めました。しかし、直前で航空券を払い戻すのも面倒く、10月の「せとうち広島DC」の前の最後のチャンスだと思い、そのまま実行しました。前半は芸備線の13駅を巡って西日本豪雨の衝撃を感じ、後半は広島電鉄を乗り潰して原爆の衝撃と広島電鉄の底力を感じました。自分と家族がコロナに感染してなくて何よりです。
 この1000日の中で印象に残った訪問駅を紹介します。
 最も印象に残ったのは、函館本線の流山温泉駅です。降り立った瞬間、これは利用者がいなさそうだと思いました。駅前の200系の鼻は朽ち果て、「牧場の道」を通った先には廃業して他用途に転用出来なさそうな温泉施設が残っており、寂寥感すら漂いました。よくぞ今春のダイ改で廃止の俎上にあがらなかったものです。
 次に印象に残ったのは、相模鉄道のかしわ台駅です。陸橋上に出入口がある白亜の駅舎ですが、横断歩道を渡ると相鉄の車両が一同に会しており、車両基地の駅だということを発見しました。30分の滞在時間ではもう1つの出入口を見ることが出来なかったのが今でも心残りです。

 タイアップということで、磐越西線の五泉駅を紹介します。五泉駅は、新津駅から会津若松方面に向けて進むと4駅目にあたり、「SLばんえつ物語」会津若松ゆきの最初の停車駅です。1998年10月までは蒲原鉄道との分岐駅でした。五泉市の中心駅でもあります。2020年1月25日、2020年5月5日、2021年2月6日の3回に分けて訪問しました。



2020年1月25日、「快速あがの」でアプローチ。2面3線の構内です。



3番線は、当駅終着(始発)列車が使用しています。ここから馬下方面への往来はごく稀です。



では駅舎の中へ。3台の自動改札の左手には「みどりの窓口」があり、営業時間は6:30~9:10、9:35~14:20、14:45~20:00です。



その右手には18人分座れる待合室が。空調が効いており、自販機も付いています。



それでは駅舎撮影。昭和36年11月築の、国鉄後期型駅舎です。トイレは新津方に。



その右手にはプレハブの五泉市観光案内所が。営業時間は9:00~17:00です。



時刻表を。空白の時間帯がありますが、上下それぞれ毎時0~3本ずつです。ここから新潟の高等教育機関に通う学生も多く、下りの7時台が3本になっています(休日を除く)。



駅舎の向かいにはSBニットが。



猿和田方に進んだ所にある農業倉庫のようなものは、農産物直売所になっています。



で、市街地を7~8分ほど進むと、閉店して数十年になり廃墟と化している丸井デパートが。解体工事はあまり進んでいません。撤去費用も捻出出来ないのか。



折角なので、平成4年12月に竣工した自由通路を通って。行き着く先は、五泉地域包括支援センター+障がい者基幹相談支援センター。



自由通路から東側に視点を転じると、蒲原鉄道の車両のようなものが「こども広場号」というトイレです。



左手は公園となっています。



その公園を抜けると、南っ子学童クラブとなってました



駅裏の住宅街の道路。何か蒲原鉄道の廃線跡っぽくない



最近の五泉駅。跨線橋のリニューアル工事の真っ最中でした


 「ブログ開設5000日」は以上です。これまでは、ほぼコンスタントに鉄道旅行記や鉄道ニュースをUP出来ているように見えます。しかしながら、この冬シーズンもろくに駅巡りが出来ていません。このまま泉外旭川駅などを訪問出来なければ、夏頃にはネタが枯渇してしまいます。出来れば春の「18きっぷ」を使ってどこか出掛けたいなと思っています。
 ところで、私がいつも使っている、磐越西線から来る2223Dですが、五泉の利用者にとっては2番列車であり、2221D以来実に81分ぶりの列車です。しかも、羽越本線沿線の利用者も乗り継ぎで使うため、新津で乗る時点では場所取りがやっとです(特にテスト期間など)。それに、馬下以東で雪などで輸送障害が発生した際には、大幅に遅延したり運休したりすることもあります(馬下始発で4両でくることもある)。
 話が変わりますが、阪神電鉄や阪急電鉄は今日、3月13日のダイヤ改正でそれぞれ終電を10〜35分ほど繰り上げると発表しました。コロナ禍の影響で終電を繰り上げて保守時間を確保するのは世の中の流れになっています。商売っ気の強いと思われる関西の私鉄がとうとう追随してきたかと思うと、新潟地区の終電繰り上げも最早時間の問題だと考えざるを得ません。
 次は、新潟の115系についてお伝えします。


参考サイト   さいきの駅舎訪問

コメント (1)
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