<3月の鑑賞予定映画>
~前代未聞の実話~
2018年 アメリカ映画 (2019.03.01公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:116分
監督・製作:クリント・イーストウッド
脚本:ニック・シェンク
美術:ケヴィン・イシオカ
衣装:デボラ・ホッパー
音楽:アルトゥロ・サンドヴァル
出演:クリント・イーストウッド/ブラッドリー・クーパー/ローレンス・フィッシュバーン
マイケル・ペーニャ/ダイアン・ウイースト/アンディ・ガルシア
イグナシオ・セリッチオ/アリソン・イーストウッド/タイッサ・ファーミガ
<見どころ>
「The New York Times Magazine」に掲載された実話をベースにしたヒューマンドラマ。
麻薬を運ぶ90歳の男に待ち受ける運命を描く。監督と主演を務めるのは『ミリオンダラー・
ベイビー』などのクリント・イーストウッド。イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』
などのブラッドリー・クーパー、『マトリックス』シリーズなどのローレンス・フィッシュバーン
らが共演する。
<ストーリー>
90歳のアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は、家族を二の次にして仕事一筋に
生きてきたが、商売に失敗した果てに自宅を差し押さえられそうになる。そのとき彼は、
車で荷物を運ぶだけの仕事を持ち掛けられる。それを引き受け、何の疑いも抱かずに
積み荷を受け取っては運搬するアールだったが、荷物の中身は麻薬だった。
(以上、シネマトゥデイより)
<感想>
「グラン・トリノ」以来10年ぶりとなる、クリント・イーストウッドの監督・主演映画。
この映画のモデルとなったレオ・シャープさんは当時87歳だそうですが、イーストウッド
自身も88歳。日本なら免許返納でもおかしくない高齢者が、麻薬の運び屋だなんて
誰も思いませんよね・・・・そこを盲点として利用したのか?結果的に成功してしまう
わけだから、なんだか空恐ろしく感じました。
イーストウッド作品らしい、麻薬運び屋というシリアスな題材だが、コミカルな場面も
あり。だけど、もっとシリアス映画と思いきや、ヒューマンドラマな作品だってので
思ってた以上に淡々と感じ、イーストウッド作品にしては珍しく、私、睡魔に襲われました。
脇を固めるのが、ブラッドリー・クーパーを始め、実力俳優さんばかり。
そういう点では安心して観られました。ブラッドリー・クーパー、今回もかっこよかった
ただ、「グラン・トリノ」のように、最後どんでん返しのような終わり方を期待してたのに
えらくあっけなく終わったのには、少々肩透かし。期待値が高すぎたのかも^^;
「お金で時間は買えない」 このセリフが今回響きました。
これがこの映画の一番のポイントですね。
点数:6点 (10点)