<1月の鑑賞予定映画>
~別れの言葉が教えてくれる、ホントの気持ち~
2019年 日本映画 (2020.02.14公開)
配給:キノフィルムズ 上映時間:106分
監督:成島出
原作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ (太宰治「グッド・バイ」より)
脚本:奥寺佐渡子
音楽:安川午朗
美術:西川貴志
衣装:宮本茉莉
出演:大泉洋/小池栄子/水川あさみ/緒川たまき/濱田岳/橋本愛/木村多江
皆川猿時/田中要次/池谷のぶえ/犬山イヌコ/水澤伸吾/戸田恵子
松重豊
<見どころ>
太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが
戯曲化した舞台を、『八日目の蝉』などの成島出監督が映画化。互いの目的が
合致した男女が偽りの夫婦を演じる。『探偵はBARにいる』シリーズなどの
大泉洋と『接吻』などの小池栄子のほか、水川あさみ、橋本愛、木村多江、
濱田岳、松重豊らが出演する。
<感想>
これも公開早々鑑賞したのですが、すっかり遅くなったので、軽めの感想で。
原作は、かなり前に読んだのでうろ覚え^^;
太宰作品には珍しいコミカルな話なんですよね。
小池栄子さんの生き生きとした演技が印象に残りましたね。
キヌ子は声が汚い、という設定なのですが、ダミ声で表現されていて
またそのギャップが面白かったです。
濱田岳さんの成り上がりっぷりも面白かったし、大泉さんと松重豊さんの
掛け合いもよく、木村多江さんの妻ぶりも良かった。
ただ、これは映画ではなく、舞台向けの作品の印象に感じました。
点数:6点 (10点中)
娘は、最近Twitterで有名な料理研究家リュウジさんにはまっていて
連日会社帰りに、色々材料を買い込んで帰宅。
この日は、チキンラーメンで「つけ油そば」にチャレンジ。
娘とシェアして頂きましたが、なかなかイケます。
コクを出すためのごま油がポイントですかね?
これだけで十分お腹が満腹になるほどの一品でした。
しかも、超時短 人気なのもうなずけます。
週末、娘とホテルニューオータニのランチビュッフェに行ってきました。
最寄り駅は赤坂見附駅ですが、新型コロナウイルスの影響で、都内は閑散とした状態
昼間なのに、深夜のような人けのなさ。
ほんとに異様な光景です。
この日訪れたのは、ホテルニューオータニ40階にあるレストランでのランチビュッフェ。
お食事もスイーツも頂けるよくばりなビュッフェ。
お目当てのローストビーフ中心に頂きました。
:「いったいどれだけローストビーフを食べるの!?」
と、娘が呆れるほど、ローストビーフばかり食していますね。
ホテル伝統のと言うだけあって、柔らかくてお肉の味がしっかりしている
美味しいローストビーフでしたもの。
あと、野菜メニューもたくさんあり、サラダも種類が豊富で
女性が喜ぶビュッフェメニューでした。
もちろん、スイーツも頂きましたよ~
あまおうを中心としたスイーツ。
パティスリーSATSUKIのケーキなので、どれもおいしい!
スポンジは空気含んだような柔らかさで、いくらでもいただけます。
オペラは甘さがかなり控えたダークな味で、カカオ好きにはたまりません。
40階ですが、周りのビルも同じように高いので、高さの実感がわかない(笑)
とにかく、こちらもお客は週末の割には少なかったですが
かえってゆったり出来たように感じました。
で、ここの会計、なんと娘が支払ってくれたんです。
:「おかんの目の手術の快気祝い、ということで」
てっきり折半だと思っていたので、びっくりです。
いやぁ、こんなこと言ってくれるようになったんですねぇ。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
ありがとう~。
~走れ~
2019年 イギリス/アメリカ映画 (2020.02.14公開)
本年度アカデミー賞(撮影賞・録音賞・視覚効果賞)受賞作品
配給:東宝東和 上映時間:119分
監督・脚本・制作:サム・メンデス
脚本:クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
衣装:ジャクリーン・デュラン/デイビッド・クロスマン
音楽:トーマス・ニューマン
出演:ジョージ・マッケイ/ディーン=チャールズ・チャップマン
マーク・ストロング/アンドリュー・スコット/リチャード・マッデン
コリン・ファース/ベネディクト・カンバーバッチ
<見どころ>
第1次世界大戦を舞台にした戦争ドラマ。戦地に赴いたイギリス兵士二人が重要な
任務を命じられ、たった二人で最前線に赴く物語を全編を通してワンカットに
見える映像で映し出す。メガホンを取るのはサム・メンデス。
『マローボーン家の掟』などのジョージ・マッケイ、『リピーテッド』などの
ディーン=チャールズ・チャップマン、『ドクター・ストレンジ』などの
ベネディクト・カンバーバッチらが出演する。全編が一人の兵士の1日として
つながって見えることで、臨場感と緊張感が最後まで途切れない。
<ストーリー>
第1次世界大戦が始まってから、およそ3年が経過した1917年4月のフランス。
ドイツ軍と連合国軍が西部戦線で対峙する中、イギリス軍兵士のスコフィールド
(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)に、
ドイツ軍を追撃しているマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の
部隊に作戦の中止を知らせる命令が下される。部隊の行く先には要塞化された
ドイツ軍の陣地と大規模な砲兵隊が待ち構えていた。
<感想>
公開早々鑑賞。UP遅くなったので、感想は軽めに。
宣伝で、ワンカットばかり強調されていますが、「ワンカット風」に
撮った作品。長回しで撮ったことで、戦場の臨場感が伝わり、私も
その空間にいるように感じました。
主演2人がほぼ無名に対し、チョこっと出ている俳優さんたちが
主役級、というなんとも贅沢な使い方(笑)
ただ、え?と思った箇所もいくつか。
特に感じたのが、終盤、川に流されたのに命令書や家族写真が全く
痛んでない、というところ。
ちょっと、それはないんじゃないかなぁ。。。。
「ジョジョ・ラビット」とは、また違う見ごたえある戦争映画でした。
映像が素晴らしいので、これは劇場でぜひ。
にしても、見終わった直後の素直な印象は、「走れメロスって感じ~」
と思ったのも確かです。
点数:8点 (10点中)