春休みに、てんかんに対する定期的な脳波検査及び、尿・血液検査の検査結果を伺いに
午前中、親子で病院へ行ってきました。
治療開始から2年半が過ぎましたが、経過は良好。
息子の場合、「良性」のてんかんなので、お医者様曰く「深刻に考えるほどではない」とのこと。
11月で丸3年になるので、それを境に薬の量を減らしていく、ということになりました。
とはいうものの、先日起きた京都での事故の件。
やはり病院側も、気にされていました。 てんかん症状を抱えている家族にとっては
あの事件は、やはりどうしても心にひっかかります。
病院側も、「あの事件のこともあるし、ここは慎重に慎重を重ねて焦らずじっくり
やっていきましょう」とのこと。
てんかんは、本人の自覚以上に家族が病気に対する認識をきちんと持たないと
いけないんだな・・・・というのが、治療しているうちに判るようになりました。
本人はまるで意識がないんですからね。
息子も最初は「どうして僕はなんともないのに薬を飲まなくちゃいけないんだ」
と話してましたが、通院していくうちに、「飲まないとこの先が大変」というのが
少しずつわかってきたようです。
さて、命を繋ぐ薬を、今回も2か月分ドーンといただきました。
毎日2錠、これを2年半飲み続けています。
6月には、修学旅行が控えているので、この間の薬の飲み忘れが今のところの心配事項。
担任の先生にも、お話しなくては・・・・幸いなことに、よく知っている気心のしれた先生なので
その点は、安心かな?
なにはともあれ、きちんとお薬を飲んで検査を怠らなければ、完治する病気。
この点は、知ってもらいたいですね。
事故を起こした男は「意識ははっきりしていた」みたいですね。
最初の追突の後に「自車をバック」」させて追突したタクシーから逃げており、更に7人を殺傷した交差点では「軽くクラクションを鳴らし」ていたとのこと。
更にその交差点内で市バスをよけており、その先でもタクシーやその前の車両をよけて、電柱に衝突していたみたい。
しかも解剖の結果彼は「てんかんの薬」を飲んでいることが判明した。
周りの証言も「彼ははっきり前を見ていた」とのこと。
ってことは、この事故の直接原因は「てんかん」ではなく、事故ったことへの「パニック」と「隠蔽して免許を取ったこと」こと「会社がクビになる」との強迫観念からの「暴走」じゃんないかと思うんですよね。
てんかんへの偏見はよくないが、正しい申告ができな個人の問題だと思うんですが・・・
となると、尚更、マスコミの報道の仕方に疑問持っちゃいます。
ちゃんと解剖の結果を待ってから報道して欲しいな。
でないとてんかん=危険というのだけ一人歩きしてしまいます。
個人の問題ももちろん大きいけれど、報道によって左右されてしまうのもとても怖いです。
本当にひどい。
プライドも責任感も本当に薄くなっていますよ。
情報の垂れ流しと無責任さ加減にはほとほと呆れます。
その後のフォローなんて何もなし!
またの情報をまに受ける輩も多いのも問題だけど
そうなんですよ。
フォローなんてなく言いっぱなし。
報道に対してもう少し責任持って欲しいです。
こういう報道を見るたびにため息が出てしまいますね・・。