新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

心ふるえる風景 パリ編㉗ 愛の言葉に埋め尽くされた モンマルトルの壁

2024-10-01 | 心ふるえる風景 パリ編

 モンマルトル・アベス駅前にある ジャン・リクチュス小公園

 小さな広場だが そこに大きな青い壁が設置されている

 遠くからではなにやら落書きがたくさん といった雰囲気だったが

 近づいて見ると全く違った風景が現れた 「ジュテームの壁」

 落書きと思われたのは 実はすべて愛のメッセージだった

 

 ジュテーム(愛しています)を表現する 世界中の言葉が記され

 合計311の愛の言語が 40㎡の溶岩タイルの壁一杯に展開する

 見ると大部分は横に展開する文字なので 日本語はすぐに見つかる

 「愛しています」はいいけれど

 「君が好だ」はちょっと送り仮名が変 日本人じゃない人が書いたんだろうか

 といっても 誰でもそこに書き込んだり消したりは出来ない

 すでに完成品として 陳列されているものだ

 

 2000年に アーティストのフレデリック・バロンが構想した作品だとか

 2000年と言えば ロシア大統領にプーチンが当選し

 パレスチナ騒乱が拡大して 世界十大ニュースにランクされた

 

 今もこれらの問題が 以前にも増して深刻になってきている

 愛とは男女の会いに限らず 人類愛をも意味するもの

 世界が愛の力で平和を取り戻す日は 来ないのだろうか

 


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