アウグスティナー通りを歩いた。この通りには面白い標識、看板、人形などが盛りだくさんだ。
まずは、通りの街灯が洋服を着ているという、礼儀正しい道!
女性が何かを訴えているような・・・。実はこれは店の呼び込み用の人形。
こちらはわかりやすく愛嬌たっぷりのコックさん。
南国の鳥のお出迎え。
馬に乗った鳥が旗を振っている。
かと思えば、華麗なバレリーナの舞い姿も。
さらに、路上でパフォーマンス中の若い女性も。
ウインドウには東洋的な像のイラスト。ここはタイ料理の店だった。
別のウインドウにはファンタスティックなイラスト。とにかく通りには楽しみが満載だ。
そんな通りでアウグスティナー教会が見つかった。教会前には広場がなく、全景を撮ることが出来なかった。
正面にはいくつもの彫像があしらわれていた。
内部に入る。燭台の向こうに主祭壇が見える。
見事な群像。キリストが磔から降ろされるところの光景だ。
周囲の装飾もきらびやかだ。
そして天井画。
各々の装飾もかなり凝っている。
ドイツっぽい顔をした天使像も。
この教会は1260年創建。1805年に現在の姿に再建された。ドイツ国内の多くの教会は第二次世界大戦時に破壊されたが、この教会だけは破壊を免れたため、天井画や彫像などが残っているという。そのためか、大聖堂よりもこの教会のほうが充実していた。