<4月の鑑賞予定映画>
~その刃で、悪夢を断ち斬れ~
2020年 日本映画 PG12指定 (2020.10.16公開)
配給:東宝/アニプレックス 上映時間:117分
監督:外崎春雄
原作:吾峠呼世晴 (集英社ジャンプコミックス刊)
アニメーション制作:ufotable
キャラクターデザイン&総作画監督:松島晃
音楽:梶浦由記/椎名豪
主題歌:LiSA 「炎」
声の出演:花江夏樹(竈門炭治郎)/鬼頭明里(竈門禰豆子)/下野紘(我妻善逸)
松岡禎丞(嘴平伊之助)/日野聡(煉獄杏寿郎)/平川大輔(魘夢・下弦の壱)
石田彰(猗窩座・上限の参)/小山力也(煉獄槇寿郎)
豊口めぐみ(煉獄瑠火)/榎木淳弥(煉獄千寿郎)
<見どころ>
吾峠呼世晴の人気コミックを原作にアニメ化した「竈門炭治郎 立志編」の
最終話の続編となる劇場版。鬼に家族を殺された少年と仲間たちが、鬼との
新たな戦いに立ち上がる。アニメーション制作をufotableが手掛け、
ボイスキャストを竈門炭治郎役の花江夏樹をはじめ鬼頭明里、下野紘、
平川大輔らが担当するなど、アニメ版のスタッフやキャストが集結した。
<ストーリー>
蝶屋敷での修業を終えた“鬼殺隊”の竈門炭治郎は、短期間で40人以上が行方不明に
なった“無限列車”を捜索する任務に就く。妹の竈門禰豆子を連れた炭治郎と我妻善逸、
嘴平伊之助は、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとりである炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、
闇を進む無限列車の中で鬼を相手に戦い始める。
<感想>
原作⇒3巻まで既読 アニメ⇒視聴済
「鋼の錬金術師」同様、アニメからハマったパターンです。
公開前からメガヒットになるとは思っていましたが、ここまでとは(笑)
コロナ禍でハリウッド作品があまり公開されていないのと、上映スクリーン
拡大がここまで広がった要因でしょうか。
本作は、文庫本7巻あたりのお話。主人公は炭治郎ですが、この作品に
限っては、煉獄さんが主役のようなものですね!
TV版でも思ったが、とにかく画質が美しい。特に背景画の実写のような
でも絵だとわかるバランスが素敵。冒頭のお墓の画像で一気に吸い込まれました。
個人的に、ここまでのヒットになったのは、アニメ化のおかげと思います。
作画の技術力、演技力の高い声優陣、そして楽曲のクオリティの高さ。
映画館で聴いた梶浦さんの曲、音質が最高でしびれましたよ!
この怪物的ヒットのおかげで、コラボグッズも大盛況。経済効果も大きい
ようで、有難いことですよね。
この漫画は、親子愛・家族愛も描かれているが、兄弟愛が強い。
特に上の子が下の子を思いやる姿は、日本人の心に刺さるのかも。
お子様はバトルシーンに熱中し、大人はキャラそれぞれの生き様に涙。
EDの「炎」でまた涙を誘います。煉獄さんの為にあるかのような曲ですよね。
煉獄さんの生き様や台詞にもウルっと来ましたが、個人的に感動したのは
親方様が冒頭&最後に言ったセリフですかね。
あれは、グッときます・・・・。
点数:9点 (10点中)