<1月の鑑賞予定映画>
~命をたぎらせ、生きろ~
2022年 日本映画 (2022.07.15公開)
配給:東宝=ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 上映時間:134分
監督:佐藤信介
原作:原泰久 「キングダム」(「週刊少年ジャンプ」連載)
脚本:黒岩勉/原泰久
衣装:宮本まさ江
美術:小澤秀高
音楽:やまだ豊
主題歌:Mr.children 「生きろ」
出演:山崎賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/三浦貴大/光島真之介/岡山天音
濱津隆之/真壁刀義/山本千尋/要潤/高嶋政宏/加藤雅也/高橋努
渋川清彦/平山祐介/小澤征悦/豊川悦司/玉木宏/佐藤浩市/大沢たかお
<見どころ>
原泰久のコミックを実写映画化した『キングダム』の続編で、「蛇甘(だかん)
平原の戦い」のエピソードを描く歴史アクション。春秋戦国時代の中国で、
秦の玉座をめぐる争いから半年後、大将軍を目指す信が初陣に挑み、羌カイらと
共に隣国・魏との壮絶な戦いを繰り広げる。出演は前作に続いて山崎賢人や吉沢亮、
橋本環奈らのほか、羌カイ役で『今日から俺は!!』シリーズなどの清野菜名が参加。
監督は前作と同じく佐藤信介が務める。
<ストーリー>
春秋戦国時代、中華の西方にある国・秦。身寄りのない信(山崎賢人)が若き王・
エイ政(吉沢亮)に協力し、玉座を奪還して半年。隣国の魏が秦に侵攻を開始する。
秦軍に歩兵として加わった信は、子供のような姿の羌カイ(清野菜名)らと共に
伍(5人組)を組むことになる。決戦の地・蛇甘(だかん)平原に到達した信たち
だったが、戦況は絶望的な惨状だった。
<感想>
原作=既読 ☆「キングダム」感想記事
5巻~7巻で描かれている「蛇甘平原の戦い編を中心に8巻辺りの秦王暗殺計画も
少し描かれています。
今回は、信の初陣がメインなので、戦闘シーンがほとんど。
今作から登場の羌瘣が重要なので誰がキャスティングされるのだろうと
思ってましたが、アクションで定評のある清野菜名さんはピッタリ。
彼女の暗殺術“巫舞”は、独創性があり「人間とは思えない動き」なのですが
見事に体現されていて素晴らしいの一言。
大沢たかおさん演じる王騎は、今回もすごい存在感。「ンフっ」の
再現度はほんとに秀逸。そして縛虎申を演じた渋川清彦さんには
泣かされました。そして岡山天音君、「スカッとジャパン」の再現俳優から
ここまで凄く成長したなぁ~。羌瘣との対話シーンはウルっときました。
キャスティングがどの方もマッチしていたし、スタッフ&キャストの
作品に対する熱量が今回も凄く感じました。邦画でこれだけスケールでかい
ものが作れるのは、観ていてワクワクしますねぇ。
ストーリー上、今回は吉沢亮君と橋本環奈さんの出番は少なかったですが
来年公開の「キングダム3」に期待ですね。
歴代邦画の中で間違いなくスケール&アクションともに質の高い作品と
なっています。漫画実写化苦手な方も、これは映画館で観て!
点数:10点/10