<2月の鑑賞予定映画>
~ハリウッド至高の3大女優が放つ、衝撃の実話~
第92回アカデミー賞 メイクアップ&スタイリング賞作品
2019年 アメリカ映画 (2020.02.21公開)
配給:GAGA 上映時間:109分
監督:ジェイ・ローチ
脚本:チャールズ・ランドルフ
特殊メイク:カズ・ヒロ
音楽:セオドア・シャピロ
衣装:コリーン・アトウッド
美術:マーク・リッカー
出演:シャーリーズ・セロン/ニコール・キッドマン/マーゴット・ロビー
ジョン・リズゴー/ケイト・マッキノン/コニー・ブリットン
マルコム・マクダウェル/アリソン・ジャネイ
<見どころ>
2016年にアメリカのテレビ局FOXニュースで行われたセクシュアル
ハラスメントの裏側を描いたドラマ。テレビ局で活躍する女性たちを
シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー、
数々のセクハラ疑惑で訴えられるCEOを『人生は小説よりも奇なり』
などのジョン・リスゴーが演じる。『トランボ ハリウッドに最も
嫌われた男』などのジェイ・ローチがメガホンを取り、『マネー・ショート
華麗なる大逆転』などのチャールズ・ランドルフが脚本を手掛けた。
<ストーリー>
大手テレビ局FOXニュースの元人気キャスター、グレッチェン・カールソン
(ニコール・キッドマン)が、CEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)を
セクハラで提訴する。メディアが騒然とする中、局の看板番組を背負うキャスター
のメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は、今の地位をつかむまでの軌跡を
振り返って動揺していた。一方、メインキャスターの座を狙うケイラ・ポスピシル
(マーゴット・ロビー)は、ロジャーと対面する機会を得る。
<感想>
カズ・ヒロさん、これで2回目のオスカー獲得ですね。
おめでとうごさいます。
アメリカの保守系メディアを代表するTV局「FOX」で実際に起きた
セクハラ事件を描いた作品。この話は、日本でもちょっとニュースに
なったので覚えていますが、2016年の出来事をもぅ映画にするって
ところがアメリカらしい(笑)
本人にソックリすぎるシャーリーズ・セロンには驚きましたよ。
ここまで似せる意味が果たしてあったのかどうかは?は別として、
カズ・ヒロさんのメイク技術は素晴らしいの一言です。
グレッチェンが辞めさせられた後半からは、勢いがついて
テンポ良かったのですが、前半はとにかく淡々として少し睡魔が^^;
こういうセクハラはTV業界に限らず、どこにでも多かれ少なかれあるので
女性としては興味深く観ていましたが、3人の自己顕示欲の強さは
理解できるが、ちょっと引いてしまう一面もありました。
しかし、最近の話なのに実名で扱ったり、賠償金&退職金の
金額の凄さといい、改めてアメリカって凄いなと実感。
点数:7点 (10点中)