NAO日和

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「スオミの話をしよう」

2024年09月17日 | 邦画

~この女、何者?~

2024年 日本映画  (2024.09.13公開)
配給:東宝  上映時間:114分
監督・脚本:三谷幸喜
美術:あべ木陽次
音楽:萩野陽子
衣装デザイン:宇都宮いく子
出演:長澤まさみ/西島秀俊/松坂桃李/瀬戸康史/遠藤憲一/小林隆
   坂東彌十郎/戸塚純貴/阿南健治/梶原善/宮澤エマ

<見どころ>
『記憶にございません!』などの三谷幸喜が監督と脚本を務めたミステリーコメディー。
行方不明になった詩人の妻スオミの過去を知る男たちが集まり、誰が彼女に最も
愛されていたのかを議論する。『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの長澤まさみ、
『ドライブ・マイ・カー』などの西島秀俊、『あの頃。』などの松坂桃李のほか、
遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎らが出演する。

<ストーリー>
著名な詩人・寒川しずお(坂東彌十郎)の妻・スオミ(長澤まさみ)が行方不明になる。
大事にしたくないと寒川が捜査を拒否する中、スオミの最初の夫で庭師の魚山大吉
(遠藤憲一)、2番目の夫でYouTuberの十勝左衛門(松坂桃李)、3番目の夫で警察官の
宇賀神守(小林隆)、4番目の夫で警察官の草野圭吾(西島秀俊)が寒川邸にやってくる。
彼らは、スオミの安否そっちのけで誰が一番スオミに愛されていたのかを語り合う。
だが、それぞれが語るスオミは、性格も見た目もバラバラだった。

<感想>
「スオミ」はフィンランド語でフィンランドのことを言います。
なので、これを女性の名前に設定したのはなぜなんだろう?と思い鑑賞。


映画の宣伝インタビューで監督が「この映画は舞台を作るように撮った
と話されていましたが、確かに舞台でやってもおかしくない演出でした。


三谷作品でおなじみの梶原善・阿南健治・小林隆をはじめ、「鎌倉殿の13人」に
出演されていた3人、三谷作品初の西島秀俊・松坂桃李・戸塚純貴、
みんないきいき演じていて、大笑いはなかったもののクスクス笑えるシーンが
あり睡魔に襲われることなく見ることが出来ました。
とりわけ、終盤夫たちに対して対峙する場面で彼らの望んだスオミを演じ分けて
熱弁するシーンは見ごたえあり、長澤まさみさんの力量が発揮した場面でした。


映画なのに、ここまで舞台っぽいつくりになってると好みがわかれるかな?

瀬戸康史くんが楽しそうに演じてたのと、ラストの「♪へ~る~しんき、
へるしんきぃ~」のメロディはインパクト大。
ダンスの苦手な桃李君が一生懸命踊ってたのも印象に残りましたし
三谷監督、長澤まさみさんが大好きなのね~がよくわかった作品でした(笑)

点数:7点/10


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