新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

階段紀行・日本 東京編㉑ 明治期の趣を継承した深川図書館の螺旋階段

2022-02-15 | 階段紀行・日本

 江東区の清澄庭園すぐ南隣にある深川図書館は1903年の創設だ。まだ東京市だった明治初期に、日比谷図書館に次ぐ2番目の市立図書館として誕生した。

 その後、関東大震災、東京大空襲などで被災し、現在の建物は1993年改修の3代目となる。

 だが、以前の建物のイメージを継承しており、十分に趣を持った建物になっている。

 階段は木製の螺旋階段。ゆったりとしたカーブを描いて上下の階を繋いでいる。

 この角度で見ると、ステンドグラスの存在も洒落たアクセントになっている。

 手すりの細工も丹念に施されており、愛おしささえ感じさせる。

 脇から見上げると、改めて結構な高さがあることがわかる。

 それだけに、上階から下ってくるた手すりの傾斜角度もかなり急。落下のスピードを思わせる流れが出来ている。

 


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2 コメント

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Unknown (まりえ)
2022-02-15 20:36:14
深川図書館
とても重厚でモダンな作りですね
素敵な階段です✨
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階段紀行 (gloriosa)
2022-02-15 21:15:37
まりえ様

コメント有難うございます。

私のブログでは現在各地の階段を特集する連載を続けています。

東京の次にはヨーロッパの都市の階段もアップする予定ですので、時間があればどうぞお立ち寄りください。
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