サッサリのドゥオモはホテルの近く。一旦ホテルに戻ってからドゥオモに向かった。
狭い細道を通ってゆく。
道の上に両側の家を結ぶ橋のようなものが渡してある。
途中の駐車場の広場に聖母子像の塔が立っていた。
ドゥオモの鐘楼が見えてきた。
ぐるりと回って正面に。このドゥオモの正式名称はサン・ニコラ大聖堂。
12世紀に建設が開始されたが13世紀に鐘楼が、15世紀にファザード改修が行われるなどして、ロマネスクやゴシック、バロックなど色々な建築様式は混在した建物になっている。
正面のファザードはスペインバロック。非常に細やかな装飾が複雑に組み合わされている。
鐘楼はロマネスク様式だ。堂々とそびえている。
正面最上部の装飾は、中心に守護聖人の聖ニコラを配し、周囲に細かい浮彫を巡らせてる。
その下の部分も、まるでレース編みのように丁寧に細工がされている。この設計者はミラノの建築家バルダッサッレ・ロメーロ。
中に入ると、まずステンドグラスが目についた。
主祭壇は、中央に聖母の絵があり、高い祭壇が造られている。
天井にはキリスト磔刑の絵。明快な構図で、テーマとは逆に涼やかさを覚えるような感覚だった。
別の礼拝堂の天井にもフレスコ画がある。
これは聖人たちが並ぶ祭壇。保存が良いのか、新しいもののようにも見えた。
そんな風にドゥオモの中を見ているうちに、何か特別な催し物が始まった。その、とても素敵なサプライズは、次回のお楽しみ!
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