高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

ダリア、掘り上げ

2016年10月21日 | Today's garden
 この数日で、一気に庭が色づきました。今日は、庭の写真を撮った後、ダリアの掘り上げ作業を行いました。まだ、咲き続けている株もありますが、おそらく来週には霜でやられてしまうので、その前に球根を掘り上げて、来春まで家の中で保管します。


↑という訳で、ダリアが咲く庭は、今日で見納め↓



↑バックヤードガーデンに続く、石の階段。




↑ブルーベリーの紅葉。






↑このワインレッドのダリアも、この後、掘り上げました。




↑まだ咲いていた花は、花瓶に活けました。


↑ダリアは春に植えたので、周辺の土が軟らかく、1ヵ所だけ
スコップを入れれば、簡単に掘り上げることができます。


↑夏の間に新しい球根ができて、春に植えた時より、一回り大きくなっています。


↑種類がわからなくならないように、掘り上げたらすぐに、色や大きさを記したタグを付けます。


↑球根がたくさん!


↑大小合わせて、全部で60株ほど。来年の5月まで、屋根裏で保管します。
つまり、このダリアたちは、1年の半分以上を家の中ですごします。
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草原から教室へ

2016年10月20日 | 季節の話題や身近な出来事など
 山野草が咲く草原は減少の一途をたどり、現在は国土のわずか1%しかありません。峰の原高原では、スキー場に草原が維持され、山野草が命をつないでいますが、スキー場は、多くの山野草が種を付ける前の9月に草刈りをしてしまうので、スキー場さんにお願いして、山野草保護のため、一部を刈り残してもらっています。10月後半になり、ほとんどの山野草が種を作り終えたので、今日の午前中、自分たちで草刈りを行いました。


↑今年は特別に、作業の前に、草払い機の講習会を行いました。


↑草払い機のメーカーから、軽くて静かな電動式と、排気がクリーンで
力がある4サイクルエンジンの草払い機を借りて、使用体験も行いました。


↑講習の後、種類が違う草払い機の使い比べ。電動式も思ったより力が
ありました。女性や、住宅街での使用にはいいかもしれません。


↑講習会の後は、それぞれ自分の草払い機に持ち替えて、山野草保護区域の草刈りをしました。


 午後からは、峰の原高原にある「須坂市青年の家」で、観光について学んでいる大学生のゼミに参加。峰の原概論という項目の中で、他の2人のペンションオーナーと共に、ゼミの講師?を務めました。ゼミの教授が“景観まちづくり”をキーワードのひとつにしているので、私は、峰の原高原の景観づくりと、ガーデンツーリズムについて、スライドを使ってお話ししました。


↑16名の学生さんが参加。このゼミでは、峰の原高原の歴史や観光を、課外実習の
ひとつにしています。以下、今日の講義で使った写真の一部をご紹介します。


↑18歳の私が、景観の美しさに感銘を受けたイギリス・オックスフォードの
街並み。この美しい町で、1年間、語学学校に通いました。


↑私が4年間通った大学は、元々は貴族の庭園だった場所で、
美しいキャンパスでした。写真右上に、貴族のお屋敷が見えます。


↑スイスのペンション村↓

↑学期と学期の間の長い休みには、ヨーロッパを旅して回りました。


↑これもスイス…じゃなくて、これは、今から38年前の峰の原高原。当時は、景観が美しい場所でした。


↑しかし、徐々に空き家や廃屋が増え、私が東京から戻った時には、看板も乱立している状態でした。


↑私が、地元の観光協会の役員の時、市にお願いして、看板整備
事業を行いました。新しい看板のデザインも、私が考えました。


↑幹線道路沿いに乱立していた60個近くの看板を、15個に集約。


↑市の事業なので、公の案内板しか整備できないため、各ペンションの
案内板は、自分たちで取り付け作業を行いました。


↑今から3年前にでき上がった新しい看板。これは、5枚上の写真と同じ場所です。
夜は学生たちとの懇親会がありました。
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秋のゴルフ場

2016年10月19日 | 風景写真
 朝は12℃、日中は20℃近くまで上がって、この時季にしては暖かく、穏やかな一日でした。先週の寒さで、峰の原高原にあるゴルフ場は、ペンション村より一足早く、秋色に包まれました。


↑5番ホールのグリーン。


↑1番ホールから見た根子岳。


↑菅平グリーンゴルフは標高日本一のゴルフ場。雲の中に北信五岳のひとつ、斑尾山が見えます。


↑黄色く染まったミズナラ。


↑根子岳から北に続く尾根の紅葉。


↑この辺りは、断崖絶壁になっています。




↑ゴルフ場の下にペンション村があります。




↑クラブハウスの屋根。




↑ミズナラは黄色く染まります。


↑さて、今日は朝一でグリーンの芝刈り。


↑その後は、右側の赤い芝刈り機に乗って、ティーグランドの芝を刈りました。


↑紅葉前線は足早に山を降りて、里に向かいます。
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刈り込み、第一弾

2016年10月18日 | ガーデニング
 今年もいよいよ、庭の草花の刈り込み作業が始まりました。数日かけて乾かし、その後、燃やすことを考えると、一気に庭中を刈り込むことはできないので、3回くらいに分けて作業します。例年、初雪は11月10日前後。それまでに、3度の刈り込み、施肥、落ち葉のマルチングを済ます予定です。


↑刈り込みはビーバー(草払い機)を使います。1回目の今日は、すでに茶色くなった草花に
加え、ハーブ類、種を落とさなくていい宿根草に絞って、スポット的に刈り込みました。


↑刈り取った草花を熊手で集めて一輪車に乗せ、駐車場まで運びます。


↑この場所で数日乾かした後、燃やします。


↑今日だけで、刈り取った草花はこれだけのボリュームに。


↑オレガノの刈り込み。Before & after↓



↑ゲラニウム、シレネ、スカビオサなどの刈り込み。Before & after↓



↑ベルガモットの刈り込み。Before & after↓



↑サイドガーデンの刈り込み。Before & after↓



↑ハーブガーデンの刈り込み。Before & after↓
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色づき始めたガーデン

2016年10月18日 | Today's garden
 先週の冷え込みで、昨日あたりから、本格的な紅葉が始まりました。


↑5日間続いた寒さがゆるんで、今朝は9℃。日中は18℃まで気温が上がりました。




↑ダリアのティトキポイント。赤く色づいたレンゲツツジをバックに。




↑朝と夕方は薄く霧がかかりましたが、日中は穏やかに晴れました。




↑フォスタの葉も黄色く色づいて…




↑アナベルは茶色くなり始めました。




↑ここからはバックヤードガーデンの写真です。




↑黄色くなった大きな木はミズナラ。




↑いつもとは違う場所で、お昼寝中のルーシー。
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種でつなぐ、命

2016年10月17日 | 峰の原の山野草
 先日、庭で宿根草の種を採りましたが、近所の草原でも、様々な山野草が種を付けて、未来に命をつなごうとしています。


↑昨日の朝は-0.2℃でしたが、北風が冷たく、体感的には
この秋一番の寒さで、霜柱もびっしり立っていました。


↑山野草の保護活動をしている草原で、種のでき具合いを見て回りました。


↑マツムシソウは2年草なので、子孫を残すため、とてもたくさんの種を付けます。


↑コオニユリの種は、小さな花びらのように薄くて軽く、
ひらひらと風に舞って、散らばるようにできています。


↑これはオヤマボクチ。長野県の北部、飯山市にある富倉地区では、
オヤマボクチの葉から繊維を取って、おそばのつなぎに使います。


↑ユウスゲは黒くてかたい種が、中にたくさん入っています。


↑小さくて細かいリンドウの種。


↑クガイソウの種は粒々。


↑キリンソウのシードヘッド。


↑ヨツバヒヨドリは綿毛を飛ばします。


↑これはタムラソウ。名前の由来ははっきりしませんが、たくさんの花が咲くので、
花がたむろっている様からタムラソウになったという説や、多くの紫の花が咲くので、
多紫(タムラサキ)の花という意味からタムラソウになったという説などがあります。


↑すでにシードヘッド上部が開いているアヤメ。中に3ミリほどの堅い種が入っています。


↑ギボウシもたくさん種を作ります。


↑レンゲツツジの紅葉。


↑オオカメノキの紅葉。
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Let's enjoy your Halloween!

2016年10月16日 | 季節の話題や身近な出来事など
 保育園のお友達から、大きなカボチャをもらったので、ハロウィン用に“ジャック・オー・ランタン”を作りました。ちなみに、ハロウィンは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人のお祭り。元々は秋の収穫を祝うと共に、悪霊などを追い払う宗教的な祭事でしたが、現代では仮装パーティーとして楽しんでいる人が多いです。私もイギリスに住んでいた時は、仮装してパーティーに行った思い出があります。


↑こんな大きなカボチャをいただきました(^^)


↑カボチャの下を切った後、スプーンで中身をえぐり出します。


↑息子がマジックで書いた顔に沿って果物ナイフを入れ、目や口などをくり抜きます。


↑今回、初めてジャック・オー・ランタンを作りましたが、カボチャが
軟らかかったおかげで、わりと簡単に、くり抜くことができました。




↑他のかぼちゃといっしょに、玄関にディスプレー。


↑夕方、外が少し暗くなった頃、さっそく中にろうそくを灯してみました。


↑息子は仮装の予行演習。


↑ルーシーも仮装の予行演習。
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Gathering the seeds

2016年10月15日 | Today's garden
 -2.1℃まで下がって、この秋初めて、氷点下の朝を迎えました。今年は紅葉がかなり遅れていますが、初雪の季節まで、すでに1ヶ月を切っています。そろそろ、草花の刈り取りを始めないといけないので、今日はそれに先立って、花の種を集めました。


↑庭で増やしたい花の種を採取。こぼれ種で、自然に増える花や、虫メガネがないと見えないほど
種が小さい花はパス。また、極端に発芽率が悪い花や、先祖返りするハイブリッド種も採取しません。


↑これはルドベキア。シードヘッドをこすって種を落とし、小瓶に入れます。


↑これはベルガモット。後ろの緑のバケツにシードヘッドを
入れ、上部を手のひらで抑えて、ガシャガシャ振ってやると…


↑このように、シードヘッドから種がこぼれ出てきます。


↑エキナセア、シレネ、リクニスなどの種も集めました。


↑種袋の形や種の大きさは、花によって様々。


↑ルーシーはウッドデッキで、久々のお昼寝。日中は日差しが暖かく感じられました。


↑こちらは、庭に自生している山野草の種。


↑マツムシソウ、クガイソウ、キキョウ、アヤメ、エゾリンドウなどの種を集めました。


↑採取した種は来年の6月、ナーセリーに直播きします。この写真は、今年の6月に種を蒔いた
ルドベキア。このまま、ナーセリーで冬を越して、来春まで生き残った株を花壇に移植します。


↑庭では、まだ、いろんな花が咲いています。


↑ダリアは強い霜が降りるまで咲き続けてくれます↓



↑1株だけ、きれいに咲いているアストランティアを見つけました。


↑7月から、もう3ヶ月咲き続けているゲラニウムのロザンネ。
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秋晴れ

2016年10月14日 | 風景写真
 この秋一番の青空が広がりました! 朝から夕方まで、これだけ空気が澄んでいたのも本当に久しぶり。ちなみに、今朝は-2℃の予報が出ていましたが、実際には0.8℃で、この秋2番目に低い気温でした。


↑菅平グリーンゴルフからの風景。




↑左奥に見えているのは、菅平高原スキー場。


↑眼下に長野市が見えます。




↑澄み渡った青空を流れる秋の雲。


↑芝の緑も鮮やか。木々の紅葉はまだ限定的。


↑北信五岳の内の四山。左から、戸隠、飯縄、黒姫、妙高の山並み。


↑風もなく、池の水面は鏡のよう。




↑木々の間から望む根子岳。


↑日が傾き始めても、この晴天。


↑そして、夕方5時すぎ、北アルプスに太陽が沈み始めました。




↑朝から夕方まで、信州の雄大な山並みを見ながらすごした一日でした。
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初秋のガーデンソイル

2016年10月13日 | ガーデン・ソイル
 今日は庭の宿根草の種を採るつもりでしたが、昨日の夕方、雨が降って、ようやく乾いたシードヘッドが、また濡れてしまいました。しかも、日中の温度は7℃に届かず、この秋、最も寒い一日。結局、庭に出るのはあきらめて、家の中でパソコン仕事をすることにしました。
 さて、昨日のことですが、ガーデンストーリーと同じ須坂市にある、本格ガーデニングショップ「ガーデンソイル」さんに行ってきました。下界では“ガーデニングの秋”。平日の昼間にもかかわらず、庭好きのご婦人方が、入れ替わり、ソイルさんの庭を訪れていました。


↑ガーデンストーリーからガーデンソイルさんまでは
車で20分ほどですが、標高差は1000m以上あります。


↑セダムは花が終わった後の咲き柄もきれい。


↑花から紅葉まで長く楽しめるカシワバアジサイ。




↑夏と秋が同居したような雰囲気。






↑ソイルさんの庭でも、たくさんのダリアが咲いて、目立つ存在に。






↑グラスガーデンでも、まだ緑の葉が目立ちます。






↑庭のあちこちで、穂を開いたグラスがいいアクセント。


↑ショップのデッキに並んだアンティーク雑貨が、秋めいた庭の風景によくマッチしていました。
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