さらに壁画は続く。村のメインストリートはほんの数キロというところだが、途切れることなく通りの両側に描かれていた。
これは秋の刈り入れ風景のようだ。
頭に荷物を載せたまま世間話の御婦人
こちらも収穫風景なのかも。
長ーい塀一杯に村人たちが描かれたものもあった。
ちょうど通りかかったサイクリングのグループも足を止めて「ワンダフル」「スプレンディット」などとしきりに感心していた。
そうした絵の中でも、馬が描かれた作品が目立った。
馬に水をやる農夫。
馬小屋から外に連れ出そうとしているオーナー。
これも馬と共に農作業。
実際、ティンヌーラ村から隣りの村に行く途中でも、本物の馬が飼育されているのを見かけた。
サッサリの祭り「カバルカータサルダ」も馬が主役の1つだったし、この地方の人たちと馬とは深くかかわりあっているのだろうということが実感できた。
そうした生活の絵以外の絵もないわけではない。
将軍の肖像。ガリバルディ将軍?
海辺に遊びに来たカップル。
笛を吹く男。
この絵だけはちょっと変わったタッチ。
伝統的な祭りの扮装のような・・・・
こんな調子で壁画が村中に広がるティンヌーラ村は、まるでテーマパークのようなワクワクランドだった。