NAO日和

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<1月の鑑賞予定映画>

「室町無頼」「サンセット・サンライズ」「雪の花ーともに在りてー」「アンダーニンジャ」

「コーヒーが冷めないうちに」

2018年10月06日 | 邦画

~あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?~

2018年  日本映画   (2018.09.21公開)
配給:東宝       上映時間:116分
監督:塚原あゆ子
原作:川口俊和
脚本:奥寺佐渡子
美術:五辻圭
衣装:宮本まさ江
音楽:横山克
主題歌:YUKI  『トロイメライ』
出演:有村架純/伊藤健太郎/波留/林遣都深水元基/松本若菜
    薬師丸ひろ子/吉田羊/松重豊/石田ゆり子

<見どころ>
「1110プロヂュース」主宰の川口俊和の小説を映画化。過去に戻れる席が
ある喫茶店を舞台に、来店する人々が体験する出来事が描かれる。
主演の有村架純が喫茶店の店員を演じるほか、伊藤健太郎、波瑠、
薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子らが出演。ドラマ「重版出来!」
「アンナチュラル」などの演出を担当した塚原あゆ子が監督を務める。

<ストーリー>
時田数(有村架純)が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると
自分が望む時間に戻れるという伝説があった。「過去に戻れるのは
コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまう間だけ」と
いったいくつかのルールがあるが、過去を訪れたい人たちが次々と来店する。

<感想>
CMの「4回泣けます」・・・・・このふれこみは止めたほうがいいかも

 
お話は、オムニバス的な感じ。4つの話が出てくるが、それがひとつに繋がってる
わけではないので、起伏さにはちょっとかけるかな?
「4回泣ける」というよりは、「過去は変えられないが、未来は自分で開いていける」
のテーマにぐっと来ます。

 
4つのストーリーで一番泣けたのは、松重豊さんと薬師丸ひろ子さんの夫婦の話。
この話は泣けましたね。けっこう現実問題ですもの。

しかし、観終って思うのが、「??」な点がけっこう多いこと。

既に起った過去の出来事を改変することが出来ない、って言っておきながら
夫が過去に妻から手紙を受け取れなかったのが、なぜ「過去」で受け取った
妻からの手紙を持って帰ってきてしまっているんです。
改変されてしまってるじゃん・・・・・(--;)ルール破ってるじゃん、いいのか?

あと、最後の話で、生まれていない娘を、未来から呼び出すためのコーヒーは、
誰が淹れたの??

そして、数が過去に行った時に座ったところにあったコーヒーを飲まずに
お母さんが飲んでいたコーヒーを飲んでも意味ないのでは??

と、矛盾点だらけが目に行ってしまい、最後ちょっと興ざめしてしまいました。

それ以外は、有村架純のほんわかした演技を始め、共演者のキャスティングが
良かったこと、伊藤健太郎君の爽やかな演技にキュンとしました。
あとで検索してみたら、健太郎君って、うちの息子と同い年なのね。。。。
同い年なのになんかものすごく差があることに、軽い眩暈が。。。。


今年、過去を悔やむ事があったので、いろいろ考えさせられる映画でした。
過去を大事に思うことも必要ですね。そして、そこから自分がどう
向き合って未来につなげるか?私も考えて過ごして行こう。

点数:6点 (10点中)

コメント (6)
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