浅草寺の創建は628年。以来1400年もの歴史を刻んでおり、毀誉褒貶を経ながらも東京の一大観光地の地位を保ち続けている。
今年こそコロナ禍で観光客は減っているが、昨年までは年間3000万人という客数を数えていた。
正面入り口の雷門を過ぎると、そこから仲見世通りが続く。
次に宝蔵門が控える。ここから斜め方向を向くと、東京スカイツリーがバッチリ見通せる。
そして手水舎で清めの水を使う。ここにある龍神像は高村光雲の作品だ。
階段を上がって本殿へ。参拝する善男善女はひきも切らない。
参拝の後天井を見上げれば、堂本印象作の「天人散華の図」が目に入る。
祭壇を拝見した後は、回れ右。
ライトアップされた五重塔に、しばし見とれる。1945年の東京大空襲で炎上したが、1973年に再建された。地上からの高さは53.3m。
ちょうど年末の羽子板市の日に訪問、派手やかな羽子板を求める人達で賑わっていた。
じっくり見てみると、本当に美しい女形の姿がデザインされている。
しばし足を止めて品定めをした。(といっても、購入はしなかったのだが・・・。)
改めて本殿の夜景をカメラに収めて家路についた。