セーヌ川左岸の国立美術学校を過ぎて 少し細い道を歩いていると
頭上に見事なシルエットが 浮かんでいるのを見つけた
若い女性が長い髪をなびかせながら 優雅にダンスをしている
抜群のスタイル!
多分何かの看板で ダンススクールでもここにあるのかも
ちょうど 雲一つない晴天の午後だったので
そのシルエットが 一層黒く印象的に際立っていた
各地を旅していると 店の看板がバラエティに富んでいて
つい立ち止まって見入ってしまうことが しばしばある
例えばモーツアルトの生まれ故郷 ザルツブルクの通り「ゲトライデガッセ」
精肉店は豚 洋服屋は裁ちバサミ ワインセラーはブドウなど
それぞれの職業を表す看板が 街路にせり出すようにたくさん設置されていた
いまでもとても楽しかった思い出が 残っている
パリの看板は 職業を直接というよりは
いかにスタイリッシュに見せようかという 一ひねりがきいていて
いかにもパリらしい センスに出会う事が多い気がする
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます