新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

マインツ⑥ マインツ大聖堂に入ってみた。印象に残ったのは黄金に輝く聖母子像

2019-11-05 | ドイツ・マインツ

 大聖堂に入ろう。

 入口のドアノブは、ちょっと弱気なライオン像。

 内部は奥行きが深く、粛然としたムードが漂う。

 そして、差し込む外光が室内をきらめかせていた。

 最初に目についたのは、三連の祭壇。

 中央部には聖母子像。黄金色に輝いてまぶしいほどだ。

 向かって右側にはこんな群像。東方三博士の礼拝だろうか。

 そして左側。誕生したキリストを見守る風景かも。

 こちらは皇帝の像にも見える。

 壁面には非常にモダンなステンドグラスが取り付けられていた。ここも第二次世界大戦で大きな被害を受けたことから、新しいものに替えられたものだと推定される。

 上方には立派なパイプオルガンが取り付けられていた。ちょっと聞いてみたかったなあ。

 別の壁面には、キリストのゴルゴダの丘への道行きの光景が、何枚も飾られている。

 こちらの群像には、制作当時に施された色彩がまだわりとはっきり残っていた。

 これはどんな光景を表現したんだろうか。新しい作品のように思える。

 全く予備知識なしに飛び込んだ場所なので、すっと通り過ぎただけで終わってしまった。

 

 

コメント (2)
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