クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

山陰本線全駅下車への道・第8回(その6)

2019-08-11 07:41:05 | 山陰線


山陰本線232Kは8時49分に下市駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



時刻表を。上下それぞれ概ね1時間に1~2本ずつです。232Kの出発は9時21分。



このバカ停を無駄にする手はないので駅舎の中へ。窓口の跡がありますが、無人化されてシャッターが下りて何もなくなっています。ベンチは6人分。



それでは駅舎撮影。昭和13年3月28日築の、端正な形をした木造駅舎です。左手にはミニ庭園が。



トイレは米子方に。一見する限り「駅舎」のようです。



32分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前は閑静な住宅街で、県道169号が延びています。なかやま温泉は南東に2.3km。



国道9号に出ました。交差点には酒屋さんが。「久保田」ですって



そのまま海岸沿いに。あちらこちらには風力発電の風車が。


232Kは3420Dに抜かれたのみならず、237Kや「スーパーまつかぜ3号」と交換していきました。無事に232Kに復帰して鳥取方面へ。



9時25分に中山口駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



階段を下って駅舎の中へ。大きな待合室ですが、ベンチが1つだけで何もありません。



それでは駅舎撮影。平成13年頃に建てられた、ログハウスの駅舎です。左右は駐輪場となっています。駐輪場と一体化した駅舎は、私の駅巡り人生で初めてです。



トイレは米子方に。駅舎と同年代の築と思われます。


中山口での滞在時間は28分…。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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山陰本線全駅下車への道・第8回(その5)

2019-08-09 21:54:11 | 山陰線

7時47分発の225K(キハ126-14+キハ126-1014)で大山口駅を出発。



7時52分に淀江駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



では駅舎の中へ。窓口の跡がありますが、無人化されており自動券売機に置き換えられています。ベンチは9人分。



それでは駅舎撮影。簡易駅舎となってますが、ファサードが付いています。



トイレは鳥取方に。徒歩40分の所にある妻木晩田遺跡から出土したと思われる「埴輪」を模した家状となっています。



34分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前は閑静な住宅地です。



水田地帯に出ると、壺瓶山が見えてきました



その山の見える所に淀江老人福祉センターが足ってました。



県道329号を西に進むと古いコンクリート造の建物が。淀江公民館です。



その淀江公民館の隣にある和風の建物は和傘資料館。運用時間は9:00~18:00で、土日月休みです。



駅前通に戻ると山陽合同銀行が。4分ほどで駅に戻ります。



8時26分発の232K(キハ47 35+キハ47 41)で鳥取方面へ。下市駅に近づくと、風力発電の風車が見えてきました。


話が変わりますが、JR北海道は今日、唯一のキハ183系ジョイフルトレインとなった「クリスタルエクスプレス」について、来る9月28、29日の札幌~富良野往還をもって大団円とすると発表しました。全車指定席であり、3号車の4人用個室は多目的室(記念撮影スペース)扱いです。これからのJR北海道のジョイフルトレインは「山明」「紫水」シフトになると決定付ける発表です。果たして、キハ183系の出力強化車はいつまで走り続けるだろうか。側面がやばそうですけど。


つづく

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山陰本線全駅下車への道・第8回(その4)

2019-08-08 20:08:36 | 山陰線

7時13分発の223K(キハ47 2005+キハ47 1025+キハ47 2006+キハ47 1011)で御来屋駅を出発。



7時22分に大山口駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



では駅舎の中へ。無人化されて自動券売機に置き換えられています。これから起こる簡易駅舎化を予感させるのように。



それでは駅舎撮影。昭和28年8月16日築の、モルタル仕上げの細長い駅舎です。



トイレは鳥取方に。数十年前に建てられたと思われます。



で、米子方にはちょっとしたミニ庭園が。そこにはバス停も。



25分の滞在時間を利用して周辺散策。もう雨が上がりました。



県道171号を5分ほど上ると、大山所子郵便局が。



大山の絶景を求めて7分ほど上るうち、面白い建物を発見。大山町保健福祉センターです。



ならばとあぜ道を下ります。枝豆畑の向こうに大山の特徴的な峰々



ネギ畑まで下ると、今度はこの霊峰が雲の隙間から姿を現すように



県道171号に戻ると、大山寺行きの日本交通のバスと一瞬の邂逅ブルーリボンかな。


つづく

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山陰本線全駅下車への道・第8回(その3)

2019-08-06 12:34:22 | 山陰線

6時27分発の226Kで名和公園駅を出発。「キハ47 1113+キハ47 8+キハ47 1037+キハ47 180」の4連で車掌が乗務しており、やっと「18きっぷ」に日付印を入れられました。



6時30分に御来屋駅に到着。2面3線の構内です。



それでは駅舎撮影。明治35年の開業時からの木造駅舎が健在です。平成14年に駅舎東側部分が改修されていますが、山陰の現存最古駅舎の佇まいです。平成28年11月29日に国登録有形文化財に指定されました。



トイレは米子方に。これは流石に数十年前の築と思われます。



駅舎の前には丸ポストが。御来屋駅には勿論、ミニ庭園が備わっています。



43分の滞在時間を利用して周辺散策。駅舎の横には大山町商工会が。



200mくらい進むと、老人ホームである小谷苑に出ました。



国道9号に出ると、鳥取銀行、山陰合同銀行、御来屋郵便局に出ました。本当は大山町役場を目指してましたが、雨が激しくなったので慌てて戻ります。台風が抜けたとはいえ、本当に不安定な天気だ。



駅舎に戻りました。窓口と荷物扱所が残されてますが、無人化されており自動券売機に置き換えられています。



荷物扱所の跡は「ミニ博物館」に。「2002紅茶列車 夢フェスタとっとり」ですって



待合スペースを。大正ロマン漂う座席です。天井もスバラシイ



上部には小荷物運賃表が残されてました今では勿論小荷物扱いはないですが。



御来屋駅は旧窓口部分には喫茶があり、営業時間は10:00~16:00です。また、鳥取方の部分では「みくりや市」が開かれています(9:30~17:00 日曜休)。で、2、3番乗り場には車掌車「ヨ5000」を転用した待合室が昭和30年製造だそうです。御来屋駅は本当に見所たっぷりでした。


話が変わります、与党PTは昨日、九州新幹線長崎ルートの未着工区間である新鳥栖ー武雄温泉間について、フル規格でつくると表明しました。一時はフリーゲージトレインの導入が画策されていましたが、車軸トラブルおよび高コストから駄目になったという経緯があったりします。ただ、佐賀県は新幹線建設に対して反対を表明していますが。

 

つづく

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山陰本線全駅下車への道・第8回(その2)

2019-08-04 21:21:28 | 山陰線

5時49分発の221K(キハ47 41+キハ47 35)で赤碕駅を出発。



6時6分に名和駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



では駅舎の中へ。窓口の跡のようなものがありますが、無人化されて何もなくなっています。



それでは駅舎撮影。開業時からと思われる木造駅舎が健在です。トイレはホーム近くに。名和駅の開業は1912年1月31日ですが、正駅になったのは1955年2月のことです。



旧事務室部分は「軽食 安兵衛」に。果たして営業しているのでしょうか。待合部分に比して旧事務室部分が大きくなっています。



滞在時間は21分。駅前には名和公園が。展望台からは日本海の眺望が



名和公園には重光亭の跡が。明治40年、皇太子嘉仁殿下(後の大正天皇)が名和神社行啓した際、ここからの日本海の景色にいたく感動して当地に御座所を建立しました。また、大正6年には皇太子裕仁殿下(後の昭和天皇)も行啓した際にこの御座所に立ち寄りました。これにより、この御座所は「重光亭」と命名されました。



で、別のブースには、時山窯窗の顕彰碑が。



名和公園は、奥にも別の出入口が存在します。この近くにはミニ庭園が形成されてました。名和公園は、時期ともなれば桜が咲き誇り、地元民にとって貴重なオアシスでしょう。これも大きな旅の発見です。



駅への帰り道。割烹・松涛園が。朝早いから人っ子一人歩いてません。


つづく


参考文献   西崎さいき『日本全国の「ヘンな駅」をゆく!! 珍駅巡礼』

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山陰本線全駅下車への道・第8回(その1)

2019-08-02 18:55:32 | 山陰線

 いよいよ夏本番となり、日本各地では猛暑日の便りも聞かれます。熊本DCと並行して、「ノスタルジック山陰」の合言葉の下「山陰アフターDC」が開催されています。「奥出雲おろち号」なども盛んに運転されています。
 さて、これからお伝えするのは、2018年8月24日(金)~26日(日)の「山陰本線全駅下車への道・第8回」です。前日に台風20号が日本列島を北上したので出発が危ぶまれました。幸いにも台風が抜けた後で、めでたく出発と相成りました。山陰本線の赤碕以西の駅を中心に巡り、木次線全駅下車達成を果たし、帰りにあしかがフラワーパーク駅にも寄ってきました。
 前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。



2018年8月24日(金)。自転車で新津駅に行き、信越線453M(E129系B15編成+A4編成)で新潟駅へ。そこから30分かけてバス(新潟200か918)で新潟空港へ。19時5分発のJL2250便(JA244J)で伊丹空港へ。



極めて順調なフライトでしたが、伊丹空港が混雑しており、奈良県北部で2回もホールド。20時18分頃になってやっとクリアランスが下り、20時33分頃に25番スポットに到着。



バスゲートだったので、手荷物を受け取れたのは20時45分頃に。21時5分発のバス(大阪200か22-15)でなんばへ。



なんばOCATまで歩き、22時50分発の山陰特急バス(なにわ200か22-76)で一夜を過ごします。加西SAで唯一の開放休憩。



4時25分に米子駅に到着。4時53分発の山陰本線222K(キハ47 84+キハ47 7)で山陰本線駅巡りを再開。



すっかり夜が白み、5時32分に赤碕駅に到着。交換&退避可能駅で、2面3線の構内です。



では駅舎の中へ。自動券売機の向こうに窓口(「みどりの窓口」ではない!)があり、営業時間は7:10~17:50(休み2回)です。ベンチは12人分。



それでは駅舎撮影。何度かリメイクこそされてますが、明治36年8月28日の開業時からの駅舎です。トイレは米子方にありますが、改札外からは利用出来ません。



駅舎の横にはミニ庭園が。これこそ山陰本線を山陰本線たらしめているといえば言いすぎでしょうか。



17分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前からは県道278号が延びています。流石に早朝ということであり、人っ子一人歩いていません。



三叉路に出ました。最も右側の道路は県道289号。ここら辺で引き返します。



再び駅前にて。「琴浦町」の通学バスがツーショット土曜日だし運用はないのかな。


つづく

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