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金曜日、錦糸町にある、すみだトリフォニーホールで
ユリアンナ・アヴデーエワさんのピアノリサイタルに行ってきました。
2010年開催されたショパン国際ピアノコンクールの優勝者である彼女。
生で聴くのは今回が初めてなので、とても楽しみでした。
J.S.バッハ/イギリス組曲第2番 イ短調 BWV807
ショパン/バラード第2番 ヘ長調 op.38
4つのマズルカop.7
ポロネーズ第6番 イ長調 op.53「英雄」
リスト/悲しみのゴンドラ、凶星!、リヒャルト・ワーグナー-ヴェネツィア、
ピアノ・ソナタ ロ短調
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いやー素晴らしかった。
華奢な体から、どうやってあの男性のようなたくましい音と
女性のたおやかな優美な音が兼ね備えて出てくるんでしょうか。
3階席から見下ろすような形で見ましたが、弾き方の技術で出てるんだな~と感じました。
ショパンのマズルカは、今まで聴いたマズルカとは全然違う。
マズルカは舞曲なんだというのを改めて感じました。
これは日本人には絶対弾けないな・・・・マズルカますます遠のきそうだ、私。
後半のリストは破壊的な音の中にも華を感じる演奏で
これまた今まで聴いたことないリストを聴いた印象。
静と動を兼ね備えた本当に素晴らしいピアニストでした。
彼女のリサイタルは、また生で聴きたいです。