高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

更新作業

2019年10月02日 | 地域でお仕事

 峰の原高原にあるゴルフ場で、アルバイトの一日。今日のお仕事は、春と秋、年に2回行うグリーンの穴空け。きれいなグリーンの芝に穴を空ける目的は、もちろん、芝の生育を促すためで、主に3つの効果を期待できます。

 ①芝の根切り…土の中で、絡まり合った根をほぐす。

 ②酸素供給…根も呼吸しています。

 ③水はけの改善…雨が降った際、水が土の中に浸透するように。

 

↑朝は7.8℃で、少しひんやり。10月になり、日の出の時間も、だいぶ遅くなってきました。

 

↑ここに来て、ようやくさわやかな秋晴れが続いています(^^)

 

↑これが、グリーンの芝に穴を空ける、バーチドレインという機械。

 

↑タインと呼ばれるこの18本の鉄の棒が、芝の根を土の中から抜き出す仕組みになっています。

 

↑抜き出された芝の根。コアと呼んでいます。

 

↑グリーン上に、数え切れないほどたくさん、穴が空けられました。

 

↑コアで覆いつくされたグリーン。

 

↑強力なブロアーを使って、コアをグリーンの外まで吹き飛ばします。

 

↑グリーンの周りに集められたコアの山。この後、スコップですくって、軽ダンプに載せて回収します。

 

↑次に、肥料を撒きます。ちなみに、この道具はサイクロンといいます。

 

↑続いて、この散布機で、目砂をします。

 

↑今度は、グリーンが白くなります。

 

↑ブラシをかけて、砂を穴にすり込んでいきます。

 

↑最後は散水。砂を穴に流し込むのと同時に、肥料を融かします。この一連の作業を、ゴルフ業界では更新作業と言っています。ゴルフ場には全部で19のグリーンがあるので、お客さんのプレーの合間を縫って、全部のグリーンの更新作業をするのは、結構、手間が掛かります。

 

↑日中は22.1℃まで上がりました。空には、夏の雲と秋の雲が同居していました。


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