ピサはもちろん斜塔が有名だ。だが、私が行った時は斜塔の傾斜防止の修理中で入館できず、斜塔内部の階段は撮れなかった。
それで、今回は同じ敷地にある洗礼堂階段の紹介だ。
洗礼堂は大聖堂と向かい合わせの形で建っており、正円形の優雅なロマネスク建築。高さ55m、イタリア最大、唯一の円形洗礼堂だ。
中央に八角形の洗礼壇があり、
その左側に説教壇が置かれる。ニコラ・ピサーノの傑作だ。
全体を見渡すために2階に上った時の階段。こんなに狭く回廊のようになっていた。
広場で休憩していた時、急に雲行きが怪しくなって湧き出した雲が斜塔を覆った。その時の写真がこれ。
最後に、夜になって食事後に訪れた時に見た広場。ライトアップされた素晴らしい光景だった。
ピサの斜塔は、傾きのせいでちょっと登るのは怖い気がします...。
階段好きなのに、高所恐怖症なので、登りたい気持ちと登って後悔することがあるので、この洗礼堂なら登りやすそうですね♪
ピサには1泊して夜の風景も写真に収めたのですが、昼の喧騒に比べて、夜はまるでゴーストタウンのような静けさの中で美しい夜景を見ることが出来ました。
観光地では昼は大混雑、夜は人っ子一人いない、といったケースによく出会います。ところが夜の方が断然美しい光景に出逢えるケースが多いと感じます(夜好きの性格のせいかもしれませんが・・・)
その度に「得したなあ」という思いと、急ぎ足で帰った人に「もったいないなあ」と感じる思いが交錯します。
そんなわけで私は時間の許す限り「1か所に最低1泊はする」という旅行の仕方を実行しています。
夜の町いいですね♪
日本と海外では夜の匂いが違う気がするので、海外に来ているなぁ...と、より実感できる気がします。
でも、治安の不安があってなかなか外出できず、唯一夜にウロウロしたのはヴェネツィアだけでした〜。
外国だとやはり治安問題があるので、特に女性の場合は夜の行動は制限されてしまいますよね。
ただ、よい方法は冬に旅行すること。ヨーロッパは冬時間になり、夜になる時間が早いので、12月などは午後6時くらいでも真っ暗です。さらに治安を考えるなら、朝は8時でもかなり暗いので、静かな夜の気分をちょっぴり味わうことが出来ますね。