~最後まで席を立つな。この映画は2度始まる~
2018年 日本映画 (2018.06.23公開)
配給:ENBUゼミナール 上映時間:96分
監督:上田慎一郎
脚本:上田慎一郎
特殊造形&メイク:下畑和秀
音楽:永井カイル
出演:濱津隆之/真魚/しゅはまはるみ/長屋和彰/細井学
市原洋/山崎俊太郎/大沢真一郎/竹原芳子/吉田美紀
合田純奈/浅森咲希奈/秋山ゆずき/山口友和/藤村拓矢
イワゴウサトシ/高橋恭子/生見司織
<見どころ>
監督・俳優養成の専門学校「ENBUゼミナール」のシネマプロジェクト第7弾
となる異色ゾンビムービー。オムニバス『4/猫 -ねこぶんのよん-』の
一作を担当した上田慎一郎が監督と脚本と編集を務めた。
ゾンビ映画を撮っていたクルーが本物のゾンビに襲われる様子を、およそ
37分に及ぶワンカットのサバイバルシーンを盛り込んで活写する。
出演者は、オーディションで選ばれた無名の俳優たち。
<ストーリー>
人里離れた山の中で、自主映画の撮影クルーがゾンビ映画の撮影を行っている。
リアリティーを求める監督の要求はエスカレートし、なかなかOKの声は
かからず、テイク数は42を数えていた。その時、彼らは本物のゾンビの
襲撃を受け、大興奮した監督がカメラを回し続ける一方、撮影クルーは
次々とゾンビ化していき……。
<感想>
やっと、近くの映画館でも上映されることになったので、今更ながらですが
観に行ってきました。
本来、ホラー映画はめちゃくちゃ苦手なのですが、、、これは笑えた(笑)
最初の37分間は、ワンカットのゾンビ映画。これはこれでうまくワンカットで
撮ったなぁ・・・と思ったのだが、後半はがらっと変わって、このワンカットに
至るまでの、メイキング。その中に、家族話も盛り込んであるから、
笑ってホロリと来るのが、たたみかけるように来ます。
映画制作愛いっぱいって感じの映画で、後半は見ていてほっこり気分になりました。
エンドロールは、メイキングを撮った画像が流れ出て、もぅなにがなんやら。。。
って感じで観るのがまた痛快でした。
素直におもしろかったです。
点数:7点 (10点中)
確かにおもしろい作品でした^^
今年の賞レースが楽しみですね♪♪
ホントにネタバレしてないから、観ていない人には 未だに ホラーだと思われてるし、
ホラーだから観ないって人も少なからずいるでしょうね。
これ、日本アカデミー賞の番狂わせ、あるかも知れませんでしョ。
パルムドール獲っちゃってる「万引き家族」で決まりと思ってたけど、
「カメラ...」侮れません。
作り手の熱意を感じる作品でした。
こういう熱さがを観客が感じて、これだけのロングランに
なったんでしょうね~。
この作り方は、うまい! と素直に思いました。
まさかホラーでこんなにほろっと来るとは・・・(笑)
アイディア勝ちというかすごいって思いました。
わらったし、ホロっていくし、映画って作り手も見てる側もやっぱり面白いな~って思いました。
ただ盗作問題が話題になったから、
無理なのかな~
日アカの話題賞あたりを獲りそうですね。