<1月の鑑賞予定映画>
~これで最後だ~
2020年 日本映画 (2020.01.10公開)
配給:東宝 上映時間:128分
監督:佐藤東弥
原作:福本伸行
脚本:福本伸行/徳永友一
音楽:菅野祐吾
美術:樫山千恵子
出演:藤原竜也/福士蒼汰/関水渚/新田真剣佑/吉田鋼太郎/松尾スズキ
生瀬勝久/天海祐希/山崎育三郎/前田公輝/瀬戸利樹/金田昭夫
伊武雅刀
<見どころ>
福本伸行のベストセラーコミックを原作にした劇場版シリーズの第3弾にして
最終章。命懸けのゲームから何度もはい上がってきたカイジが、新たな
ゲームに挑む。前2作の監督を務めた佐藤東弥、カイジを演じた藤原竜也が
続投し、『BLEACH』などの福士蒼汰、『町田くんの世界』の関水渚、
『OVER DRIVE』などの新田真剣佑らが出演する。“バベルの塔”や
“最後の審判”など、原作にはない過激でユーモラスなゲームが登場する。
<ストーリー>
2020年。東京オリンピックを終えた日本は、不景気に陥っていた。
1,000円に値上がりした缶ビールを買うのもちゅうちょするほど困窮している
カイジ(藤原竜也)は、帝愛グループの企業の一つを任されるまでになった
大槻と再会する。カイジは、金を持て余した富豪の老人が主催するイベントで
自分と組んで大金を得ようと持ち掛ける大槻の誘いに、一抹の不安を
覚えながらも乗ることにする。
<感想>
福本伸行の同名コミックスを実写化した「カイジ」シリーズの
第3弾で最終回となる映画。
「カイジ~人生奪回ゲーム~」感想記事
「カイジ2~人生奪回ゲーム~」感想記事
前作って9年前になるのね・・・。相変わらず学習能力ないなぁカイジ君(笑)
藤原竜也さんの熱い演技なので、敵対する役者さんも同じ熱量のある役者さんが
毎回求められます。今回は、舞台で共演も多い吉田鋼太郎さん。
熱い戦いが繰り広げられて見ていて面白かったです。ボスキャラ的な位置は
福士蒼汰さん。ちょっとクールな感じが良かったですね。個人的に
こういう悪キャラの福士さんの方が好みです。
今回はオリジナルストーリーでしたが、先の読める展開でしたね(笑)
あと、1作目のような痛さやヒリヒリなどを映像で感じる感覚が全く
無かったのが不満。それとカイジ君、国家を救うキャラじゃないと
思うのですが
過去の登場人物の何人か出ていて、ニンマリ
美味しいとこは、あの方が全部持ってっちゃいましたね。
やはりカイジは底辺が似合います。
ファイナルという割には、こじんまりした終わり方だったかな。
ツッコミありすぎますが、藤原君の熱い演技と福士君の
クールな姿は満足満足。
点数:6点 (10点中)