<12月の鑑賞予定映画>
~私は曲げない~
2018年 日本映画 (2018.09.14公開)
配給:東宝 上映時間:106分
監督:月川翔
原作:柳本光晴 『響~小説家になる方法~』
(小学館『ビッグコミックスペリオール』連載中)
脚本:西田征史
美術:五辻圭
音楽:伊藤ゴロー
出演:平手友梨奈/北川景子/アヤカ・ウィルソン/高嶋政伸/柳楽優弥
野間口徹/小松和重/黒田大輔/板垣瑞生/小栗旬/北村有起哉
吉田栄作
<見どころ>
マンガ大賞2017で大賞に輝いた、柳本光晴のコミック「響~小説家になる方法~」
を実写化したドラマ。突如として文壇に現れた10代の作家が、さまざまな人たち
に影響を与えるさまが描かれる。監督は『となりの怪物くん』などの月川翔。
欅坂46の平手友梨奈がヒロインにふんし、北川景子、アヤカ・ウィルソン、
高嶋政伸、柳楽優弥らが共演する。平手は映画初主演。
<ストーリー>
突如として文学界に現れた、鮎喰響(平手友梨奈)という15歳の少女。
彼女から作品を送られた出版社の文芸編集部の編集者・花井ふみ
(北川景子)は、彼女の名を知らしめようと奔走する。やがて響の作品や
言動が、有名作家を父に持ち自身も小説家を目指す高校生の祖父江凛夏
(アヤカ・ウィルソン)、栄光にすがる作家、スクープ獲得に固執する記者に、
自身を見つめ直すきっかけを与えていくようになる。
<感想>
原作=4巻まで既読
実写化したら、響の役は、平手友梨奈さんが一番ハマっている、と思ったので
これはもぅ納得のキャスティング。 彼女以外ありえないでしょっ。
とにかく響のキャラクターが終始強烈で、それに圧倒。実写にすると余計に
ぶっ飛び度が鮮明になりすぎ、少々引きましたが・・・・(笑)
彼女の行動は、極端すぎるけれど、自分の信念をもって行動するので、言葉も
核心突いたセリフが出てくるので、はっとさせられます。
全編通じて、観客も響に振り回されるので、その点が痛快に感じます。
アヤカ・ウィルソンちゃん、「パコと魔法の絵本」以来の映画出演ですが、
そのままの可愛さで成長してくれて、ちょっとじーーんと来てしまいました。
彼女の存在が、響の存在を鮮明にしたって印象を受けました。
北川景子さんは、結婚されてからより一層、演技に勢いがあるように感じます。
柳楽優弥さんや小栗旬くんの使い方がなんとも贅沢に感じましたわぁ~。
実写に起こすと荒唐無稽に感じる場面があったものの、演じる方々の頑張りで
楽しく観ることが出来ました。
響ちゃん、お友達にはなりたくないなぁ・・・・
点数:8点 (10点中)