家を出たらまだ東に明星が輝いていた。
凍った雪の肌がが街灯で光っている。
中にはオレンジ色の宝石のような結晶も所々見える。
大きなカーブを曲がると店が大沢川の川霧に飲まれそうになって見える。
快晴の予感。
除雪隊の食事が終わり今度は自分の朝食。
霧の中に昇った朝日がいつの間に晴れ渡り店の中にいっぱいに満ち溢れている。
まぶしくて横を向いて新聞を読んだ。
マイナス3度の霧の中をマキ婆が背を丸めて転がるように歩いてきた。
いつもは白の世界にいるのに山の地肌や木々の茶色、そして空の青さは架空の世界にいるよう。
雪が降らないとそれを生業としている人たちがいるので気配りのある人は挨拶のとき小雪でうれしいねと声を潜めて挨拶に使う。
ひそめいた挨拶は心の中でゆらゆらとこだましている。
お天気が良いので来客があるぞーとピザの生地を丸めて置いて、かなりピザヤに人が来ていたから売れるかいと声を掛けたらあまりピザの準備をやってるからおにぎりなどしか売れないよと又板長の弁。
それでも1時過ぎには車を止めるとこがなくなってしまった。
雲さんが店長さっきの四人組、何かクレームをつけなかったと聞いてきた。
何でと聞き直したら汁の椀にへっとが片付けるときはいっていたよと。
エーと絶句。
でも不思議今の時期ほとんど昆虫がいないのにと思っていると、板長がこんなにいい天気で暖かければそこらから出てくるさと。
すかさず小西さんがきれいな水の環境の良いとこに棲息してますからと言うかと言ったので、そんな問題じゃない困ったとみんなであれこれ考えたけど結論が出なかった。
へっととはカメムシのことで僕たちはあまりの臭さに屁臭虫と呼んでいる。
思い当たることもあった。
暖炉に炭をたっぷり入れていつもよりかなり室温が高くなって出てきて、田舎のおばさんたちに捕まってしまって汁椀に放り込まれた。
できればそこらの線で収まってくれるといいが。夜ホームセンターに行って電気毛布を買って自宅に帰った。
寝室で吐く息が白くなっても布団の中は春だー。
凍った雪の肌がが街灯で光っている。
中にはオレンジ色の宝石のような結晶も所々見える。
大きなカーブを曲がると店が大沢川の川霧に飲まれそうになって見える。
快晴の予感。
除雪隊の食事が終わり今度は自分の朝食。
霧の中に昇った朝日がいつの間に晴れ渡り店の中にいっぱいに満ち溢れている。
まぶしくて横を向いて新聞を読んだ。
マイナス3度の霧の中をマキ婆が背を丸めて転がるように歩いてきた。
いつもは白の世界にいるのに山の地肌や木々の茶色、そして空の青さは架空の世界にいるよう。
雪が降らないとそれを生業としている人たちがいるので気配りのある人は挨拶のとき小雪でうれしいねと声を潜めて挨拶に使う。
ひそめいた挨拶は心の中でゆらゆらとこだましている。
お天気が良いので来客があるぞーとピザの生地を丸めて置いて、かなりピザヤに人が来ていたから売れるかいと声を掛けたらあまりピザの準備をやってるからおにぎりなどしか売れないよと又板長の弁。
それでも1時過ぎには車を止めるとこがなくなってしまった。
雲さんが店長さっきの四人組、何かクレームをつけなかったと聞いてきた。
何でと聞き直したら汁の椀にへっとが片付けるときはいっていたよと。
エーと絶句。
でも不思議今の時期ほとんど昆虫がいないのにと思っていると、板長がこんなにいい天気で暖かければそこらから出てくるさと。
すかさず小西さんがきれいな水の環境の良いとこに棲息してますからと言うかと言ったので、そんな問題じゃない困ったとみんなであれこれ考えたけど結論が出なかった。
へっととはカメムシのことで僕たちはあまりの臭さに屁臭虫と呼んでいる。
思い当たることもあった。
暖炉に炭をたっぷり入れていつもよりかなり室温が高くなって出てきて、田舎のおばさんたちに捕まってしまって汁椀に放り込まれた。
できればそこらの線で収まってくれるといいが。夜ホームセンターに行って電気毛布を買って自宅に帰った。
寝室で吐く息が白くなっても布団の中は春だー。