くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

CORE DE FORCE再開 「MMA Speed」でストレス発散!

2017-01-16 23:22:36 | ホームフィットネス
「CORE DE FORCEはじめました!」なんて、アピったのはクリスマス前のこと。
本来ならまさに今ごろ、「30日間のカレンダーコンプリートしました!」ってなるはずだったのだけれど…。
カレンダーの5日目より先にすすんだことがないという現実。

時は12月。
たまたまネットで「CORE DE FORCE」を見つけてそわそわ。
翌朝にはオーダーして、6日めに日本にDVDが届いて…
受け取ったその日から即スタート。
そこまでは勢いがあった。
しかーし。忘年会やらお正月やら、私のワークアウト道をはばむ外部からの要因多数(責任転嫁)で、3日坊主の繰り返し。
三が日にワークアウトでもないし(去年までは東京にいる限りはやっていた!)、成人の日三連休も終日出かけるから時間ないし、三連休あけの火曜日からスタートだと、カレンダーまた中途半端になるしと、なんだかんだ理由をつけてサボり癖。
30日のワークカレンダーを、数日やって、振り出しに戻ること3回。
カレンダーどおりの日程ですすまなくたって、カレンダーの順序どおりに続ければいいものを、いったん途切れると、いちいち1日目に戻りたがる、生半可な完璧主義。
たったの30日なので、ひとたびやる気スイッチがはいれば、あっという間にクリアできるのはわかっている。
でも、それができないでいるうちに、1月も早、半分終わってしまった。
大寒波襲来中、東京だってマイナス2度と言われるけさ、重い腰をあげてワークアウト再開!

さて、カレンダー1日目のお題は「MMA Speed」。
ざっくり言えば、ボクシングのパンチと、キックボクシングのニーキックの動きで、上半身とコアを鍛える27分。
「CORE DE FORCE」でユニークなのは、ラウンド製でワークアウトがすすんでゆくことだが、この「MMA Speed」は6ラウンド。
1ラウンド3分、1分ほどのインターバル、ウォームアップとクールダウンを入れて27分という時間の短さが助かる。
かつ、ボクシングにインスパイアされたワークアウトのパンチング動作でストレス発散。
そして、きつくない!
なまけていたあとでやっても、筋肉痛も来ない!
だからと言って、効かないわけではなく、パンチとニーキックの動作が腹筋、腹斜筋にぐいぐい来ている実感力の高さ。

最後に嫌いなバーピーがあるのが玉にキズだけど、ショーンTのバーピーを思えばこんなのバーピーじゃない!
面倒くさいなぁ…程度なのだ。
あと、キックはニーキック中心なので、ヒップに来ないのが残念だ。
だから、ブラジルバットリフトは今もって必要。
それから、細かいことを言えば、右半身と左半身とで行う動作の回数が違うのがちょっと気になる。
たとえば1回目に右クロスからはじめたら、2回目は左クロスと変えるワークアウトが多いけれど(たまにマイク先生は間違うが)、これは2回とも同じだったりする。
その左右の回数差が、どんだけ違いをもたらすんだ、って思うけど、なんか気になる。
だって、トニー・ホートンも、マイク・カーペンコも、「右をやったら、こんどは左だぜぃ」ってノリだから。

この「MMA Speed」は忙しい社会人におすすめできる時短ぶり。
それにストレス多い社会人には、パンチングによるストレス発散効果が期待できる。
ヨガの癒しや鎮静効果もよいが、ジャブ・クロス・フック・アッパーカットをやっていると、いやなことも一緒にふっとんでゆくMMAのストレス解消効果。
さらに、引き締め効果も期待大。
社会人なら、朝30分早く起きての朝活にも有効。
少しワークアウト慣れすれば、疲れてぐったりなんてならない、無難にこなせるワークアウトだ。
USアマゾンのレビューも概ね高評価になっている。
多くの人が言っているのが「FUN」。
そう、エクストリームのように身を粉にするのではなく、どちらかといえばFUNなのだ。
これは個人的な好みだけれど、願わくば、TapouT XTのようにMMAファイターにいてほしいし、レスミルズコンバットのように、音楽ごと楽しみたいが…。
とにかく、せっかく買ったのだから、無駄にせず、なんとか30日続けたい。
まずは明日頑張らないと…

CORE DE FORCE はじめました

2016-12-20 23:07:00 | ホームフィットネス
ひさびさに新しいワークアウトを始めた。
今年は仕事が忙しかったうえに海にもよく行っていたので、ワークアウトにかける時間が大幅に減ってしまった。
だから限られた時間で好きなワークアウトだけをと思って、集めたDVDを取捨選択。
どれもこれも、かつて、少なくとも1か月はお世話になったものばかりではあるが、結果、このブログで取り上げてきたDVDの大半を断捨離することになった。
残ったのは「TapouT XT」、「Les Mills Combat」、「Rev Abs」、「Hip Hop Abs」、「Brazil Butt Lift」、「P90X3」、そして「TapouT XT2」。
これでもまだ数十種類のワークアウトがあるわけだが、ほぼ「TapouT XT」のオマケDVD「Power Strike」25分しかやらず、それも週2~3回。
きょうはちょっとだるいなぁ、と思う日には、楽に腹を鍛える「Hip Hop Abs」。
ヒップにはこれ以上のワークアウトはない「Brazil Butt Lift」。
同じMMAでも気分転換に、「Les Mills Combat」かカポエイラの動きが楽しい「Rev Abs」。
リカバリーとコアを鍛えるために、「P90X3」からヨガ系、ピラティス系を。
ちなみに、MMA系でも大変すぎてもう二度とはやらないと決めている「TapouT XT2」は、過去に自分はこんなのをやり遂げたんだという自己満足の思い出にwww

多くのワークアウトカレンダーは、MAX週休1日だったりするので、ひとたびカレンダーにのっかってしまうと、ワークアウトをしないことがいけないことのように思えてしまうという、ある種脅迫観念で、ワークアウトを休むことができずにいた。
休む勇気がなかったし、軽くワークアウト依存症。
それが、いちど「まいにち」が途切れたが最後、見事にグダグダ化に成功。
ワークアウトをなまけ始めて4~5か月たっても、11月の健康診断では体重キープの状態だった。
ただ、どんだけ「Power Strike」が好きでも、こればっかりやっていてもね…と思えるのもまた事実。
こうしてひさびさのワークアウト探し。
ビーチボディが例年、独立記念日前後とクリスマス前に新作ワークアウトを出すことを思い出し、ひさびさにビーチボディのホームページに行ってみた。
そこで最初に目に飛び込んできたのは、ビーチボディの二枚看板、トニー・ホートンでもショーンTでもなく、見知らぬ男女。
CORE DE FORCE

カバーは、男性はアッパーカット、女性はキック。
MMA!とすぐに食いつく。
そしてインフォマーシャル動画を見ると、いきなりゴング。
出てくる動きは、ジャブ、クロス、フック、アッパーカット。
これ欲しいかも~!


そうは思っても、ここで立ちはだかるオーダーの問題。
何しろ、ビーチボディは、北米在住以外はWEBフォームからの申し込みを受けていないし、メール受付もなくなっている。
「CHAT NOW」があるので、CHATにTRYしたら、インターナショナルオーダーは、電話してくれとのつれない返事。
ビーチボディに英語で電話するの、いやだなぁ…
ポチればすむUSアマゾンで買えないかしら。
ビーチボディに直接オーダーするより多少高くつくけれど、10ドルや20ドルのお金で解決できるなら!?と、USアマゾンをチェックしたら、「CORE DE FORCE」は今のところ海外発送対応をしていない。
なら、eBayと思ったら、アマゾンよりさらに高額で、配送にかかる時間も長い。
そこで、月曜の朝8時、ビーチボディに憂鬱な気持ちで電話をかける。
電話をかけると、ネイティブアメリカンな発音の男性が対応してくれた。
まずは、I'm calling from Japanから初めて、CORE DE FORCEをオーダーしたいと伝えたら、以前にビーチボディにオーダーしたことはあるか、アカウントはあるかと尋ねられた。
以前に注文したことはあるけれど、今アカウントはわからないと言ったら、電話番号から調べてくれて、あっという間に顧客情報を確認してくれた。
感じの良い人で、「今日本は何時なの?」「午前8時」「わお!カリフォーニアは午後3時だぜい!」となごやかにすんでホッ。
8分ほどの英会話による注文が完了し、050アプリでかけたら、電話料も72円しかかからなかった。
DVDがUSD59.85、FedEx代がUSD12.95、計USD72.80也。
ブツも土曜日には届いた。

さて、かんじんのワークアウト内容。
トレーナーは、女性はジェリコ。(↓はケース見開きの写真。)

リーボックの元モデルさんだとか。

男性はジョエル・フリーマンという人。(↓はケースの写真。)

ゴールドジム出身らしい。

この二人、アメリカンイングリッシュでペラペラしゃべる。
二人が交互にしゃべるので、ようしゃべるわ、という感じがあるが、嫌な感じはない。
1週目を終了して、まだ3種類のワークアウトしかやっていないが、ひとつひとつの動作にものすごい引き締め感がある。
なまけた体でもたいした筋肉痛にもならなかったが、ものすごーくきつくないかわりに、ものすごーく楽なわけでもない。
腕立てを核にしたワークアウトの日もあるし、真剣にジャブ、フックとかやっていると、早くに眠くなったりもする。
難しい動作もないし、ワークアウト初中級レベルからこなせそうな、なかなか良い作品である。
「TapouT XT」のようにMMAファイターが出てくるわけではないので、登場人物の魅力には欠けるが、ストレス発散にはもってこい。
何よりこのワークアウトのよいところは、時間を感じさせないところ。
最近は「Focus T25」だとか、「P90X3」だとか、「22Minute Hard Corps」だとか、多くのワークアウトが時短化に走る中、「CORE DE FORCE」は37~47分のものが多い。
購入にあたっては、このご時世に長っ!と思ったが、実際に「CORE DE FORCE」をしていると、とにかく時間がたつのが早い。
飽きさせないということだ。
カレンダーが30日完結っていうのもよい。
週6実行する時間はないから、カレンダーどおりにはできないけれど、可能な範囲で成果が出るのか出ないのか。
楽しみ。





そしてTapouT XTが残った

2016-06-06 16:25:43 | ホームフィットネス
TapouT XTと2年
あれこれ手をだしてきたホームワークアウト。
最近は、ビーチボディの新作に踊らされることもなくなった。
去年、ショーンTの「Cize」が出ても無関心…。
今年、トニー・ホートンの新作「22minutes Hard Corps」が出ても、トニー氏、さすがに老けたなぁ…と思っただけ。
気づいたら、おととしの5月にGETした、マイク・カーペンコの「TapouT XT」を今も続けていた。

「TapouT XT」のワークアウトカレンダーは12週。
途中、「TapouT XT2」の9週、「TapouT XT」 X 「TapouT XT2」のハイブリッド12週を含めて、かれこれ2年。
いつ気が変わるかわからないが、今のところは、これがいちばん私に合っている。

このタップアウトシリーズも、多くのホームワークアウト同様、カレンダーどおりにすすめると週休1日。
それだと日々がワークアウトに支配されてしまうので、今年に入ってからは、気楽に、できる日に、やりたいメニューだけをやっている。
週6ワークアウトだと、疲れがとりきれないのか、自分のペースで週4~5日のほうが、かえって体もよく動く。
「TapouT XT」から、「Cross Core Combat」「Plyo XT」「Sprawl&Brawl」「Muay Thay」「Buns & Guns」「Ultimate Abs」「Power Strike」で強めのワークアウトを、ストレッチの日は「P90X3」の「X3 Yoga」を、リハビリにはレスミルズコンバットの「Inner Warrior」かTapouT XT2の「Recovery & Mobility」を取り入れている。

「TapouT XT」は、発売されてからすでに4年ほどたっている。
最近売り出したワークアウトの多くで時短がすすんでいるが、「TapouT XT」は40~50分が目安で、けっこう長い。
なにしろ、トニー・ホートンが30分の「P90X3」を出せば、ショーンTは25分の「Focus T25」を出し、こんどはトニー・ホートンが22分の「22minutes Hard Corps」と、競って時短している風潮だから。
それなのに、なぜにTapouT XTが残ったのか?

さよならダンベル
20代後半にダンベル運動をはじめたら、みるみる痩せた経験があるので、ダンベルのことはたよりにしてきた。
でも、ダンベルを使うワークアウトに、いいかげん嫌気がさしていたのも、また事実。
何がいやかって、腕立ての姿勢でダンベルを握る動作をさせられると、指の付け根が痛くなること。
ついにはマメもできた。
こうして、「P90X」、「RevAbs」、「Brazil Butt Lift Master Series」といったダンベル多用ワークアウトから離脱。
TapouT XTは、ダンベルは使わないのが、ひとつのウリだ。
かわりにレジスタンスバンドを使うが、カール、フライ、レイズ等、同じ動作をするにしても、ダンベルとレジスタンスバンドでは、与えるインパクトがずいぶんちがう。
きつめのレジスタンスバンドは、重いダンベルよりはるかにコントロールしにくく、苦手なアイテム。
ダンベルよりもコントロールしにくい分、わっと力が入らず、無理がかからない動作が保てる。
頭のてっぺんからつま先、とはいかないが、足裏から肩まで、全身にまんべんなく負荷がかかり、ぷるぷるぷる、より引き締まる。

もう戻れないエクストリーム系
ショーンTの「Insanity」や、TapouT XTの続編の「TapouT XT2」のような過酷なワークアウトは、モチベーションが保てているうちはいいけれど、長くは続けられない。
入り込んでいるうちは、日々達成感に満足していたが、いちど離れるともう戻れない。
我ながら、よくあんなの、90日もやっていたと思う。
ついでに、ショーンTのワークアウトは、「FocusT25」や「Hip Hop Abs2」にも言えることだが、ジャンプが多すぎて、日々足が痛くなるのがイヤだった。
「TapouT XT」はエクストリームと言っているが、「Insanity」や「TapouT XT2」に比べれば、エクストリームとまではいかない。

大好きだったレスミルズ・コンバット
過去形になってしまった「Les Mills Combat」。
TapouT XTをはじめたら、レスミルズのキャッチーな音楽にのって、ジャブ・クロス・フック・アッパーカットより、MMAファイターとともに、ジャブ・クロス・フック・アッパーカットのほうが楽しい。
レスミルズではもう、物足りなくなってしまった。

無駄にしたもの
せっかく買ったのに、まっとうすることなく投げ出したワークアウトもある。
それは、ビーチボディの看板トレーナーのひとり、シャリーン・ジョンソンの「PiYO」。
まさに3日坊主。
Insanityのように、きつすぎるワークアウトは、「やればできる」を心の支えに続けることができるが、たいしてきつくもなく、かといって楽でもないワークアウトは、別にこれじゃなくてもいいや、と思ってしまう。


ちょっとだけP90X3
トニー・ホートンが「P90X3」を出したとき、1日30分ですむというのに心ひかれた。
とはいえ、トニー・ホートンワールドにまたまた90日、って気持ちにはなれない。
ただ、ベーシックキットの全16種類のワークアウトのうち、4種類、どうしても取り入れたいものがあった。
それは、ヨガやピラティスなど、コアとバランス力と柔軟性を養う系で、「TapouT XT」のヨガがどうにも好きになれないので、置き換えたかった。
「P90X3」のベーシックキットのお値段はUS139.80ドル。
16種類のうち12種類は使わないのに、日本円で15000円以上も投資するわけにはいかない。
あきらめていたある日、Amazon.co.jpで、並行輸入ものを9800円で売っているのを発見。
円換算で5000円以上安いので、これはいい買い物!という錯覚に、見事に陥り、思わずポチってしまった。
そして、他の12種には目もくれず、「X3 Yoga」「Pilates X」「Isometrix」「Dynamix」だけ、早く起きた朝なんかにやっている。
ヨガやピラティスにうるさい人には、なんちゃってヨガ、インチキピラティスなどと揶揄されそうだが、とても良いストレッチになっている。
それとコールドスタートという、起き抜けや、疲れているときのウォームアップがあるのだが、これもなかなか使える。
相変わらず、しょうもないジョークがぽんぽん出てくるが、やはりトニー・ホートンは正統派。

体力が落ちたときには
毎日ワークアウトをやっていると、やけに快調に体が動く日もあれば、だる重な日もある。
快調な日に、鏡はニータックジャンプもへっちゃら、なんて張り切りすぎると、結果、疲れがたまるという本末転倒な日もある。
そんなときには、レスミルズコンバットの「インナーウォリアー」でリハビリ。
気力がない日には、初心に戻って「ヒップホップアブス」。
ヒップホップアブスは、なんの苦もなく、年をとっても末永くできそう。

TapouT XTを続ける理由
それはハードでも、98パーセントは、なんとかついてゆくことのできる運動ばかりであること。
もちろん、グロイナーやバーピーなど、やりたくない動きもたくさんある。
インサニティやT25のようにスピードまかせではないので、より正しい動きが実現し、結果、より安全かつ効果的な筋力づくりにつながる。
腕たてのときの腕の曲げ具合や、ニータックジャンプでの高さや持続力、レジスタンスバンドを引っ張る力が、回を追うごとに進化してゆくのを実感できるのも励みになる。
MMAの動きには、腹筋や殿筋を引き締める動きが随所に含まれていて、私にとっての2大神ワークアウト、ショーンTの、腹に喝な「ヒップホップアブス」と、リアンドロ・カーバルホの尻に喝な「ブラジルバットリフト」と同様の効果が得られるうえに、もっと手ごたえがある。
ブラジルバットリフトのように、レッグバンドを使ってのヒップや脚を鍛えるワークアウトもある。
さらにレッグバンドを使った腕立てもあったりする。(←苦手)
そのかわり、ヒップホップアブスやブラジルバットリフトのように、終始笑顔でなんかいられない。
ハードな動きにヘロヘロになったり、ゼーハーしたり。
顔をゆがめる出演者も多いし、うなるおっさんモネもいる。
そのぶん、ストレス発散度合いも倍増。

そんな「TapouT XT」への不満は、ランニングやジャンプの動きもあるので、集合住宅では深夜早朝は無理なところ。

そして「TapouT XT」の魅力は、なんといってもMMAファイターたち。
ライアン・ベイダー

コワモテだけど、素敵。

カウボーイ・セロー二

ワークアウト中、けっこうヘラヘラ笑ってるところが好き。

バッドボーイ・ガルシア

ワルかわいい。

クリス・ライトル

MMAレジェンドだそうで。素敵な消防士さん。

ヴィニー・マガリャエス

この人も、つよかわいい。

そして、紅一点のミーシャ・テイトもいる。

強そうだけれど、華があって、女性アスリートはこうでなきゃ。
もう現役引退したファイターもいるが、彼らを見るだけでテンションがあがる。

MMAファイターの出ていないメニューも半分くらいあるのだが、やる気半減で、ファイター不在のメニューは最近はパス。
ただ、MMAファイター不在でも、カーディオとプライオはやっている。
この2つは、きついけれど、バランスよくワークアウトを進めて行くには、必要不可欠に思うから。

というわけで、1日40-50分ワークアウトに時間を割ける方には、TapouT XTはおすすめ。
ダイレクトテレショップで9800円なのだが…
残念ながら、MMAファイター出演の、ムエタイ、スプロール&ブロウル、パワーストライク、バンズアンドガンズといったワークアウトが入っていない。
パッケージ内容としては、並行輸入ものが充実。
ただ、並行輸入ものは、再生できなかった、なんてコメントがけっこう見受けられるのでキケンもあるけれど…。

いつか下っ腹の脂肪もとれることを夢見て…
よほど画期的なワークアウトが見つからない限り、まだまだ続ける「TapouT XT」


時短ワークアウト 20Minuet Body

2015-04-02 10:19:43 | ホームフィットネス
TapouT XTを90日。
TapouT XT2を60日。
そして、XTとXT2のハイブリッドカレンダーを90日。
マイク・カーペンコ先生のワークアウトとともにあった240日。

XTをはじめたのは去年の6月。
夏の猛暑の日々には、何度投げ出そうと思ったことか。
でも、過去のインサニティやP90Xのおかげで、うまくできないことは多いけれど、なんとなくついてゆけてしまう。
だてにホームワークアウトを何年もやってないってことだ。
秋口にはXT2に突入。
XTだってたいへんだったのに、そのXTなんてちょろいとさえ思える、インサニティもびっくりなXT2のハードさに、無理ー!と思いながらも続けていると、秋が深まる頃にはだいぶ慣れた。
そして冬にはすっかり強くなり、腕立ての腕がずっと曲がるようになった。
はなっからあきらめていた腕立てジャンプなんかは、ある日試しにやってみたら、突然できるようになっていた。
3回で挫折していたニータックジャンプも20回以上飛べるようになっていた。
とにかくレジスタンスバンド運動が嫌いで、同じ動き、ダンベルで楽しようかな、と思ったりもしたが、いまや、レジスタンスバンドの有効性にすっかり傾倒。
今もまだまだトライセップは非力。
人様から見たら、ぜんぜんだと思うけれど、コアとプライオが強化されたのを感じる。

体重は測っていないけれど、減ってないだろーな。
裸足でフロリングをペタペタ歩ける季節にしかTANITAには乗らないので、今の体重は知らないし、知りたくもない!?

へそから上は、より硬くなり適度な線が。
へそから下は、まだまだふかふか。
これは、何年やってんだ?って突っ込みどころ。

始めた頃はTapouT XTもカーペンコ先生も苦手で、レスミルズ・コンバットに戻りたくて仕方なかった。
240日を経て、かつて好きすぎてやめられなかったレスミルズ・コンバットに戻ってみたら、あれれ?、なんか物足りない。

きつくても楽しくできたのは、私が総合格闘家萌えだったことにもあるようだ。
XTではこわもてのライアン・ベイダー、へらへらやってそうに見えるカウボーイ、時にお茶目なバッドボーイ、大人な感じのクリス・ライトル、クールに話すヴィニー・マガリャエス、そして美女ミーシャ・テイトといったUFCのファイターが出ていて、彼らが映るだけでテンションが上がるのだ。

プロファイターを見るとうれしくて、いつまでも続けたかったけれど、TapoutXTシリーズのいけないところは時間が長いこと。
XTは50分程度が主流だけれど、XT2はほとんどが60分超え。
ときに79分、85分なんて日もある。
しかもXT2なんて、60日のカレンダーで、RESTの日が4日しかない
XT2をやらなくちゃと思うばかりにつきあいは悪くなるし、仕事でもなんでも、きょうできることを明日にまわしたりすることもあり…。
こりゃ、好きだからって、末永く続けてはいけないな…と。
XTを離れたら、また弱っちくなるんじゃないか、とか一抹の不安もあるけれど、まずはここいらが潮時。

レスミルズ・コンバットに戻る気にはなれない今、またまたワークアウトさがし。

とにかく、少しワークアウト時間を短くしたい。
この1、2年でショーンTやトニー・ホートンといった大御所が発表したワークアウトは30分程度で完結がウリ。
候補にあがったのは…

まず、昨年末に出たショーンTの「Insanity Max:30
ショーンTのワークアウトって、けっこうスピードまかせなところがあって、私のように運動能力のない人間には、動きが雑になって、本来得られる効果は期待できない。
かといって、モディファイアーに甘んじる気もない。
インフォマーシャルで、人びとが息切れMAXになっているのを見ると、単純にやりたくない。

となれば、トニー・ホートンの「P90X3
ヨガとピラティスとストレッチは是非やりたいけれど、他に興味が持てない。
バラ売りしてくれればいいのに。

それなら、格闘家萌え的には、GSPことジョルジュ・サン・ピエールの「Rushfit」かな?
これもインフォマーシャル見ると、ダンベル運動多くて、目新しさは何もない。
ダンベルよりレジスタンスバンドの方が効果絶大であることを知った今となっては、ダンベルが陳腐に見えてしまう。
GSPだけに、いずれ買ってしまいそうだけど、今じゃないな…

余談だが、GSPのワークアウトアプリ@500円をダウンロードしてみた。
これが500円としては上出来。
ただ、iPadの小さい画面をみながら、ってのは、慣れないのでやりにくい。
10分、20分、60分とワークアウト時間が選べ、毎回異なるコンビネーションのものをアプリが提供してくれる。
GSP、素敵なんだけれど、ひたすらシリアスにワークアウトが続く。
アメリカのホームワークアウトに特徴的な叱咤激励も、さぶいジョークもいっさいなく、黙々と。

最終的に、時間はかけたくない、お金もかけたくない、MMAベースという条件をしっかりクリアしたのは…。
かつてレブ・アブスでお世話になったブレット・ホベール先生の「20 Minute Body
たったの20分、しかもカポエイラベースだし、ダウンロード版はUS57ドルとお手頃だから、これに決まり!
そもそもブレットはエクストリーム系ではないから、楽ができる…という下心。
ダウンロードして、目新しいことはないなぁ、楽勝、楽勝とスタート。
いざはじめてみたら、これが地味にこたえる。
T25同様、ウォームアップとクールダウンが別カウントなので、なんだかんだで26分かかるのにムッ。
そして、久々のブレット先生は、嫌いじゃないんだけれど、そのテンションが微妙にうざい。
RevAbsでもそうだったなぁ、とあらためて思い出した。
自分の世界に酔っている傾向があり、一連の動作の終わりには、「Mercy」とか「That' my friend!」とか…
「love your body, it's one of a kind, life is short, don't waste time」とジェスチャーつきで唱和をさせられたり…。
陳腐なダンベル運動にテンション下がるが、ゆっくりしたペースでも確実に燃焼。
カポエイラベースの筋トレの日は、簡単な動きなのに、あなどれなかった。
カポエイラダンスの日は、へらへら動いていて、こんなんで効いているのかなと思って、20分だし、朝夕にやってみたら、あとから疲労困憊。
やはり20分に集約するというのはそれなりの凝縮度合いなのだ。
どう考えても、ワークアウトのハードさ、といった面では、ダウングレードなのだが、新たな筋肉痛に悩まされるに、ときどきワークアウトって変える必要があるんだなぁ、と痛感。
とにかく、「20Minute Body」のワークアウト時間短縮はありがたい。
なにしろ、XT2の少なくとも半分以下、もしくは3分の1ですむのだから。
中級な感じで、誰にでもこなせるワークアウトだし、せっかくはじめたから、90日がんばってみよう。

トレーナー11人・・・US発ホームワークアウト漬けの日々

2014-09-05 14:07:39 | ホームフィットネス
気がついたら、ワークアウトDVDのコレクターになりかけていた。
結果、11人のトレーナーを取っ替え引っ替えしていた。
その11人が11人みな、なにかしらの恩恵をもたらしてくれた。
たとえば・・・
メタボ寸前だった腹を凹めてくれた恩人、トレーシー・アンダーソン。
筋肉量を増やしてくれた恩人、ジリアン・マイケルズ。
つごう6キロ体重減らしてくれた大恩人、ショーンT。
ヒップを改善してくれた超恩人、リアンドロ・カーバルホ。
MMA(Mixed Martial Arts、総合格闘技)の楽しさを教えてくれた恩人、ブレット・ホベール。
かつてないほどの柔軟性をくれた恩人、トニー・ホートン。
ワークアウトの楽しさを教えてくれた恩人、ダン・コーエンとレイチェル・ニューシャム。
リハビリ恩人のDrマーク・チェン。
自分史上最高に硬いおなかと8時間睡眠の習慣をもたらした恩人、マイク・カーペンコ。
今はまだ恩人未満だけれど、3日でトライセッププッシュアップをよくしてくれたシャリーン・ジョンソン。
・・・といった具合に。

そこで、手持ちのワークアウト25セットに独断で星付けをして、そのうちのいくつかを勝手にMyワークアウトの殿堂入りさせてみた。
好みは十人十色だし、体質によって効果の度合いも異なるだろうけれど、ワークアウト選びにお悩みの方のご参考までに・・・。
トレーナーごとに、日を分けて書こうかとも思ったが、なぜこのような変遷をたどったかを語るには、1回完結がわかりやすいので長文。
全部読みたくないと思われ、ctrl+fでトレーナー名を入れて、興味のあるトレーナーだけ読んでいただければと思う。


1.トレーシー・アンダーソン
全米のセレブリティ・トレーナーと呼ばれる人々の中で、日本での知名度No1はこの人だろう。
私がトレーシーを知ったのは、たしかめざましテレビかなにかで「あのマドンナのパーソナル・トレーナー」というふれこみで紹介されたときだ。
マドンナが50を過ぎてもあのボディをキープしているのは、この人あってかと思ったら、ものすごい訴求力。
それでさっそく書店へGO。
こうして、私の今世紀初のワークアウトは、トレーシー・メソッドで幕を開けた。
トレーシー・メソッドの発売が2009年11月、私がそれをはじめたのは2010年だから、いかに長年、運動から遠ざかっていたことか・・・。
そのツケは、しっかり腹に来ていたので、
ザ・トレーシー・メソッド2 最強の腹凹ワークアウト編」☆☆☆☆

から取りかかり、ものの3日で腹が凹みはじめた即効性で、すっかりトレーシーに傾倒。
腹だけではなく、脚と腕もケアしてくれて、はじめて数日で職場の女子に「脚、締まってるね」と言われ、すっかり気をよくしたもんだ。
冷静に考えれば、太りすぎているときのサイズダウンは容易なのに・・・。
結局、腹は望むほどには凹みきらず、体重も減らなかったが、なにしろトレーシー盲信中だったので、
「筋トレで基礎代謝UPし、痩せやすい体を作り、有酸素運動で脂肪を燃焼する。
この2つがそろってはじめてトレーシー・メソッドは完成よ」
というトレーシの言葉を信じて疑わず、
ザ・トレーシー・メソッド3 有酸素ダンス編☆☆

をはじめた。
最初は難しくて無理!と思ったけれど、トレーシーが、ひとつひとつの動作をていねいに教えてくれるので、時間さえかければ、誰でも踊れるようになると思う。
できなかったことができるようになるのがうれしくて、しばらくは喜んでやっていたが、ひとたび45分通しで踊れるようになったら、くるくるまわってジャンプばかり、脚も痛くなり、おもしろくもなんともなくなり、やめてしまった。
そして翌夏・・・。
トレーシー・ダイエット 30日間でキレイに痩せる!無星

というムックが出て、すわトレーシーの新作!と飛びついた。
ワークアウトの内容は悪くないのに、マガジンハウスのDVD構成がまずすぎて、買うんじゃなかったと大後悔のお粗末なシロモノだった。
ムック形式で、低予算でそうなったのだと思うが、ふつう、左のデモをやったら右のデモもやってくれるものだが、これは片側しか入っていないので、とてもやりにくい。
こんな中途半端な商品は、出さないでほしかった。
そこで、トレーシー・メソッド・シリーズの第1作めにあたる
ザ・トレーシー・メソッド マットワークアウト編☆☆☆☆

を、いちばん最後にスタート。
椅子を使っての脚のエクササイズは、当時は効いている気がしたし、立ったままの腹筋や腕のエクササイズは、新しい感じがした。
ただ、毎日60分同じことの繰り返しで飽きてくるのと、体重は1~2kgしか変わらなかったので、なんとなく心が離れ始めた。

トレーシーまとめ
全体的に、トレーシーのワークアウトは、マイルド。
きついというレビューを書いている人も少なからずいるが、何か新しい運動をはじめたときの筋肉痛はつきものだし、難しいとか、大変だと思うことだって、続けているうちに、少しずつこなせるようになってゆくもの。
トレーシー・メソッドの何がよいかといえば、全身に600あるという筋肉を知り尽くした上でのていねいな指導で、いわく、小さな筋肉から大きな筋肉へと、無理なく安全に筋肉をきたえていくところと、彼女の動きが優雅なところ。
ワークアウト事始めには、とても良いともう。

それでは、なぜ私はトレーシーをやめたのか?
それはズバリ、冗長だから。
1日45~60分と時間がかかるうえに、「at least 4 to 6days a week」やれば効果が出るわ、とのこと。
あとから登場する他のトレーナーたちのワークアウトも、週5~6回、1日40~60分かかるが、他は複数のDVDを日々ローテーションするのに対して、トレーシー・メソッドは1枚ものを週5~6回も、である。
ゆえに、どうしても飽きてくる。
せめて3が出たときに、1~3を組み合わせてやる効率的なカレンダーでも封入してくれたら、もう少し違っていたかもしれない。
他のワークアウトは、時間が長いものでも、あっという間に時間がたつが、トレーシーのは、やっとここですかい、という感じなのだ。
トニー・ホートンは腹筋は毎日やるなと言っていたけれど、トレーシーは毎日やりなさいと言っているわけで、おんなじ運動を毎日やっても果たして?という疑問もある。
スリム化進行中は、やればやるほど効果が出そうな気がして頑張れるが、いったん高原状態に入ったら、まいにちまいにち、えんえんと同じことばかりでうんざり。
そう感じるようになったら、トレーシーはお役ご免。
かのマドンナも、トレーシーのワークアウトに結局退屈してしまい、見切りをつけたという・・・。

今後、彼女がよほど画期的なトレーニングでも開発しない限り、私が再びトレーシーのワークアウトに取り組むことはないだろう。
でも、多少なりともサイズダウンできたし、ワークアウトの習慣が身についたのは、トレーシーのおかげ。
そんなこんなで、トレーシー女史には感謝している。


2.ジリアン・マイケルズ
トレーシーにかわるワークアウトをさがして知ったのが、ジリアン。
レビューでは「ジリアン姐さん」と親しみを込めて呼んでいる人が多く、日本での人気は高い。
日本コロムビアから日本語吹き替え版も発売されていて、その邦題が、なかなかデブ心をくすぐる。
私が持っている4枚だけでも・・・
30DAYS SHRED ジリアン・マイケルズの30日間集中ダイエット☆☆☆

キャッチコピーの「30日間で-9kgをめざせ!」で、買い!
が、-9kgどころか、筋肉増えて体重も増えた。
6WEEK SIX-PACK ジリアン・マイケルズの腹やせエクササイズ~6週間で脂肪を取る☆☆☆

トレーシーが凹ませてくれた以上には、凹まなかった。
トレーシーより、腹筋頑張っている感触はあったのに。
YOGA MELTDOWN ジリアン・マイケルズのダイエット・ヨガ☆☆☆☆

キャッチコピーは「1週間で-2kgを目指せ!」
4週やったら8kgだ!?
大汗かいてデトックス効果は絶大だったが、体重は変化せず。
ジリアン流ヨガは、けっこう気に入ったが、レベル1と2が入っているのにレベル1で中断したっきり。
ひたすら運動運動していて、ヨガならではのヒーリング効果はのぞめない。
ただ、このDVDがきっかけで、ヨガへの興味がわいた。
KILLER BUNS AND THIGHS ジリアン・マイケルズの下半身最強ダイエット☆☆☆

まずは、BUNS=尻と、THIGHS=太ももの「KILLER」ということで、飛びついた。
さらに「理想の下半身がほしい人は私に任せて。約束する!」というコピーつき。
が、ぜんっぜん効かなかった。

ジリアンものの邦題には、これをやりとげたら、いったいどんだけほっそりするんだろ?とあらぬ期待を抱かせられる。
うすうす予感はしていたが、現実は厳しく、ほっそりするどころか、筋肉量がふえたことで体重も増えた。
トレーシーよりずっと燃焼感があったので、まさかの体重増という不毛な結果には衝撃。
体脂肪率はしっかり減ったのだから、結果を出してくれたのだが、体重が増えるのは、心情的に、やーな感じ。
だから、☆は渋め。
どうしても体重を減らしたい私は、こうしてジリアンものにさよなら。

ジリアンまとめ
トレーシーの直後にはじめたことで、どうしてもトレーシーと比較してしまう。

まず、ジリアンはやかましい。
トレーシーは常に落ち着いた口調だった。
でも、このやかましさというか、キャラがたって勢いがあるので、こちらのテンションも上がる。

ジリアンのDVDは、日本のアマゾンで輸入版が安く、簡単に買える。
円高だった2011年当時、1枚1,200円強で送料込みで、コスパがよい。
ちなみに私が持っているマガジンハウス版のトレーシー・メソッドは1枚定価2850円。
もちろんジリアンだって、日本語字幕、吹き替えつきは安くない。

ジリアンのDVDは良心的だ。
だって、1DVDに1ワークアウトのトレーシーとはちがい、1DVDに複数のワークアウトが収録されている。
さらに、トレーシーでは、それぞれが別のDVDでカバーされている腹筋とカーディオが、1ワークアウト内に盛り込まれている。

ジリアンのワークアウトは効率が良い。
1日わずか、22~30分である。

余談だけれど、いつもポジティブでパワフルなジリアン。
それが、幼少時は夜驚症に多動性障害。
思春期には、身長158センチ体重約80キロという肥満体に、ソフトボール大(本人談)の鼻につながり眉。
クラスメートから、おまえは醜いと、ひどいいじめにあっていたという。
そのいじめがきっかけで鼻を整形したというが、それも隠しはしない。
妊娠出産で体型がくずれるのがイヤだから養子をとる、という発言をして物議をかもしたり。
バイであることも公言し、今は、同性のパートナーとの間に、そのパートナーが産んだ子どももいたり・・・。
なかなか波乱に満ちている。
いろいろな苦境を乗り越えていることで、人間味が溢れていて、ファンが多いのかも。
でも、他のトレーナーだって、ジリアンに負けず劣らず、モチベーションをキープさせるのはうまい。
だから、別にジリアンでなくても・・・というのが正直なところ。
日本では、単発ものばかりが売られているが、USアマゾンで売られている「Body Revolution」というDVD15枚からなる1日30分×90日ものは、ユーザーからの評価が高くて、興味はあるので、2度とやらないとは思わないけれど、当面、ジリアンものをあえて選ぼうとは思わない。
いずれにせよジリアンは、楽しい鬼コーチだった。


3.ショーンT
ジリアンで体重が増えてしまったのは、やはりカーディオ不足?
トレーシーでは45分くるくる踊ってのカーディオなのに、ジリアンでは、わずか20~30分のうちの一部に盛り込まれているだけだ。
カーディオ不足=ダンス不足、と確信した私は、アマゾンで物色の結果、これまたマドンナやマイケルのコレオグラファー、ジェイミー・キングのロック・ユア・ボディというヒップホップダンスをチョイス。
(ジェイミーはトレーナーという肩書きではなく、コレオグラファーなので、ここではすっとばす)
これがなかなかよくて、さらなるヒップホップを求めて見つけ出したのがショーンT。
ヒップホップをちゃらちゃら踊って脂肪燃焼させながら、腹筋も鍛えるなんて最高じゃん!
というわけで、
Hip Hop Abs☆☆☆☆☆殿堂入り!

かんたん、きつくない、それでいて効果大の、ポジティブ3K。
いわゆる横たわっての腹筋運動がないのがウリで、All you have to do is TILT, TUCK & TIGHTEN。
ざっくり言えば、腹からふーっ、とか、腹からフッフッと呼吸しながら、前後左右に4歩ずつ動く程度で、腹筋が鍛えられる。
「FAT BURNING CARDIO(30分)」、ダンベルを使う「AB SCULPT(25分)」、「TOTAL BODY BURN(45分)」、「HIPS, BUNS, AND THIGHS(25分)」の4種類を4週間。
どれも難易度は低い。
これを2ヶ月やったら、6kg減っていた。
2007年にリリースされていたので、もっと早く出会いたかった。
それだけが悔やまれる。
トレーシーとジリアンに費やした時間が惜しいと思うほど。
ワークアウト初心者、体力のあまりない人にもおすすめできる。

ロッキン・ボディ☆☆
ヒップポップアブスで、私は、ショーンTについてゆくことに決めた。
ヒップホップアブスを再生して、はじめてその存在を知ったビーチボディ。
他にもショーンTのワークアウトが出てないかな~と、はじめてビーチボディのホームページをポチッ。
これが運のつき!?
そこで目に飛び込んで来たのが、Insanity。
Insane...狂気…タイトルからして手強そうだ。
もうひとつは、ロッキン・ボディ。
インフォマーシャル動画を見たら、聞き慣れたイントロ、たりらりらりらりたりらりら♪
マイコーの、邦題、今夜はドントストップ。
他にも、マドンナのホリデー、サバイバーのアイ・オブ・ザ・タイガーなどが流れ、いにしえのポップスで、楽しそうに踊っている。
しかも、日にMAX1500カロリー燃焼できるという。
一方、インサニティは、必死の形相で鍛えまくっている。
ロッキン・ボディ=楽しそう、インサニティ=つらそう。
ロッキンボディはDVD2枚なので安いが、インサニティは10枚セットなので150ドルと高い。
楽しくて安い方が、つらくて高いよりいいに決まっている。
というわけで、安易にロッキンボディを選んでみた。

2枚のDVDに、「Mark, Move & Groove(15分)」「Party Express(25分)」「Disco Groove(35分)」「Shaun T's Dance Party(45分)」「Rock It Out(45分)」「Hard-Core Abs(10分)」「Booty Time(30分)」という7つのワークアウトが収録されている。(最後の2つは、フリーギフトとしており、おまけな位置づけ。)
そしていざ始めてみたら、メジャーな楽曲は少ないし、あってもほとんどがカバー。
舞台のセットのせいか、なんとなくディスコ調で、ロッキンじゃない!
あまり難しくないからだと思うけれど、ダンス指導解説なしの、見よう見真似で踊るだけの放置プレイ。
センターにはもちろんショーンTを据えて、主にこのワークアウトのテストグループあがりの人たちがステージでダンスを披露する構成があんまり好きでない。
ショーンTが腹筋を露出すると、オーディエンスから歓声があがるのが笑える。
いちおう一通りやってみたけれど、どれも好きになれず、結果、2週間くらいでやめてしまった。
USアマゾンのレビューを見ると、アメリカ人でも同じように感じる人が多いようで、安っぽい、返品だ、ショーンTは、こんな商品を出したことを恥じろ!と酷評している人がけっこういる。
私は、ロッキンボディはロッキンボディでありだと思う。
一応、大汗もかくし、私が好きになれなかっただけだ。

Insanity☆☆☆☆

ロッキン・ボディにがっかりしたら、反動か、インサニティで苦行の日々に突入することに決めた。
ヒップホップアブス、ロッキンボディでのファンキーなショーンTに馴染んでいたのに、インサニティでは、いきなり超硬派なショーンTで、そのキャラ変ぶりにビビる。
さいしょの10分で心臓破りな感じで、いつ辞めようかと思いながら、だましだまし60日。
ショーンTの叱咤激励が絶妙で、どんなにきつくても、やめない!と思わせるところがすごい。
9種類だったかのワークアウトは、思いだしても息切れしそうなので、詳細は思いだしたくない・・・。
インサニティが、私のジャンプ、スプロール、バーピーぎらいを決定づけることになった。
ショーンTのデモどおりにはできないこともたくさんあったけれど、60日を乗り切ったときの、その達成感たるやハンパなく、どちらかというと、インサニティで得たものは、本来の目的であった減量よりも、精神面での充実だったように思う。
ただ、もう二度とやりたくないので、☆ひとつマイナス!

こうして、インサニティを乗り切ったという妙な自信から、アサイラム(Insanity Asylum)にすすむべきか迷ったが、インフォマーシャル動画を見るに、私には、きちんとした動きでついていくことはできなかろうと、ショーンTからは、離れることにした。
ショーンTから離れている間に、アサイラム2も出たが、心動かされることはなく。
それから1年後、労少なくして功多しなヒップホップアブスが忘れられなくて、
Hip Hop Abs Ultimate Results☆☆☆☆
をスタート。

「Fat Burning Cardio 2(40分)」「Ab Sculpt 2(35分)」「Total Body Burn2(50分)」といった、タイトルからもわかるように、目新しいことはないけれど、時間も長くなり、運動量は大幅アップして、楽しいしいけれど、決して楽じゃなかった。
日本では「ヒップホップアブスレベル2」というタイトルで、エクサボディから売られていたこともあるようだ。
さらにアドバンスな感じの
Hip Hop Abs Extreme☆☆☆
には、「Extreme Cardio(55分)」「Extreme Abs(20分)」の2つが入っている。

「Extreme Cardio」は、長い上に、ジャンプの多さもあって、55分はtoo much・・・。
オリジナルのヒップホップアブスでは考えられないほどしんどい。
そして、ちょうどアルチメーツリザルツとエクストリームを1ヶ月こなしたところで、
Focus T25☆☆☆
が登場した。

ショーンTが25分のワークアウトを出すと知ったときには、やったー!と思った。
ジリアンには、20分台も珍しくないのに、あのショーンTが、と思うと、それだけで期待が高まった。
ふたを開けてみたら、25分間、激しめのワークアウトに5分間のクールダウンで、トータル30分。
張り切って発売と同時に買ったが、インサニティの比ではないけれど、きつくて、しまった!と思った。
かと言って、インサニティほど極限に追い込まれる感じがしないので、達成感もない。
前半アルファサイクルの5週間で5種類、後半ベータサイクルの5週間で5種類のワークアウト。
猛暑だった2013年の7月から9月にかけてやったので、しんどさupだったと思う。
冬にやればいいのかな?
うーん、あんまりもいちどやりたくないなあ。
それでも、アルファをやっていたころは、別売りのガンマサイクル4週間に進むつもりだたが、そんな気持ちはいつの間にかフェードアウトしてしまった。
私にはあまり楽しいとは思えなかったし、嫌いなジャンプやバーピーが多いので、好みの問題で☆☆マイナス。
ちなみに、USアマゾンの「アマゾンベストセラーズ」のエクササイズ&ワークアウトDVD部門では、「Focus T25」が長い間首位をキープしている。
というわけで、世間様からは高評価。

ショーンTまとめ
あるときはファンキーなダンサー、そして、あるときはストリクトなアスリート。
ブリトニー・スピアーズのコレオグラファーだっただけに、ダンスをしている時の、coolな身のこなしこそ、この人の本領なんじゃないかと思えたり・・・。
その反面、アスリートモード時の、引き締まった表情は、さすが元ランナー。
インサニティやT25で見せつけてくれる、身体能力の高さには、ほれぼれしてしまう。
それに、声がいい、というか、聞きやすい。
ヒップホップアブスのように、誰にでも簡単にできるものから、アサイラムといった、アポロオーノもやるようなプロ級のものまで、彼が開発したワークアウトのバリエーションは豊かである。
でも、どうして、そんなにジャンプが好きなの?と思えるジャンプの多さが玉にキズ。
しかもテンポがめちゃめちゃ早いので、ショーンTが本来意図する動きが、私にはこなせていないと思う。
ショーンTのFacebookでは、5分でできるワークアウトを日々紹介しているが、インサニティやT25の動きを踏襲したものが多くて、なんとなく「ぴーすあうと。」な今日この頃。
また会うなら、インサニティやT25のような道場ではなく、ダンスフロアにしたい。
ショーンTは、アニキ、兄さんってイメージ。


4.リアンドロ・カーバルホ
腹は小3、尻は中2の頃より、いつかサイズダウンをと夢見る永遠のテーマである。
古くはシンディにクラウディア、そして、トレーシー、ジリアン、ショーンTにいたるまで、皆、なんらかヒップのワークアウトを提供しており、そのつど、お尻の筋肉は痛くなるのだが、結果が出ない。
ヒップに劇的に効くワークアウトを長年求めていたが、ある日、ビーチボディからの宣伝メールで、「ブラジルバットリフト」を知った。
幼少時より、リオのカーニバルの映像を見るたびに、ブラジリアンの尻はなんて丸くて高い位置にあるんだ、と常々思っていた私にとっては、そのタイトル自体に超説得力があり・・・
ブラジルバットリフト☆☆☆☆☆殿堂入り
をはじめることにした。

かつて、ここまでヒップに特化した、ワークアウトを見たことがない。
これで、腹の次は尻で、願ったりかなったりー。
インフォマーシャルを見る限り、リアンドロはちょっとクネっとしているし、美女たちと満面の笑みで、楽しそうに踊っている!
ところがいざはじめてみると、白鳥は水面下で足ぐるぐる的な、リアンドロと美女たちの笑顔とはうらはらに、実はそんなに楽じゃないワークアウト。
でも、おしりの形改善に絶大な効果。
ブラジルバットリフトで左右比対称だったお尻の垂れ具合が改善したり、20代のとき、スヴェルトを塗ったくったり、クラランスのアンチオーで浴室をぎとぎとにして、親に怒られていた頃よりも、ボディケアなんざにお金を1円たりともかけていない今の方が、むしろキャピトンやセルライトが減ったではないか!

ブラジルバットリフトデラックスアップグレード☆☆☆
ダンベル大活躍。
「リオ・エクストリーム」という、ヒップ重視の50分のカーディオ&筋トレがメインで、けっこうたいへん。
あとは、腕、胸、背中といった上半身を整える「アッパーカット(12分)」と、腹筋を鍛える「アブスラピド(10分)」と短めの3本が収録されている。
時間がないときには、短編2本が重宝かもしれないけれど、オリジナルの「ブラジルバットリフト」があれば、じゅうぶん!かな・・・。

ブラジルバットリフトマスターシリーズ☆☆☆☆

「Bikini Body」「Higher & Tighter(35分)」「Ipanema Booty」の3種類が収録されていて、これらのタイトルからして期待がもてる。
バランスボールを使っての運動が、見た目の印象よりハード。
特に、バランスボールを抱えての運動で三頭筋が痛くなるのがいやで、ヒップにずんずん来ているのはわかるのだが、カレンダーを一通りこなしたら、オリジナルに戻ってしまった。

リアンドロまとめ
とにかく、ブラジルバットリフトが超秀逸。
リアンドロのワークアウトには、もれなく美女と笑顔がついてくる。
でも、やっていることは、決して楽ではない。
リアンドロは、他のトレーナーとちがって、激しくゲキをとばしたりはしない。
大変なときも、いつでも笑顔マークでやさしい。
暑苦しめの、単なるおじさんなんだけれど、不思議な愛嬌があって、大好きなリアンドロ師匠である。


5.ブレット・ホベール
リアンドロでお尻が改善したら、またまたお腹の仕上げを。
(いったいいつになったら、仕上がるんだ!?)
RevAbs☆☆☆☆
RevAbsのRevはrevolutionのrevで、もちろんこの言葉に反応してしまった意外の何ものでもない。
腹に革命が起こせるなら起こしたい。
それもフランス革命級の。
DVDは10枚(1枚はオリエンテーション)あり、90日かけての革命。
このワークアウトを1か月続けた頃には、なぜだか後ろ姿が痩せたとうれしい指摘が。
レブアブスのワークアウトは、きつすぎず、楽すぎずといったところでちょうどよい感じなのだけれど、インサニティ後だと、もうちょっと大変でもいいかな、と思えたりもする。
ただ、インサニティのようなエクストリーム系は、万人向けではないし、長くできるものではない。
きつすぎるのはいやだけれど、しっかりと腹筋運動に取り組みたいという人にはおすすめ。
私はなによりも、カポエイラの要素を取り入れた運動が多いのが気に入っている。
これが、レスミルズ・コンバットやTapouT XTのMMA系をはじめるキッカケとなった。
レブアブス、いつの間にかビーチボディ本舗のサイトからは消え去っているのが、私は悲しい。
(姉妹サイトのチームビーチボディには、まだあるけれど。)
あんまり人気なかったのかな?

ブレットまとめ
ブレットもリアンドロ同様にヴィクトリア・シークレットのトレーナーであり、ジリアンと同様にビッゲストルーザーのトレーナーだった。
ブレットは、自らを「El Captain」とか「The Dues Collector」(dueは、ブレット語で汗のこと)と呼ばせたり(ニックネームと言うけれど、私には、自らそう呼ばせているように見える)、自分に酔っているようにに見えるところは否めない。
運動を止めるときには、「MERCY!」
「レブアンセム」ってのがあって、毎回唱和させたり。
なにやっちゃってんの?、ってのはあるが、でも、私は彼は彼でよいと思う。
そして、この人の筋肉のつき方は、とりわけ美しい。

ブレットは、カポエイラマスターかつケトルベルのイントラでもあるので、今後に期待。
近々、「20minutes Body」というのを売り出すようなので、きっと手を出してしまうだろうな。
ブレットは、体育の先生なイメージ。


6.トニー・ホートン
ショーンTとビーチボディの二枚看板といえるトニー・ホートン。
まさにツートップ。双璧。
そして、トニー・ホートンこそ、今のワークアウト界の大御所、重鎮だろう。
もっとも、私が彼を知ったのは、ビーチボディのホームページを見るようになってからだけれど。

P90X☆☆☆☆☆殿堂入り

これまでに500万セット以上売れたといわれ、ブルーノ・マーズの「ザ・レイジー・ソング」の歌詞にまで登場するP90X。
いかにアメリカでP90Xが広く知られ、受け入れられているかということを物語っている。
アシュトン・カッチャーやPinkもP90X graduate。
私だってP90X graduate。
というわけで、猫もしゃくしもP90X graduate。
P90Xはしんどいけれど、インサニティほど極限な感じはしない。
P90Xは、これまで経験したワークアウトの中で、いちばん「体育」な感じがする。
12枚のワークアウトには、筋トレ、カーディオ、ストレッチがバランスよく組み立てられている。
私はトライもせず不戦敗な懸垂や、ヨガのクロウなど、困難を極める運動も多いが、かわりのモディフィケーションも充実しており、計算し尽くされたワークアウトだと思う。
まさにワークアウトの金字塔。
ハードなワークアウトのリハビリとして、1時間半にもわたるヨガと1時間にもわたるストレッチがあって、たいへんだけれど、幼少の頃から体の硬さには定評のある私が、今さら、史上最高に前屈ができるようになった。

Ho' Ala ke Kino
トニー・ホートンが50を過ぎても、懸垂やらジャンプやらをこなせるのはヨガのおかげと言う。
P90Xのヨガが長過ぎるので、代替として買ってみた。

カウアイのビーチで、ムキムキのおじさんがヨガ、というのに、ちょっぴり違和感はあるし、画像もなんとなく古くさくて、トニーも40代な感じ。
それに、なぜかジョークがない。
あんまりピンと来なくて、お蔵入り。
ただ、US Amazonのレビューでは、隠れた名作とか、けっこう高評価。

トニー・ホートンまとめ
トニーの顧客は、ブルース・スプリングスティーン、ビリー・アイドル、トム・ペティ、アニー・レノックス、シェリル・クロウ、アッシャーと、音楽界の有名人ぞろい。
しかし、かんじんのトニーは、ワークアウト中、ペラッペラよくしゃべり、さぶいギャグを連発する50代。
そんなサービス精神満点のトニーのことは、きらいじゃない。
P90X2」「P90X3」「P90X one on one」「P90x plus」と続編系や、P90Xの前身の「POWER90」「10minutes trainer」など、数多くのワークアウトを世に送り出している。
興味はあるが、長丁場もの、枚数が多く1セットが高いものが多いので、そうは取り組めない。
シニアに近づきつつあるトニーが、いつまでハイパーなトレーナーとしてやってゆくのか、また、歳を重ねていって、どんなワークアウトを開発してゆくのかと思うと、目が離せない。
この人は、「フィットネスグル」と称されるが、まさにその通り。


7&8.ダン・コーエン&レイチェル・ニューシャム
レスミルズのダンとレイチェル、通称レイチを知ったのも、これまたビーチボディの、新ワークアウト発売告知メール。
メールには、スキンヘッドの男の人と、超強そうな女の人。
なんかきょわいっ!と、スルー。
その後も、何回かメールが来たが、ちょうどレブアブスからP90Xに移行したばかりだったので、別のワークアウトを買おうなんて思いもしなかった。
やがてP90Xの90日も終わりに近づき、次のワークアウトを考えはじめたときに、ブレットのカポエイラが楽しかったこともあり、MMAつながりで、レスミルズコンバットがにわかに浮上。
ところが、いざオーダーしようと思ったら、ビーチボディから、Sorry、レスミルズシリーズはアメリカとカナダにしか発送できないとのリプライ。
うーむ。
となったら、アマゾンかeBayだ。
人は手に入らないと思う物は、ますます欲しくなる生き物。
USアマゾンを、何ヶ月もこまめにチェックして、海外発送してくれる出品者をみつけ、やっとGET。
LES MILLS COMBAT☆☆☆☆☆殿堂入り

これぞ出会ってしまったワークアウト。
毎日のワークアウトが楽しみで仕方ないと思えたのは、レスミルズだけ。
ヒップボップアブスやブラジルバットリフトのように、画期的な結果が出て、ということではないが、まさに自分が求めるものがギュッと詰まったプログラムがみつかったことがうれしい。
カラテ、キックポクシング、ムエタイ、カポエイラ、テコンドー、ブラジリアン柔術といったMMAとロックミュージックの融合で、愉快、痛快、爽快。快、快、快。
ストレス解消度No.1。
ボディライン、脚線、ヒップアップによい。
本格的に鍛えたい人むけではないが、筋トレとカーディオのバランスがよい。
そうは言っても、ダンがデモるようなレベルの腕立てはそうそう真似できるものではないし、HIIT(高強度インターバルトレーニング)でのランジやバーピーは超つらい。
残念なのは、北米にしか販売していないことだ。
日本にもKONAMIを中心に、レスミルズ愛好家が大勢いるのだから、ジャパンマーケットにも売れる仕組みを作ればいいのに。
あ、でも、DVDでも総本山のダン&レイチで、フィットネスクラブのレスミルズに、閑古鳥鳴いちゃう?

ダン&レイチまとめ
ダンはもとUKのキックボクシングチャンピオン。
レイチはタイでムエタイ修行をしたそうで、どおりで強そうなわけだ。
そんなふたりなので、キックやパンチが美しい。
それにふたりともUK出身なので、英語が聞き取りやすい。
レイチは縦長なヴィジュアルなので、小柄なトレーシーやジリアンよりも見栄えがするのも、女子的には、レイチのしゅっとしたスタイルめざして、コンバット頑張ろう、って効果大。
きついランジのときにレイチェルのゲキが飛ぶと、ときにうるさいけれど、かっこいい女子である。
ダンは楽しいし、まさに「好漢」。
ふたりはダン先輩とレイチ先輩って感じ。


9.ドクター・マーク・チェン
ある日、ビーチボディのホームページに、そこでは異彩をはなつチャイニーズのおじさんを発見。
太極拳のポーズをとっている。
そのひとの名は、Dr.マーク・チェン。
中国の伝統的な整形外科術、鍼灸術、MMAを学んだ人のようだ。
太極拳にも、うっすら興味のある私は、いともあっさり、
Tai Cheng☆☆☆
にとびつく。

タイチーとチェンさんの名前がベタに合体したタイトル。
気功と太極拳を融合させたというタイチェンは、ゼロインパクトがウリである。
だから、他のビーチボディの燃焼系ワークアウトと違って、タイチェンは、ひたすらゆるーく進行してゆく。
タイチェンのサクセスストーリー動画は、シニアの方々ばかり。
でも、コメントを見ると、InsanityやP90Xに疲れた20-40代の人びとからのポジティブコメントも多い。
インサニティの反動で、ゼロインパクトに強く惹かれ、ブラジルバットリフトと一緒に買ってはみたものの、90日間やり通せたためしがない。
どうしようもなくしんどいときに、タイチェンをやると楽になる。
ハードなワークアウトで弱ったときや、ダルおも対策にあれば重宝。
その効果は以前にも書いたが、挫折しているので、多くは語れない。
効くけれど、眠くなるので。
でも、実は、一生ものになりうる傑作ワークアウトである。

ドクターマークチェンまとめ
90日のうちの2週間程度で辞めてしまっているので、まとめるわけにはいかない。
ドクターチェン、弱ったら、また会おう。
ドクターチェン、年をとったら、また会おう。
ってことは、あまり再会はしないほうがよい?

タイチェンのスタジオには、使いもしないバランスボール、レジスタンスバンド、ケトルベル、バランスボールなんかがうつっている。
これらの用具は、タイチェンにおいては、飾り以外の何ものでもないが、ドクターチェンは、ケトルベルもいけるらしいので、太極拳とケトルベルのプログラムでも作ってくれたらうれしいな。


10.マイク・カーペンコ
アメリカの教えて系サイトで、インサニティやP90Xと、Tapout XTのどれがいちばんきついかとよく質問されていて、TapouT XTを知った。
その主宰がマイク・カーペンコ。
TapouT XT☆☆☆☆

ここまで、まるでビーチボディのまわしものかのように、ビーチボディのワークアウトを語って来たが、TapouT XTはビーチボディものではない。
とはいえ、カーペンコは、元ビーチボディのコーチで、ブレットのレブアブスのテストグループ指導なんかをしていたことのある人。
そしてTapouT XTは、MMA(Mixed Martial Arts)ベースのワークアウトである。
これまでは、インサニティがいちばんきついと思ってきたが、こいつはインサニティやP90Xに勝るとも劣らぬハードさと、時間のかかるワークアウトだ。
ただ、いちばんアブ指向なので、結果に期待がもてて、私にとってはやりがいもいちばん。
MMAファイターが出演しているというのも魅力。
これまでも、ダンベルの代わりにレジスタンスバンドをオプションにしているプログラムはよくあったが、ここではレジスタンスバンドをメインに使う。
レジスタンスバンドって、こんなにも手強いものかとびっくり。
私はだんぜんダンベル派だが、レジスタンスバンドの方が、より全身に効きそうだ。
レジスタンスバンドでへろへろになるが、カーペンコが8時間睡眠をとるように言うくだりがあり、これまではMAX7時間睡眠のところ8時間にしたら、ずいぶん楽になった。
カーペンコはよく、「6パックではなく8パックを目指せ!」と言うが、確かに彼の腹は、超マルチパック。
添付のフードプランに沿っての食事コントロールができる人なら、TapouT XT90日を乗り切ったら、必ずや結果が出ることだろう。
食事制限しなくても、男性で代謝の高い人には、効果てきめんじゃないかな?

TapouT XT2 現在進行中、本日現在☆☆☆☆☆
最近はじめたXT2。

喉元過ぎれば…なのかもしれないが、インサニティよりきつく感じる。
さらに、トレーニング時間が長く、日々、約1時間、長い日は1時間25分。
それも、完全週休1日制ではなく、隔週。
社会人生活との両立は、かなり厳しいスケジューリング。
それでもなんとか続けて行こうと思えるのは、楽しいんだと思う。
ハードすぎて、なにがなんだかわからなくなって多幸感?
ランナーズハイとかに近いもの?

カーペンコまとめ
MMAファイターたちでさえ、フォームをキープできなくなっているときだって、いつだって完璧なフォームを披露するカーペンコの身体能力の高さには圧倒される。
時間を感じさせないことにかけては、このひとがいちばんかも。
スパルタだけど楽しい、ジムのイントラな感じ。


11.シャリーン・ジョンソン
ビーチボディの2トップはトニー・ホートンとショーンTと書いたが、3トップにしたら、この人が入るだろう。
(四天王なら、ここにリアンドロが加わる。)
ブロンドのいかにもアメリカンな姉さん。
ジリアンは姐さんだが、シャリーンは姉さんな感じ?
ビーチボディのDVDに、よくシャリーンのワークアウトの宣伝が収録されていたので、シャリーンのことは知ってはいたが、他のトレーナーたちにじゅうぶん満足してきたので、ずっとスルーしてきた。

PiYo☆は未知数

この夏、ピラティスとヨガをベースにした、いっさい跳ねない「PiYo(パイヨ)」が発表された。
ジャンプがきらいだから、さっそく飛びついて、これが初シャリーン。
初日のオリエンテーション的なDVDを再生したら、シャリーンの第一印象は、金髪美人と言うよりは、よくしゃべるやたら細いオバチャンで、ちょっとイメージとちがった。
本編をはじめたら、お姉さんに戻っていた。
TapouT XTでの疲労回復のために、朝ワークアウトにと、30分早起きして始めてみた。
が、4日目のワークアウトで、DVDがコマ落ち祭りで中断。
ビーチボディにクレームして再送付してもらったが、これで機先を削がれたのと、TapouT XT2に突入したら、そのあまりのハードさに、他のことがとてもできる状態ではなく、しばし宝のもちぐされ。

まだまとめられないシャリーン
さすがに4日でまとめに入っちゃいけない。
4日だけで感じたことは、シャリーンのインストラクションがとてもわかりやすいということ。
ダイビングをはじめとするスポーツのイントラや、スタイリストさんは女性がいい!って思う方々は、シャリーンがおすすめかも。
シャリーンって、カリスマ主婦って感じ。


というわけで、11人のトレーナーによる25種類のワークアウトをかじった。
「そんだけやっても、まだ痩せないのかよ。意味ねーじゃん。」という声が聞こえる気が・・・。
で・す・よ・ね。
まあ、食事制限をしないので、減量と腹回りの数字を縮めるのには限界があるかも。
どのトレーナーも、食事についての忠告をしており、ビーチボディのセットものとTapouTには、懇切丁寧なミールプランとレシピの、美麗な冊子がついている。
どれも緑黄色野菜、鶏のささみ、ターキーハム、卵白、ベリー系などを中心にしたメニューで、3食&スナックまで、こまごまと指示してくる。
が、ワークアウトの時間をとるだけでも必死なのに、食材買って、レシピに沿ってちまちま作るなんて、そこまでとても手が回らない。
よって、食べたぶんだけ動く日々なのだ。
サメ気質、マグロ気質と言われる私だから、このままよく食べ、よく飲み、そしてワークアウトに励もう。
というわけで、これからも気になるワークアウトがあれば、まだまだ手が伸びてしまうことだろう。
ビーチボディのワークアウトに入ってからは、短いものでも1ヶ月、あとは90日連続の大河(?)ワークアウトが多いので、ひとつ終わったら、新しいワークアウトに移行することが多い。
1年にだいたい3セット、1セットは7000円前後から1万4千円くらいまでが主流なので、トレーナーさんからじかにフォームをなおしてもらえない、ってのはあるけれど、ジムに行くよりもはるかにお得。

11人25セットでわかったことは、MMAベースのものが、今はとても好きだということ。
11人のトレーナー全員が、そして、25セットのうち23セット(トレーシーダイエットとロッキンボディ以外)のワークアウトは、私にとって必要なステップだったと思う。

My殿堂入りは、「ヒップホップアブス」「インサニティ」「ブラジルバットリフト」「P90X」「レスミルズコンバット」。
中でも、末長くおつきあいしてゆきたいのは、「ブラジルバットリフト」と「レスミルズコンバット」。
「インサニティ」はもう永久封印。
お蔵入りは、トレーシーとジリアンすべて、ショーンTのロッキンボディ。
というわけで、以前のように、ワークアウト探しに迷走はしなくても、これからは単なる浮気?

次はTapouT XT2

2014-08-11 09:39:22 | ホームフィットネス
目下取組中のTapouT XTは、ハードだ。
TapouT XT90日間のカレンダーを、1日1日、黙々とこなしながら、レスミルズ・コンバットに戻る日を心待ちにしている。
ひとたび90日をやりとげたら、ふたたびTapouT XTにいどむことはないだろう。
それなのに、「TapouT XT2」をしっかりオーダーしてしまった。
MMAベースのTapouT XTには、MMAファイターが出演しているのが気に入っている。
MMAファイター、みんなかっこよくて、実は私はファイター萌えでもあったらしい。
XT2にもたくさんの格闘家が登場するし、メディシンボールみたいなトレーニングボールを使ったワークアウトに興味津々だからだ。

前にUSアマゾンでTapouT XTの購入を試みたときには、日本の住所には送れないという結果だった。
それにUSアマゾンでは、XT2は長い間売られていなかった。
ebayにはXTはたくさん出品されているが、XT2になると激減。
たまに出品されるけれど、私がほしいトレーニングボールはついていないものばかり。
レスミルズ・コンバットのように、USアマゾンでInternational Shippingをしてくれるショップがみつかることもあるので、未練がましくUSアマゾンでチェックしたら、いつの間にか、アマゾン本体がXT2を扱っており、さらにダメもとでポチってみたら、日本への配送OKになっていた。
DVDセット$119.95+Shipping & Handling $32.59+Import Fees Deposit $12.20、合計$164.74。
送料とImport Fees Depositが気に入らないが、現在、まともなルートで買えるとしたら、USアマゾンしかないので、しょうがない。
トレーニングボールが4ポンド、1.8kg超あって、場所をとるので、これまで購入したワークアウトものに比べて送料が高い。
ちなみに、トレーニングボール6ポンドのセットもある。
現在進行中のXTを終えたらすぐにXT2にシフトできるよう、XT90日のカレンダーが残り4週を切ったところでオーダーした。
オーダーしたのは7月25日、到着予定日は8月6日。
運送会社はiParcelで、XTのときには1か月かかったので、これは届かないぞ、という印象。
と思っていたら、8月5日に佐川の配達があった。

届いたのは、けっこう大きなアマゾンボックス。
さらに、その中に黒い箱。

テープもTapouTマーク。
開けると、体育の授業のにおいがした。
それは、このトレーニングボールのせい。

MIKASAのバスケットボールを思いだし、体育の授業を思いだしたわけだ。
まあ、ゴムだから。
私は4ポンド(1.8キロ超)つきをオーダー。
約30ドルほど高い、6ポンドつきのセットもある。
今のTapouT XTでもへろへろなのに、よりハードといわれるXT2だから、無難に軽い方を選んだ。
ボールを取り出すと、下から苦手のレジスタンスバンドがコンニチワ。

あー、また君かい・・・

箱の中身をすべて出すと・・・

趣味の悪いなわとびなわも入っている。
あとはもちろんカレンダーにミールプラン。
DVDは5枚で、各DVDに2本ずつ収録されていて、
「8 PACK ABS XT」「LEGS XTREME」
「TOTAL BODY XT」「RECOVERY & MOBILITY」
「FIGHT NIGHT XT」「DRENCH XT」
「SPRAWL & BRAWL 2」「CROSS CORE COMBAT 2」
「HURL XT」「BUNS & GUN 2 XT」
の10種類。
見もしないうちから、「RECOVERY & MOBILITY」が楽しみで、やる気あんのか?って感じ。
でも、「FIGHT NIGHT XT」とか楽しそうだし、 「LEGS XTREME」に期待感。

あと2週もしたら、こいつらと格闘することになるのだ。


---
追記 Import Fees Depositの$12.20は、8月になって返金がありました。

美尻の神が降臨する夏 ブラジルバットリフト

2014-08-06 08:48:26 | ホームフィットネス
「美尻の神様」信仰(?)にはいって3回目の夏。
美尻神は、ニューヨークのブラジル人セレブリティトレーナー、リアンドロ・カーバルホのことだ。

この夏は、Tapout XTと格闘中。
これまででいちばん好きなワークアウトは、レスミルズ・コンバット。
ショーンTやトニー・ホートンの動向も、目が離せない。
というわけで、私はそうとう気が多く、美尻神の敬虔な信者とは言いがたい。
でも、夏の訪れとともに、「ブラジルバットリフト」せずにはいられなくなる。

別に海水浴にゆくわけでもないし、ダイビングはクルーズであろうとリゾートであろうと、きょうび日焼けを積極的にするわけでもないから、尻がどうでもいいっちゃいいんだけど。
それでも、夏が来~れば♪ブラジルバットリフト。(語呂があわない)
きっとこれは、夏→海→水着→ダイエットというのが、習い性となっているんだと思う。

TapouT XTには「バンズ&ガンズ」というヒップを鍛えるDVDがあるし、レスミルズ・コンバットには、ノンサージカルバットリフトという動きがよく登場する。
が、やはり、ヒップの形を整えるといった観点にたつと、「ブラジルバットリフト」の右に出るワークアウトは今のところみつかっていない。
TapouT XTが日課の今、ブラジルバットリフトにかける時間はそうそうないので、10分間の「Bum Bum Rapido」を取り入れている。
以前に書いた「ブラジルバットリフト 美尻の神様は万能」では、この「Bum Bum Rapido」についてはふれなかったが、「ブラジルバットリフト」に収録されている1編である。
美尻になるための60日のワークアウトカレンダーには組み込まれてはおらず、いつでもできる用の、ボーナス的ミニミニワークアウトだ。
ラジオ体操の放送くらいの時間でできる、手軽さがいい。
でも、この10分があなどれない。
日々、TapouT XTの筋トレがきついのに、「Bum Bum Rapido」のたった10分でおしりや内股が痛くなって、ワークアウトの効き方、効く場所が全く違うことがよくわかる。
つま先を内側にむけて(コレ、ブラジルバットリフト最大のポイント)、脚を水平方向に上げ下げするだけで、そして、アラベスク(バレエのアラベスクの応用)だけでも、じんじん効いている。
TapouT XTしかり、ショーンTのFocusT25やインサニティしかり、ハードなワークアウトは、おデブ脱却や、スポーツ的「いい体」にする効果は期待できるけれど、モデル体型は期待できない。
もっとも、いくらブラジルバットリフトをカレンダー通り忠実にこなしたとしても、そう一朝一夕にモデル体型が出に入るわけではないことはわかっている。
でも、少なくとも、マシにはなる。
クラランスのアンチキャピトンをしなくったって、セルライトやキャピトンは劇的に減少する。

「ブラジルバットリフト」のランジやスクワットは、エクストリーム系のワークアウトに比べると、マイルドすぎて効くのかと一瞬思うが、ヒップの形を改善するのには、きつければよいというものではないことがよくわかる。
リアンドロが、いかに女性のヒップラインを美しく見せるかを編みだした功績は、まさに神!
リアンドロ自身は、ぜんぜん神っぽくないし、いかにもトレーナートレーナーした風貌でもない。
全然男前ではないのだが、なんだか見ていると、こちらも笑顔になってしまう、不思議な愛嬌のあるオジサン。
どうやら「神」は日本での表現で、アメリカでは「Butt master」と称されているみたい。
いずれにせよ、ヒップアップの分野での第一人者だ。
太っていたらハードなワークアウトでしぼったあと、体のラインを整えるのに、ブラジルバットリフトをやったらいいんじゃないかと思う。
しかも、エクストリーム系のワークアウトとは違って、長いおつきあいができるのがブラジルバットリフト。
トレーシー・アンダーソンものは、毎夏、新しいプログラムが本屋に並ぶのに、なぜ、日本でブラジルバットリフトは大々的に発売されないのだろう?と常々思う。
ライセンス契約なんかが難しいのだろうか?
日本でも、もっともっと良さを知ってもらって、リアンドロがこれから開発するワークアウトが日本にどんどん紹介されればよいのに、と切に思う。
そんなわけで、夏が来ると、どうしてもブラジルバットを布教したくなる。

個人的にはボルネオ寄りの海ブログを展開しているつもりだけれど、「ブラジルバットリフト」で訪問していただく方が多く、情報を求めている方が多いのだと思う。
OLさん、主婦の方で、じっくりワークアウトやっている時間がないと言う人も、こんな短時間のワークアウトが収録されているので、短いものからはじめてみて、時間があるときに、通常のをやってみるなんてのもいかがでしょう?


弱ったらTai Cheng

2014-07-25 11:16:23 | ホームフィットネス
日本では超マイナーであろうタイチェンという名のワークアウト。
以前に「タイチェンワークアウト フェーズ1」で書いたこととかぶるけれど、なかなかの神ワークアウトなので再度紹介してみる。
なにしろ、無理はいっさいしないワークアウトなのに、効果は絶大。
慢性的な痛みにお悩みの方、シニアの方、運動不足の方、メタボの方、いきなり激しい運動には不安のある方、運動しすぎて足腰いためた方など、誰にでもおすすめできる。
飲んだこともないのに、無責任に言い放てば、きっと、コンドロイチンより効果があるのでは!?
ただ、あまりに反復、あまりにスロー→退屈になる・・・

TapouT XTが4週めに突入した頃、なにやら尋常ではない疲労感にみまわれた。
もう週に一度の「REST」だけでは立ち直れない。
ワークアウト中には思うように足に力が入らないし、おまけに就寝後は足が痛い。
夜中に目が覚めると、体の置き場がないほどだるくて眠れなくなったりする。
よくTapouT XT vs Insanityと比較されるけれど、よりハードと言われるInsanityをやっていた頃よりも、体への負担を感じる。
TapouT XTはInsanityほどは息切れしないが、自重だけのInsanityとはちがって、レジスタンスバンドの登場が多く、これがきつい。
どうやら、慣れないレジスタンスバンド運動に相当やられているみたい。

疲れるとすぐにエナジードリンクに手を出す傾向にある私。
ところが、RED BULLもRAIZINも効いてこない。
パーフェクトプラス即攻元気ゼリーを飲んでみたけれど、ぜんぜん楽にならない。
ワークアウトで弱るというのは、本末転倒な話で、TapouT XTを思い切って休めばよいということはわかっているが、どうしても中断したくない。
なにしろ、TapouT XTの合言葉は、「There's no quit in TapouT」だから。
これは明らかにリハビリが必要。
そして、リハビリといえばタイチェン。

これまで2回トライして、2回とも挫折したけれど、忘れちゃいない。
仕切り直しでDAY1からスタートしてみた。
Drチェンと、アシスタントのケイトおばさまにアントンくんの、「運動」という言葉がおよそ似合わないトリオの動きを、ただ、ぼーっとマネするだけの18分。
それなのに、あ~ら、不思議。
わずか18分で体が楽になって、タイチェンマジック!

このたった18分で何をやるかといえば…。
片足ずつ、足を前後に振る「スケート・ボーディング」。
ペンギン立ちで、土踏まずの内側を反対側の手のひらにあてる(気持ちで振りあげる)「アーチ・スラップ」。
(あたっているのはDr.チェンだけで、ケイトおばさまもアントン君もあたっていない)
ひざを曲げて持ち上げるだけの「ニー・リフト」。
足首の回転運動「アンクル・ロール」。
アーチスラップは10回だけど、あとの動作は肩側5回しかやらない。

そのあと床に座って、フォームローラーでひざ下からふくらはぎを4箇所に分けてコロコロマッサージ。
Dr.チェンが、「フォームローラーはセルフ・マイヨフェーシャル・リリース」と言う。
マイヨフェーシャル?マヨフェーシャル?
聞きなれない言葉だ。
マヨと聞こえればマヨネーズしか思い浮かばないし、フェーシャルと言えば顔…
調べてみたら【myofacial】で、筋筋膜。
今度は筋筋膜がわからない。
専門用語は置いといて、たぶん、フォームローラーでころころやることによって、痛みやこりをやわらげるってこと?
このフォームローラー、ふくらはぎにあたるとけっこう痛い。
その痛いところがトリガー・ポイント、いちばん注意をしなくてはいけないところ、ということになるらしい。
たとえ痛くても、ポーカーフェースでいなくてはならないというDr.チェンからの指示が…
そして、このフォームローラーのあたりから、汗がじんわり出てくる。
Drチェンは、トリガー・ポイントにあたると、突然汗が噴き出たり、息切れしたりすると言うけれど、たぶん、私は両腕で体を支えているからだと思う。
どちらかというと、ふくらはぎの痛みより、体を支えている両手首の方がきつい。

フォームローラーの次は、腕立て姿勢「プランク」30秒程度を2セット。
腕立っていれば、手首は痛くなってくるが、決して伏せはしない。
しかも、ケイトおばさまはひざをついているから、まったくインパクトなし。
そして、腕立ての姿勢から「パイク」。ダウンドッグみたいなもの。

そのあとまた立ち上がって、伸びと前屈、スーパースロー屈伸、膝を曲げずに前方に蹴り上げる「ストレート・レグ・スインギングキック」。
膝を持ち上げて、足を伸ばして戻すだけの「インステップ・キック」。
両腕で両肩にふれるイメージで腕を振る「アーム・スイング」。
腕をぐるんぐるん回す「アーム・サークル」。
肩回し、そして、ゆっくりと首を前後左右にまわす運動でおしまい。

イメージは、小学生の頃のプール前の準備運動を、よりマイルドにていねいにした感じ。
そして、このあと、これまたスローなタイチーのポーズを10分ほど教わる。

たったこれだけで、あ~ら不思議、体が楽になっている。
このゼロインパクトなタイチェンのリハビリ効果はすごい。
そして、就寝後の筋肉痛もなくなった。
タイチェン効果は目からウロコもの。
シニアになったらやろうだとか、父の日・母の日のプレゼントむきだとか、退屈だとか思っていたけれど、あらゆる層に適合するすごいワークアウトだ。

私のTapouT XTタイムは帰宅後。
朝、がまんして30分早く起きてタイチェンを取り入れたら、その日1日がスッキリと過ごせるようになった。
寝る前にタイチェンをやると睡眠改善とコメントしている人もいるので、寝る前にも試しにやってみたら、眠りは深かった。
朝な夕なにできればいいのだろうけど、そうもいかないので、基本、毎朝。
しかーし。
3週目ともなると、前半は毎日毎日同じことをやり、同じ場面でたいしておもしろくないジョークを聞くことにうんざりしてくる。
タイチェンは13週分のワークアウトが12枚のDVDに収録されており、各DVDはDAY1、DAY2と、毎日すすんでゆくようになっている。
DVDがかわれば違う内容かと思ったら、WEEK1からWEEK3の3枚、毎日前半の18分は同内容、後半のタイチーのフォームだけは、日々、新しいことを習う。
タイチーは、1、2週目で、「フェニックステール」とか「ワードオフ」の基本を教わり、3週目ではそれをつなげてゆくイメージだけれど、タイチーのゆるい動きの中で、睡魔に襲われ、もうだめ。
かくもヒーリング効果がある!?

というわけで、リハビリ効果、ヒーリング効果絶大なのに、同じことを反復しすぎるあまり、この3週目が、私には乗り切れなかった。
こうして情けないことに、また、まさかの挫折という結末に終わった。
3度目の正直かと思ったら、二度あることは三度あるだった。
いくらよいとわかっていても、無理!

でも、タイチェンを挫折した頃からは、TapouT XTのあとの疲労はあまり感じなくなり、脚の痛みになやむこともなくなった。
TapouT XTに体が順応したのか?
いや、Tai Chengによるところが大きいとは思う。
また弱ったときのTai Chengにして、お蔵入りー!

TapouT XT 5枚め レッグス&バック

2014-07-07 09:56:15 | ホームフィットネス
LEGS AND BACK

脚と背中を鍛える41分30秒。
レッグバンドとレジスタンスバンドを使う。
レッグバンドは付録で3本もついている。
10ポンド×1本と、15ポンド×2本。
このレッグバンド、10ポンドのものはゆるゆるで、両足にまいて、マーチのようにイチ、ニ、イチ、ニとやっても、なんの負荷も感じない。
だめじゃん、と15ポンドにすると、今度は固すぎ。
さらにこのレッグバンド、丸まったり、くっついたり…。

10ポンドのレジスタンスバンドはすぐに切れてしまったし、10ポンドのレッグバンドはまるで役に立たないしで、TapouT XTの付属品の品質には、かなり不満。

結局、レジスタンスバンドはFocus T25についてきた15ポンドのものを、レッグバンドは、使い慣れたブラジルバットリフトのものと、どちらもビーチボディの付属品に落ち着いた。

さて、かんじんのワークアウトは、腕たて系が多い。
プランクの姿勢のままジャックとか、息が切れる。
レッグバンドは、手に使うシーンもけっこうあって、カバーの写真のように、腕立ての姿勢から、片腕を激しく引き上げたりする運動などに使う。
これでBACKを鍛えるのだろうけれど、感覚としては、腕立て伏が多いので、二の腕が鍛えられている気持ちになる。

どちらかというと肝心の運動よりも、レッグバンドをすばやくつけたり、とったりするのがうまくできない。
レッグバンドを素早くはずそうとすると、トレーニングシューズの紐がほどけてしまったり…
それにしても、なんで出演者のレッグバンドは丸まらない?



TapouT XT 4枚め~ヨガXT

2014-06-30 22:25:00 | ホームフィットネス

52分。

変なヨガ…。
というのが第一印象。

でも、やっているのは…
マウンテンポーズ、チェアポーズ、アップドッグ、ダウンドッグ、ウォリアー、トライアングルなどなど。
ヨガのポーズ以外のなにものでもない。
数回やったら、まあ、これもヨガと思えるようになってはきたものの、ヨギとは言えない私にも、なんか違和感があるヨガ。

この違和感は何?
おそらく…
マイク先生は、ヨガのかけ声が元気すぎるし、ヨガにしてはポーズの切り替えが素早いからか。
あのさぶいジョーク連発のトニー・ホートンでさえヨガではおとなしめなのに。
(もっとも、足がプルプルしている人のところに行って、ニンニンニニン、とかやってはいたが?)

マイク先生以外の出演者のポーズ、けっこうぐだぐだだったりする。
ダウンドッグから、片足をあげるワンレッグドダウンドッグに移るところ、これまで私がかじったヨガでは、片足伸ばしたりちぢめたりなのだけれど、XTはちがった。
ワンレッグドダウンドッグから、さらにワンアームドテーブルトップに展開してゆく。
その時の、出演者たちの動作は、ぷちカオスだったりする。
ところどころグダグダになっている出演者がほほえましくもあり、「90日間やってきたくせに…ちゃんとやれよ!」といらっとしたりもする。
この片手テーブルトップなど、手首が痛いポーズが多く、今のところ、あんまり楽しくはないし、このヨガでは回復できていない。
ただ、後半、体がやわらかくなっていくのが実感できる。

ラストがシャバスナ=死体のポーズでないなのもいやだ。