<10月の鑑賞予定映画>
低蛋白症の薬に加えてがん治療の薬も入ったので
投薬するのに、まぁ四苦八苦しています。
ごはんに混ぜる⇒ごはん拒否
投薬チュールに混ぜる⇒チュールだけなめて薬は吐き出す
投薬用ボールに入れる⇒ボールだ食べて、薬は吐き出す
なにをやっても、薬だけ見事に出します。
もともと頑固者だったが、ここまでとは。
夫婦で涙目になってしまいましたわ・・・。
で、ものすごーく考えた末にようやくたどり着いたのがこの商品👇
これに粉状にした薬を練りこんで、はなの歯茎に塗ります。
犬の口の周りを舐め回す習性を利用しました。
これで、なんとか投薬のストレスは解放されつつあります。
で、ごはんの方ですが抗がん剤の影響でしょうか。
超偏食になってしまい、ドッグフードはもぅ食べてくれません。
獣医師に相談したら
「もぅ、はなちゃんの好きなものを好きなように食べさせてください」
とアドバイス受けたものの
今日喜んで食べてくれたものが、明日には見向きもしない!
そんなのがずーーっと続いているので
どんどん食べるもののストライクゾーンが減って行ってます。
今では、おやつと野菜・果物しか口にしません。
はっきり言って、お手上げ状態です。
体調のいい時は、家族にすり寄ってきて愛想ふりまいてくれますが
普段は、こんな感じで伏せ寝しています。
お腹の一部、壊死し始めました・・・・・。
炎症性乳がん、ほんとに怖い病気です・・・。
息子、実はこの春転職しました。
今まではシフト制の会社に勤めていましたが
今度は、土日しっかり休みのある会社に入社し
時間にも余裕が出来たので、何年振りかで家族ランチへ。
どれもおいしく頂きました。
~情熱は、武器だ~
2024年 日本映画 (2024.08.09公開)
配給:ワーナーブラザース映画 上映時間:115分
監督:萩原健太郎
原作:山口つばさ (「ブルーピリオド」 月刊アフタヌーン連載)
脚本:吉田玲子
美術:宮守由衣
音楽:小島裕規“Yaffle”
衣装:東海林桃花
美術アドバイザー:川田龍
主題歌:WurtS 「NOISE」
出演:真栄田郷敦/高橋文哉/板垣李光人/桜田ひより/中島セナ/秋谷郁甫
兵頭功海/三浦誠己/やす/石田ひかり/江口のりこ/薬師丸ひろ子
<見どころ>
「マンガ大賞2020」を受賞し、アニメ化もされた山口つばさの漫画を実写映画化。
充実した日々の一方でむなしさも抱える高校生が、一枚の絵をきっかけに美術の
面白さに目覚め、国内最難関の美術大学を目指して奮闘する。
『サヨナラまでの30分』などの萩原健太郎が監督、『ガールズ&パンツァー』
シリーズなどの吉田玲子が脚本を担当。 『彼方の閃光』などの眞栄田郷敦が主演を務め、
『交換ウソ日記』などの高橋文哉と桜田ひより、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』
などの板垣李光人らが共演する。
<ストーリー>
成績優秀で世渡り上手でありながら、どこか空虚な思いを抱える高校生・矢口八虎
(眞栄田郷敦)。あるとき苦手な美術の課題で一枚の絵を描いた際、初めて本当の
自分を表現できたような感覚を抱く。アートに興味を持ち始めた彼は、国内最難関の
美術大学の受験を決断する。経験も才能もない中で、才能あふれるライバルたちや
アートという正解のない壁に葛藤しながらも、八虎は情熱だけを武器に困難に
立ち向かっていく。
<感想>
原作=未読
原作本がマンガ大賞2020を受賞しているので、公開前から気になっていたのと
お盆休みのほうが、私が出かけても家族の誰かがはなをみてくれているので
動きやすい、ということもあってリフレッシュも兼ねて観に行ってきました。
観てると、娘の美大受験期を思い出します。
そう思うと、美大受験に関して親子で話す深さが尺の関係で仕方ないが
少し浅かったのと、美術予備校の描写が唐突に感じ、原作を知ってるか
美大受験経験者しかわからないのでは?とも感じます。
美大って、各大学に寄って狙いどころと課題が大きく異なるので
掛け持ち受験がなかなか難しいんですよね。定員も少ないので
必死の熱量が凄い。そんな感じが映画でも感じ取ることができました。
ユカ役を演じた高橋文哉さん。難しい役どころでしたが繊細な役を
魅力的に演じていたと思いました。真栄田郷敦さんは自身も音楽で
芸大を受けた経験があるので、その経験が生きたかな?熱量を感じました。
周りで支える大人や先生方も良かったですね。
「好きなことをする努力家は最強なんです」⇒この映画の本質を突いた
素敵なセリフでがむしゃらに頑張る姿は、見ていて清々しく感じました。
美大(東京芸大)を目指すストーリーだが、美術に限らず何にでも
当てはまることが出来る映画で、広く見てほしい作品です。
点数:7点/10
今週から抗がん剤がスタート💊
非常にきついお薬なので、病院側から
・お薬&排泄物(大小とも)を素手で取り扱わない
・終わったら必ず手洗い
と通達され、ビニール手袋や使い捨てタオルなどを常備。
ビニール手袋が、思った以上に使うので多めにストック。
キャン★ドゥのビニール手袋が取り出すたびに
2枚一組で出てくるので便利です
きついお薬のせいか
抗がん剤を飲んだ日は、ぐったりしています。
病気が発覚して以来、お散歩にもいってません。
おもちゃで遊ぶのもほとんどなくなりました。
食欲だけあるのがせめてもの救いです。
今日は通院日でしたが、病院へ行くのは相変わらず好きなようで
お利口に笑顔ふりまいて待合室で待機。
お散歩行かなくなったため、爪があっという間に伸びてしまいので
看護師さんに爪を切ってもらいました。
スタッフの方々に「かわいい~」と褒められご満悦のはな。
ニッコニコで帰宅しました。
ちなみに、余命3か月と宣告受けていますが
お薬が合えば1年ぐらい延命できるかも、が獣医師の見解。
1年もってほしいと切に願います。
今週は、我が家にとっては大変な1週間でした。
結論からいいますと
はなに余命宣告が出されました。
先日の記事ではなが吐いたことを明記しましたが
あれが最後のサインだったようです。
そういえば、この10日間ほどで
・散歩にいきたがらなくなった
・走り回らなくなった
・段差を躊躇するようになった
・家族のお見送りダッシュがなくなった
と、思い返せば変化に思い当たる節が・・・。
かかりつけの病院に行ったら
大きな病院を紹介していただき、そこで精密検査を受けたところ
「炎症性乳がん」と診断。
CT検査をしたところ
肺やリンパにも転移し、手術をしてもかえってマイナスと判断。
要は、手の施しようがない状態でした。
もともと、低蛋白血症という免疫系の病気だったことで
ほかのワンちゃんより免疫に弱いことは理解していたつもりでしたが
まさか、わずか半月ほどでここまで事態が最悪な方へ
向かうだなんて誰が思ったでしょう。
家族一同、未だに心の整理がつけていません。
今後は抗がん剤を投与しながらの緩和ケアの方向に。
少しでもはなが楽な状態が1日でも長く続くよう
精一杯接したいと思っています。
この日は、久しぶりにソファに飛び乗って
お兄ちゃんの横に添い寝。
どこの病院行っても、愛想ふりまいています。
↑はCT検査を受けた帰りのはな。
写真を見てると元気そうですよね。
でも、体はさわるとぼこぼこになってきました。
泣きたいけど泣けない・・・辛い毎日が続きます・・・・。