常連さんが今回は自宅で米寿の祝いをやりたいから料理を作ってといわれた。
メインホストが高齢なのでという理由。
料理は席が小さいからパック料理で。
刺身などは別皿でで届けた。
料金は好きなだけ取れとといわれたがそうは行かない。
相場というものと自分の腕がしれてる。
何にもしないで並べただけ。
もとが判らなくなる様なのは善くないというお気に入りの料理人が言うから。
むかごと銀杏を楊枝で揚げた。
そんな忙しい訳ではないのにちょっと手抜きかも。
朝は雨が降らない予報だったのに降りだした。
久しぶりの霧、こんなのが好いような歳になった。
鳶沢も新道島も。
ピースケとカラスが朝食中。
暖炉に炭を入れてきのこけんちん蕎麦が自分のお昼。
マジックでさっと書いたが誰も見向きもしなかった。
ナラタケとブナハリタケと地元で作ってるえのき茸をたっぷり。
十割蕎麦だからむせ返るようなそばの香りと複雑なきのこの香りがため息を誘った。
こんな蕎麦が食べれれば高速を１時間飛ばしても行く。
良いおねいさんがいればもう一時間プラスしても良い。
降り続く雨に煙、魚沼は幻想の墨絵の世界に。
突然、リックにどっさり月夜茸の大物を持ち込んだ知り合い。
ため息と畜生の声が現実のコメデイの世界に連れ戻した。
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味の家魚野川 @gakuharitoru
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