~愛する人へ送る、最後の手紙~
2020年 日本映画 (2020.09.18公開)
配給:松竹 上映時間:140分
アニメーション制作:京都アニメーション
監督:石立太一
原作:暁佳奈 (KAエスマ文庫/京都アニメーション)
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:高瀬亜貴子
創作画監督:高瀬亜貴子
音楽:Evan Call
テーマソング:TRUE 「WILL」
声の出演:石川由依(ヴァイオレット・エヴァーガーデン)
浪川大輔(ギルベルト・ブーゲンビリア)
子安武人(クラウディア・ホッジンズ)
木内秀信(ディートフリート・ブーゲンビリア)
戸松 遥(アイリス・カナリー)
内山昂輝(ベネディクト・ブルー)
遠藤 綾(カトレア・ボートレール)
茅原実里(エリカ・ブラウン)
水橋かおり(ユリス)
佐藤利奈(リュカ)
諸星すみれ(デイジー・マグノリア)
<見どころ>
第5回京都アニメーション大賞の小説部門で初の大賞を受賞した暁佳奈の小説を
原作にしたアニメの新作劇場版。代筆をしている少女と1通の手紙をめぐる
物語が描かれる。アニメーション制作の京都アニメーション、監督の石立太一や
キャラクターデザイン・総作画監督の高瀬亜貴子、ボイスキャストの石川由依、
浪川大輔らスタッフやキャストはアニメ版の面々がそろった。
<ストーリー>
戦争が終わってから数年後、再び平穏が訪れ人々の生活は新しい技術の開発に
よって変わりつつあった。代筆業に従事するヴァイオレット・エヴァーガーデンは、
大切な人がいなくなった世界で、その人への思いを抱えながらこれからの人生を
歩もうとしていた。ある日、1通の手紙が見つかる。
<感想>
TVアニメ鑑賞済み
暁佳奈の小説「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を京都アニメーションが
アニメ化したTVシリーズの劇場版完結編。
昨年、京アニ放火事件で製作関係者から犠牲者を出て、完成が危ぶまれて
いましたがようやく劇場公開に。
泣かせにきてると分かっていても、やっぱり涙腺大崩壊 (´;ω;`)
冒頭の50年手紙を送るくだりで、すでに大泣きです。
そして、作画の圧倒的な美しさは、もぅ感動もの。
水面の描写、夕日の描写、植物の描写、
全てがため息出るぐらい美しい!!さすが京アニ!!
バイオレットの崇高な愛に共感しまくりで、彼女が泣くと自分まで
自然と涙が出てしまいます。そして、あのシーンで絶妙のタイミングで
「みちしるべ」が流れる・・・・もぅズルすぎる。
この時点で、泣き疲れます(笑)
「ありがとう」も「ごめんね」も「あいしてる」も
伝えられる時に伝えたいですね。コロナ禍でなかなか思うように
会えないご時世になってしまった今日、特に思います。
そして、手紙の良さを感じる作品です。
「あいしてる」の意味を探し続けたヴァイオレットの物語もこれで終わり。
とにかくすべてが美しく丁寧な映画でした。
アニメ苦手な方も、これは観てほしいですね。
マスクは、事前に複数ご用意を!
観終わった後は、涙でマスクびしょ濡れです(笑)
そうそう、小冊子をいただきましたが、これがまたキュンキュン
して泣けるんだわ~~~~。
点数:10点 (10点中)
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