気がついたら、ワークアウトDVDのコレクターになりかけていた。
結果、11人のトレーナーを取っ替え引っ替えしていた。
その11人が11人みな、なにかしらの恩恵をもたらしてくれた。
たとえば・・・
メタボ寸前だった腹を凹めてくれた恩人、トレーシー・アンダーソン。
筋肉量を増やしてくれた恩人、ジリアン・マイケルズ。
つごう6キロ体重減らしてくれた大恩人、ショーンT。
ヒップを改善してくれた超恩人、リアンドロ・カーバルホ。
MMA(Mixed Martial Arts、総合格闘技)の楽しさを教えてくれた恩人、ブレット・ホベール。
かつてないほどの柔軟性をくれた恩人、トニー・ホートン。
ワークアウトの楽しさを教えてくれた恩人、ダン・コーエンとレイチェル・ニューシャム。
リハビリ恩人のDrマーク・チェン。
自分史上最高に硬いおなかと8時間睡眠の習慣をもたらした恩人、マイク・カーペンコ。
今はまだ恩人未満だけれど、3日でトライセッププッシュアップをよくしてくれたシャリーン・ジョンソン。
・・・といった具合に。
そこで、手持ちのワークアウト25セットに独断で星付けをして、そのうちのいくつかを勝手にMyワークアウトの殿堂入りさせてみた。
好みは十人十色だし、体質によって効果の度合いも異なるだろうけれど、ワークアウト選びにお悩みの方のご参考までに・・・。
トレーナーごとに、日を分けて書こうかとも思ったが、なぜこのような変遷をたどったかを語るには、1回完結がわかりやすいので長文。
全部読みたくないと思われ、ctrl+fでトレーナー名を入れて、興味のあるトレーナーだけ読んでいただければと思う。
1.トレーシー・アンダーソン
全米のセレブリティ・トレーナーと呼ばれる人々の中で、日本での知名度No1はこの人だろう。
私がトレーシーを知ったのは、たしかめざましテレビかなにかで「あのマドンナのパーソナル・トレーナー」というふれこみで紹介されたときだ。
マドンナが50を過ぎてもあのボディをキープしているのは、この人あってかと思ったら、ものすごい訴求力。
それでさっそく書店へGO。
こうして、私の今世紀初のワークアウトは、トレーシー・メソッドで幕を開けた。
トレーシー・メソッドの発売が2009年11月、私がそれをはじめたのは2010年だから、いかに長年、運動から遠ざかっていたことか・・・。
そのツケは、しっかり腹に来ていたので、
ザ・トレーシー・メソッド2 最強の腹凹ワークアウト編」☆☆☆☆
から取りかかり、ものの3日で腹が凹みはじめた即効性で、すっかりトレーシーに傾倒。
腹だけではなく、脚と腕もケアしてくれて、はじめて数日で職場の女子に「脚、締まってるね」と言われ、すっかり気をよくしたもんだ。
冷静に考えれば、太りすぎているときのサイズダウンは容易なのに・・・。
結局、腹は望むほどには凹みきらず、体重も減らなかったが、なにしろトレーシー盲信中だったので、
「筋トレで基礎代謝UPし、痩せやすい体を作り、有酸素運動で脂肪を燃焼する。
この2つがそろってはじめてトレーシー・メソッドは完成よ」
というトレーシの言葉を信じて疑わず、
ザ・トレーシー・メソッド3 有酸素ダンス編☆☆
をはじめた。
最初は難しくて無理!と思ったけれど、トレーシーが、ひとつひとつの動作をていねいに教えてくれるので、時間さえかければ、誰でも踊れるようになると思う。
できなかったことができるようになるのがうれしくて、しばらくは喜んでやっていたが、ひとたび45分通しで踊れるようになったら、くるくるまわってジャンプばかり、脚も痛くなり、おもしろくもなんともなくなり、やめてしまった。
そして翌夏・・・。
トレーシー・ダイエット 30日間でキレイに痩せる!無星
というムックが出て、すわトレーシーの新作!と飛びついた。
ワークアウトの内容は悪くないのに、マガジンハウスのDVD構成がまずすぎて、買うんじゃなかったと大後悔のお粗末なシロモノだった。
ムック形式で、低予算でそうなったのだと思うが、ふつう、左のデモをやったら右のデモもやってくれるものだが、これは片側しか入っていないので、とてもやりにくい。
こんな中途半端な商品は、出さないでほしかった。
そこで、トレーシー・メソッド・シリーズの第1作めにあたる
ザ・トレーシー・メソッド マットワークアウト編☆☆☆☆
を、いちばん最後にスタート。
椅子を使っての脚のエクササイズは、当時は効いている気がしたし、立ったままの腹筋や腕のエクササイズは、新しい感じがした。
ただ、毎日60分同じことの繰り返しで飽きてくるのと、体重は1~2kgしか変わらなかったので、なんとなく心が離れ始めた。
トレーシーまとめ
全体的に、トレーシーのワークアウトは、マイルド。
きついというレビューを書いている人も少なからずいるが、何か新しい運動をはじめたときの筋肉痛はつきものだし、難しいとか、大変だと思うことだって、続けているうちに、少しずつこなせるようになってゆくもの。
トレーシー・メソッドの何がよいかといえば、全身に600あるという筋肉を知り尽くした上でのていねいな指導で、いわく、小さな筋肉から大きな筋肉へと、無理なく安全に筋肉をきたえていくところと、彼女の動きが優雅なところ。
ワークアウト事始めには、とても良いともう。
それでは、なぜ私はトレーシーをやめたのか?
それはズバリ、冗長だから。
1日45~60分と時間がかかるうえに、「at least 4 to 6days a week」やれば効果が出るわ、とのこと。
あとから登場する他のトレーナーたちのワークアウトも、週5~6回、1日40~60分かかるが、他は複数のDVDを日々ローテーションするのに対して、トレーシー・メソッドは1枚ものを週5~6回も、である。
ゆえに、どうしても飽きてくる。
せめて3が出たときに、1~3を組み合わせてやる効率的なカレンダーでも封入してくれたら、もう少し違っていたかもしれない。
他のワークアウトは、時間が長いものでも、あっという間に時間がたつが、トレーシーのは、やっとここですかい、という感じなのだ。
トニー・ホートンは腹筋は毎日やるなと言っていたけれど、トレーシーは毎日やりなさいと言っているわけで、おんなじ運動を毎日やっても果たして?という疑問もある。
スリム化進行中は、やればやるほど効果が出そうな気がして頑張れるが、いったん高原状態に入ったら、まいにちまいにち、えんえんと同じことばかりでうんざり。
そう感じるようになったら、トレーシーはお役ご免。
かのマドンナも、トレーシーのワークアウトに結局退屈してしまい、見切りをつけたという・・・。
今後、彼女がよほど画期的なトレーニングでも開発しない限り、私が再びトレーシーのワークアウトに取り組むことはないだろう。
でも、多少なりともサイズダウンできたし、ワークアウトの習慣が身についたのは、トレーシーのおかげ。
そんなこんなで、トレーシー女史には感謝している。
2.ジリアン・マイケルズ
トレーシーにかわるワークアウトをさがして知ったのが、ジリアン。
レビューでは「ジリアン姐さん」と親しみを込めて呼んでいる人が多く、日本での人気は高い。
日本コロムビアから日本語吹き替え版も発売されていて、その邦題が、なかなかデブ心をくすぐる。
私が持っている4枚だけでも・・・
30DAYS SHRED ジリアン・マイケルズの30日間集中ダイエット☆☆☆
キャッチコピーの「30日間で-9kgをめざせ!」で、買い!
が、-9kgどころか、筋肉増えて体重も増えた。
6WEEK SIX-PACK ジリアン・マイケルズの腹やせエクササイズ~6週間で脂肪を取る☆☆☆
トレーシーが凹ませてくれた以上には、凹まなかった。
トレーシーより、腹筋頑張っている感触はあったのに。
YOGA MELTDOWN ジリアン・マイケルズのダイエット・ヨガ☆☆☆☆
キャッチコピーは「1週間で-2kgを目指せ!」
4週やったら8kgだ!?
大汗かいてデトックス効果は絶大だったが、体重は変化せず。
ジリアン流ヨガは、けっこう気に入ったが、レベル1と2が入っているのにレベル1で中断したっきり。
ひたすら運動運動していて、ヨガならではのヒーリング効果はのぞめない。
ただ、このDVDがきっかけで、ヨガへの興味がわいた。
KILLER BUNS AND THIGHS ジリアン・マイケルズの下半身最強ダイエット☆☆☆
まずは、BUNS=尻と、THIGHS=太ももの「KILLER」ということで、飛びついた。
さらに「理想の下半身がほしい人は私に任せて。約束する!」というコピーつき。
が、ぜんっぜん効かなかった。
ジリアンものの邦題には、これをやりとげたら、いったいどんだけほっそりするんだろ?とあらぬ期待を抱かせられる。
うすうす予感はしていたが、現実は厳しく、ほっそりするどころか、筋肉量がふえたことで体重も増えた。
トレーシーよりずっと燃焼感があったので、まさかの体重増という不毛な結果には衝撃。
体脂肪率はしっかり減ったのだから、結果を出してくれたのだが、体重が増えるのは、心情的に、やーな感じ。
だから、☆は渋め。
どうしても体重を減らしたい私は、こうしてジリアンものにさよなら。
ジリアンまとめ
トレーシーの直後にはじめたことで、どうしてもトレーシーと比較してしまう。
まず、ジリアンはやかましい。
トレーシーは常に落ち着いた口調だった。
でも、このやかましさというか、キャラがたって勢いがあるので、こちらのテンションも上がる。
ジリアンのDVDは、日本のアマゾンで輸入版が安く、簡単に買える。
円高だった2011年当時、1枚1,200円強で送料込みで、コスパがよい。
ちなみに私が持っているマガジンハウス版のトレーシー・メソッドは1枚定価2850円。
もちろんジリアンだって、日本語字幕、吹き替えつきは安くない。
ジリアンのDVDは良心的だ。
だって、1DVDに1ワークアウトのトレーシーとはちがい、1DVDに複数のワークアウトが収録されている。
さらに、トレーシーでは、それぞれが別のDVDでカバーされている腹筋とカーディオが、1ワークアウト内に盛り込まれている。
ジリアンのワークアウトは効率が良い。
1日わずか、22~30分である。
余談だけれど、いつもポジティブでパワフルなジリアン。
それが、幼少時は夜驚症に多動性障害。
思春期には、身長158センチ体重約80キロという肥満体に、ソフトボール大(本人談)の鼻につながり眉。
クラスメートから、おまえは醜いと、ひどいいじめにあっていたという。
そのいじめがきっかけで鼻を整形したというが、それも隠しはしない。
妊娠出産で体型がくずれるのがイヤだから養子をとる、という発言をして物議をかもしたり。
バイであることも公言し、今は、同性のパートナーとの間に、そのパートナーが産んだ子どももいたり・・・。
なかなか波乱に満ちている。
いろいろな苦境を乗り越えていることで、人間味が溢れていて、ファンが多いのかも。
でも、他のトレーナーだって、ジリアンに負けず劣らず、モチベーションをキープさせるのはうまい。
だから、別にジリアンでなくても・・・というのが正直なところ。
日本では、単発ものばかりが売られているが、USアマゾンで売られている「
Body Revolution」というDVD15枚からなる1日30分×90日ものは、ユーザーからの評価が高くて、興味はあるので、2度とやらないとは思わないけれど、当面、ジリアンものをあえて選ぼうとは思わない。
いずれにせよジリアンは、楽しい鬼コーチだった。
3.ショーンT
ジリアンで体重が増えてしまったのは、やはりカーディオ不足?
トレーシーでは45分くるくる踊ってのカーディオなのに、ジリアンでは、わずか20~30分のうちの一部に盛り込まれているだけだ。
カーディオ不足=ダンス不足、と確信した私は、アマゾンで物色の結果、これまたマドンナやマイケルのコレオグラファー、ジェイミー・キングのロック・ユア・ボディというヒップホップダンスをチョイス。
(ジェイミーはトレーナーという肩書きではなく、コレオグラファーなので、ここではすっとばす)
これがなかなかよくて、さらなるヒップホップを求めて見つけ出したのがショーンT。
ヒップホップをちゃらちゃら踊って脂肪燃焼させながら、腹筋も鍛えるなんて最高じゃん!
というわけで、
Hip Hop Abs☆☆☆☆☆殿堂入り!
かんたん、きつくない、それでいて効果大の、ポジティブ3K。
いわゆる横たわっての腹筋運動がないのがウリで、All you have to do is TILT, TUCK & TIGHTEN。
ざっくり言えば、腹からふーっ、とか、腹からフッフッと呼吸しながら、前後左右に4歩ずつ動く程度で、腹筋が鍛えられる。
「FAT BURNING CARDIO(30分)」、ダンベルを使う「AB SCULPT(25分)」、「TOTAL BODY BURN(45分)」、「HIPS, BUNS, AND THIGHS(25分)」の4種類を4週間。
どれも難易度は低い。
これを2ヶ月やったら、6kg減っていた。
2007年にリリースされていたので、もっと早く出会いたかった。
それだけが悔やまれる。
トレーシーとジリアンに費やした時間が惜しいと思うほど。
ワークアウト初心者、体力のあまりない人にもおすすめできる。
ロッキン・ボディ☆☆
ヒップポップアブスで、私は、ショーンTについてゆくことに決めた。
ヒップホップアブスを再生して、はじめてその存在を知ったビーチボディ。
他にもショーンTのワークアウトが出てないかな~と、はじめてビーチボディのホームページをポチッ。
これが運のつき!?
そこで目に飛び込んで来たのが、Insanity。
Insane...狂気…タイトルからして手強そうだ。
もうひとつは、ロッキン・ボディ。
インフォマーシャル動画を見たら、聞き慣れたイントロ、たりらりらりらりたりらりら♪
マイコーの、邦題、今夜はドントストップ。
他にも、マドンナのホリデー、サバイバーのアイ・オブ・ザ・タイガーなどが流れ、いにしえのポップスで、楽しそうに踊っている。
しかも、日にMAX1500カロリー燃焼できるという。
一方、インサニティは、必死の形相で鍛えまくっている。
ロッキン・ボディ=楽しそう、インサニティ=つらそう。
ロッキンボディはDVD2枚なので安いが、インサニティは10枚セットなので150ドルと高い。
楽しくて安い方が、つらくて高いよりいいに決まっている。
というわけで、安易にロッキンボディを選んでみた。
2枚のDVDに、「Mark, Move & Groove(15分)」「Party Express(25分)」「Disco Groove(35分)」「Shaun T's Dance Party(45分)」「Rock It Out(45分)」「Hard-Core Abs(10分)」「Booty Time(30分)」という7つのワークアウトが収録されている。(最後の2つは、フリーギフトとしており、おまけな位置づけ。)
そしていざ始めてみたら、メジャーな楽曲は少ないし、あってもほとんどがカバー。
舞台のセットのせいか、なんとなくディスコ調で、ロッキンじゃない!
あまり難しくないからだと思うけれど、ダンス指導解説なしの、見よう見真似で踊るだけの放置プレイ。
センターにはもちろんショーンTを据えて、主にこのワークアウトのテストグループあがりの人たちがステージでダンスを披露する構成があんまり好きでない。
ショーンTが腹筋を露出すると、オーディエンスから歓声があがるのが笑える。
いちおう一通りやってみたけれど、どれも好きになれず、結果、2週間くらいでやめてしまった。
USアマゾンのレビューを見ると、アメリカ人でも同じように感じる人が多いようで、安っぽい、返品だ、ショーンTは、こんな商品を出したことを恥じろ!と酷評している人がけっこういる。
私は、ロッキンボディはロッキンボディでありだと思う。
一応、大汗もかくし、私が好きになれなかっただけだ。
Insanity☆☆☆☆
ロッキン・ボディにがっかりしたら、反動か、インサニティで苦行の日々に突入することに決めた。
ヒップホップアブス、ロッキンボディでのファンキーなショーンTに馴染んでいたのに、インサニティでは、いきなり超硬派なショーンTで、そのキャラ変ぶりにビビる。
さいしょの10分で心臓破りな感じで、いつ辞めようかと思いながら、だましだまし60日。
ショーンTの叱咤激励が絶妙で、どんなにきつくても、やめない!と思わせるところがすごい。
9種類だったかのワークアウトは、思いだしても息切れしそうなので、詳細は思いだしたくない・・・。
インサニティが、私のジャンプ、スプロール、バーピーぎらいを決定づけることになった。
ショーンTのデモどおりにはできないこともたくさんあったけれど、60日を乗り切ったときの、その達成感たるやハンパなく、どちらかというと、インサニティで得たものは、本来の目的であった減量よりも、精神面での充実だったように思う。
ただ、もう二度とやりたくないので、☆ひとつマイナス!
こうして、インサニティを乗り切ったという妙な自信から、
アサイラム(Insanity Asylum)にすすむべきか迷ったが、インフォマーシャル動画を見るに、私には、きちんとした動きでついていくことはできなかろうと、ショーンTからは、離れることにした。
ショーンTから離れている間に、
アサイラム2も出たが、心動かされることはなく。
それから1年後、労少なくして功多しなヒップホップアブスが忘れられなくて、
Hip Hop Abs Ultimate Results☆☆☆☆
をスタート。
「Fat Burning Cardio 2(40分)」「Ab Sculpt 2(35分)」「Total Body Burn2(50分)」といった、タイトルからもわかるように、目新しいことはないけれど、時間も長くなり、運動量は大幅アップして、楽しいしいけれど、決して楽じゃなかった。
日本では「ヒップホップアブスレベル2」というタイトルで、エクサボディから売られていたこともあるようだ。
さらにアドバンスな感じの
Hip Hop Abs Extreme☆☆☆
には、「Extreme Cardio(55分)」「Extreme Abs(20分)」の2つが入っている。
「Extreme Cardio」は、長い上に、ジャンプの多さもあって、55分はtoo much・・・。
オリジナルのヒップホップアブスでは考えられないほどしんどい。
そして、ちょうどアルチメーツリザルツとエクストリームを1ヶ月こなしたところで、
Focus T25☆☆☆
が登場した。
ショーンTが25分のワークアウトを出すと知ったときには、やったー!と思った。
ジリアンには、20分台も珍しくないのに、あのショーンTが、と思うと、それだけで期待が高まった。
ふたを開けてみたら、25分間、激しめのワークアウトに5分間のクールダウンで、トータル30分。
張り切って発売と同時に買ったが、インサニティの比ではないけれど、きつくて、しまった!と思った。
かと言って、インサニティほど極限に追い込まれる感じがしないので、達成感もない。
前半アルファサイクルの5週間で5種類、後半ベータサイクルの5週間で5種類のワークアウト。
猛暑だった2013年の7月から9月にかけてやったので、しんどさupだったと思う。
冬にやればいいのかな?
うーん、あんまりもいちどやりたくないなあ。
それでも、アルファをやっていたころは、別売りの
ガンマサイクル4週間に進むつもりだたが、そんな気持ちはいつの間にかフェードアウトしてしまった。
私にはあまり楽しいとは思えなかったし、嫌いなジャンプやバーピーが多いので、好みの問題で☆☆マイナス。
ちなみに、USアマゾンの「アマゾンベストセラーズ」のエクササイズ&ワークアウトDVD部門では、「Focus T25」が長い間首位をキープしている。
というわけで、世間様からは高評価。
ショーンTまとめ
あるときはファンキーなダンサー、そして、あるときはストリクトなアスリート。
ブリトニー・スピアーズのコレオグラファーだっただけに、ダンスをしている時の、coolな身のこなしこそ、この人の本領なんじゃないかと思えたり・・・。
その反面、アスリートモード時の、引き締まった表情は、さすが元ランナー。
インサニティやT25で見せつけてくれる、身体能力の高さには、ほれぼれしてしまう。
それに、声がいい、というか、聞きやすい。
ヒップホップアブスのように、誰にでも簡単にできるものから、アサイラムといった、アポロオーノもやるようなプロ級のものまで、彼が開発したワークアウトのバリエーションは豊かである。
でも、どうして、そんなにジャンプが好きなの?と思えるジャンプの多さが玉にキズ。
しかもテンポがめちゃめちゃ早いので、ショーンTが本来意図する動きが、私にはこなせていないと思う。
ショーンTのFacebookでは、5分でできるワークアウトを日々紹介しているが、インサニティやT25の動きを踏襲したものが多くて、なんとなく「ぴーすあうと。」な今日この頃。
また会うなら、インサニティやT25のような道場ではなく、ダンスフロアにしたい。
ショーンTは、アニキ、兄さんってイメージ。
4.リアンドロ・カーバルホ
腹は小3、尻は中2の頃より、いつかサイズダウンをと夢見る永遠のテーマである。
古くはシンディにクラウディア、そして、トレーシー、ジリアン、ショーンTにいたるまで、皆、なんらかヒップのワークアウトを提供しており、そのつど、お尻の筋肉は痛くなるのだが、結果が出ない。
ヒップに劇的に効くワークアウトを長年求めていたが、ある日、ビーチボディからの宣伝メールで、「ブラジルバットリフト」を知った。
幼少時より、リオのカーニバルの映像を見るたびに、ブラジリアンの尻はなんて丸くて高い位置にあるんだ、と常々思っていた私にとっては、そのタイトル自体に超説得力があり・・・
ブラジルバットリフト☆☆☆☆☆殿堂入り
をはじめることにした。
かつて、ここまでヒップに特化した、ワークアウトを見たことがない。
これで、腹の次は尻で、願ったりかなったりー。
インフォマーシャルを見る限り、リアンドロはちょっとクネっとしているし、美女たちと満面の笑みで、楽しそうに踊っている!
ところがいざはじめてみると、白鳥は水面下で足ぐるぐる的な、リアンドロと美女たちの笑顔とはうらはらに、実はそんなに楽じゃないワークアウト。
でも、おしりの形改善に絶大な効果。
ブラジルバットリフトで左右比対称だったお尻の垂れ具合が改善したり、20代のとき、スヴェルトを塗ったくったり、クラランスのアンチオーで浴室をぎとぎとにして、親に怒られていた頃よりも、ボディケアなんざにお金を1円たりともかけていない今の方が、むしろキャピトンやセルライトが減ったではないか!
ブラジルバットリフトデラックスアップグレード☆☆☆
ダンベル大活躍。
「リオ・エクストリーム」という、ヒップ重視の50分のカーディオ&筋トレがメインで、けっこうたいへん。
あとは、腕、胸、背中といった上半身を整える「アッパーカット(12分)」と、腹筋を鍛える「アブスラピド(10分)」と短めの3本が収録されている。
時間がないときには、短編2本が重宝かもしれないけれど、オリジナルの「ブラジルバットリフト」があれば、じゅうぶん!かな・・・。
ブラジルバットリフトマスターシリーズ☆☆☆☆
「Bikini Body」「Higher & Tighter(35分)」「Ipanema Booty」の3種類が収録されていて、これらのタイトルからして期待がもてる。
バランスボールを使っての運動が、見た目の印象よりハード。
特に、バランスボールを抱えての運動で三頭筋が痛くなるのがいやで、ヒップにずんずん来ているのはわかるのだが、カレンダーを一通りこなしたら、オリジナルに戻ってしまった。
リアンドロまとめ
とにかく、ブラジルバットリフトが超秀逸。
リアンドロのワークアウトには、もれなく美女と笑顔がついてくる。
でも、やっていることは、決して楽ではない。
リアンドロは、他のトレーナーとちがって、激しくゲキをとばしたりはしない。
大変なときも、いつでも笑顔マークでやさしい。
暑苦しめの、単なるおじさんなんだけれど、不思議な愛嬌があって、大好きなリアンドロ師匠である。
5.ブレット・ホベール
リアンドロでお尻が改善したら、またまたお腹の仕上げを。
(いったいいつになったら、仕上がるんだ!?)
RevAbs☆☆☆☆
RevAbsのRevはrevolutionのrevで、もちろんこの言葉に反応してしまった意外の何ものでもない。
腹に革命が起こせるなら起こしたい。
それもフランス革命級の。
DVDは10枚(1枚はオリエンテーション)あり、90日かけての革命。
このワークアウトを1か月続けた頃には、なぜだか後ろ姿が痩せたとうれしい指摘が。
レブアブスのワークアウトは、きつすぎず、楽すぎずといったところでちょうどよい感じなのだけれど、インサニティ後だと、もうちょっと大変でもいいかな、と思えたりもする。
ただ、インサニティのようなエクストリーム系は、万人向けではないし、長くできるものではない。
きつすぎるのはいやだけれど、しっかりと腹筋運動に取り組みたいという人にはおすすめ。
私はなによりも、カポエイラの要素を取り入れた運動が多いのが気に入っている。
これが、レスミルズ・コンバットやTapouT XTのMMA系をはじめるキッカケとなった。
レブアブス、いつの間にかビーチボディ本舗のサイトからは消え去っているのが、私は悲しい。
(姉妹サイトのチームビーチボディには、まだあるけれど。)
あんまり人気なかったのかな?
ブレットまとめ
ブレットもリアンドロ同様にヴィクトリア・シークレットのトレーナーであり、ジリアンと同様にビッゲストルーザーのトレーナーだった。
ブレットは、自らを「El Captain」とか「The Dues Collector」(dueは、ブレット語で汗のこと)と呼ばせたり(ニックネームと言うけれど、私には、自らそう呼ばせているように見える)、自分に酔っているようにに見えるところは否めない。
運動を止めるときには、「MERCY!」
「レブアンセム」ってのがあって、毎回唱和させたり。
なにやっちゃってんの?、ってのはあるが、でも、私は彼は彼でよいと思う。
そして、この人の筋肉のつき方は、とりわけ美しい。
ブレットは、カポエイラマスターかつケトルベルのイントラでもあるので、今後に期待。
近々、「20minutes Body」というのを売り出すようなので、きっと手を出してしまうだろうな。
ブレットは、体育の先生なイメージ。
6.トニー・ホートン
ショーンTとビーチボディの二枚看板といえるトニー・ホートン。
まさにツートップ。双璧。
そして、トニー・ホートンこそ、今のワークアウト界の大御所、重鎮だろう。
もっとも、私が彼を知ったのは、ビーチボディのホームページを見るようになってからだけれど。
P90X☆☆☆☆☆殿堂入り
これまでに500万セット以上売れたといわれ、ブルーノ・マーズの「ザ・レイジー・ソング」の歌詞にまで登場するP90X。
いかにアメリカでP90Xが広く知られ、受け入れられているかということを物語っている。
アシュトン・カッチャーやPinkもP90X graduate。
私だってP90X graduate。
というわけで、猫もしゃくしもP90X graduate。
P90Xはしんどいけれど、インサニティほど極限な感じはしない。
P90Xは、これまで経験したワークアウトの中で、いちばん「体育」な感じがする。
12枚のワークアウトには、筋トレ、カーディオ、ストレッチがバランスよく組み立てられている。
私はトライもせず不戦敗な懸垂や、ヨガのクロウなど、困難を極める運動も多いが、かわりのモディフィケーションも充実しており、計算し尽くされたワークアウトだと思う。
まさにワークアウトの金字塔。
ハードなワークアウトのリハビリとして、1時間半にもわたるヨガと1時間にもわたるストレッチがあって、たいへんだけれど、幼少の頃から体の硬さには定評のある私が、今さら、史上最高に前屈ができるようになった。
Ho' Ala ke Kino
トニー・ホートンが50を過ぎても、懸垂やらジャンプやらをこなせるのはヨガのおかげと言う。
P90Xのヨガが長過ぎるので、代替として買ってみた。
カウアイのビーチで、ムキムキのおじさんがヨガ、というのに、ちょっぴり違和感はあるし、画像もなんとなく古くさくて、トニーも40代な感じ。
それに、なぜかジョークがない。
あんまりピンと来なくて、お蔵入り。
ただ、US Amazonのレビューでは、隠れた名作とか、けっこう高評価。
トニー・ホートンまとめ
トニーの顧客は、ブルース・スプリングスティーン、ビリー・アイドル、トム・ペティ、アニー・レノックス、シェリル・クロウ、アッシャーと、音楽界の有名人ぞろい。
しかし、かんじんのトニーは、ワークアウト中、ペラッペラよくしゃべり、さぶいギャグを連発する50代。
そんなサービス精神満点のトニーのことは、きらいじゃない。
「
P90X2」「
P90X3」「
P90X one on one」「
P90x plus」と続編系や、P90Xの前身の「
POWER90」「
10minutes trainer」など、数多くのワークアウトを世に送り出している。
興味はあるが、長丁場もの、枚数が多く1セットが高いものが多いので、そうは取り組めない。
シニアに近づきつつあるトニーが、いつまでハイパーなトレーナーとしてやってゆくのか、また、歳を重ねていって、どんなワークアウトを開発してゆくのかと思うと、目が離せない。
この人は、「フィットネスグル」と称されるが、まさにその通り。
7&8.ダン・コーエン&レイチェル・ニューシャム
レスミルズのダンとレイチェル、通称レイチを知ったのも、これまたビーチボディの、新ワークアウト発売告知メール。
メールには、スキンヘッドの男の人と、超強そうな女の人。
なんかきょわいっ!と、スルー。
その後も、何回かメールが来たが、ちょうどレブアブスからP90Xに移行したばかりだったので、別のワークアウトを買おうなんて思いもしなかった。
やがてP90Xの90日も終わりに近づき、次のワークアウトを考えはじめたときに、ブレットのカポエイラが楽しかったこともあり、MMAつながりで、レスミルズコンバットがにわかに浮上。
ところが、いざオーダーしようと思ったら、ビーチボディから、Sorry、レスミルズシリーズはアメリカとカナダにしか発送できないとのリプライ。
うーむ。
となったら、アマゾンかeBayだ。
人は手に入らないと思う物は、ますます欲しくなる生き物。
USアマゾンを、何ヶ月もこまめにチェックして、海外発送してくれる出品者をみつけ、やっとGET。
LES MILLS COMBAT☆☆☆☆☆殿堂入り
これぞ出会ってしまったワークアウト。
毎日のワークアウトが楽しみで仕方ないと思えたのは、レスミルズだけ。
ヒップボップアブスやブラジルバットリフトのように、画期的な結果が出て、ということではないが、まさに自分が求めるものがギュッと詰まったプログラムがみつかったことがうれしい。
カラテ、キックポクシング、ムエタイ、カポエイラ、テコンドー、ブラジリアン柔術といったMMAとロックミュージックの融合で、愉快、痛快、爽快。快、快、快。
ストレス解消度No.1。
ボディライン、脚線、ヒップアップによい。
本格的に鍛えたい人むけではないが、筋トレとカーディオのバランスがよい。
そうは言っても、ダンがデモるようなレベルの腕立てはそうそう真似できるものではないし、HIIT(高強度インターバルトレーニング)でのランジやバーピーは超つらい。
残念なのは、北米にしか販売していないことだ。
日本にもKONAMIを中心に、レスミルズ愛好家が大勢いるのだから、ジャパンマーケットにも売れる仕組みを作ればいいのに。
あ、でも、DVDでも総本山のダン&レイチで、フィットネスクラブのレスミルズに、閑古鳥鳴いちゃう?
ダン&レイチまとめ
ダンはもとUKのキックボクシングチャンピオン。
レイチはタイでムエタイ修行をしたそうで、どおりで強そうなわけだ。
そんなふたりなので、キックやパンチが美しい。
それにふたりともUK出身なので、英語が聞き取りやすい。
レイチは縦長なヴィジュアルなので、小柄なトレーシーやジリアンよりも見栄えがするのも、女子的には、レイチのしゅっとしたスタイルめざして、コンバット頑張ろう、って効果大。
きついランジのときにレイチェルのゲキが飛ぶと、ときにうるさいけれど、かっこいい女子である。
ダンは楽しいし、まさに「好漢」。
ふたりはダン先輩とレイチ先輩って感じ。
9.ドクター・マーク・チェン
ある日、ビーチボディのホームページに、そこでは異彩をはなつチャイニーズのおじさんを発見。
太極拳のポーズをとっている。
そのひとの名は、Dr.マーク・チェン。
中国の伝統的な整形外科術、鍼灸術、MMAを学んだ人のようだ。
太極拳にも、うっすら興味のある私は、いともあっさり、
Tai Cheng☆☆☆
にとびつく。
タイチーとチェンさんの名前がベタに合体したタイトル。
気功と太極拳を融合させたというタイチェンは、ゼロインパクトがウリである。
だから、他のビーチボディの燃焼系ワークアウトと違って、タイチェンは、ひたすらゆるーく進行してゆく。
タイチェンのサクセスストーリー動画は、シニアの方々ばかり。
でも、コメントを見ると、InsanityやP90Xに疲れた20-40代の人びとからのポジティブコメントも多い。
インサニティの反動で、ゼロインパクトに強く惹かれ、ブラジルバットリフトと一緒に買ってはみたものの、90日間やり通せたためしがない。
どうしようもなくしんどいときに、タイチェンをやると楽になる。
ハードなワークアウトで弱ったときや、ダルおも対策にあれば重宝。
その効果は以前にも書いたが、挫折しているので、多くは語れない。
効くけれど、眠くなるので。
でも、実は、一生ものになりうる傑作ワークアウトである。
ドクターマークチェンまとめ
90日のうちの2週間程度で辞めてしまっているので、まとめるわけにはいかない。
ドクターチェン、弱ったら、また会おう。
ドクターチェン、年をとったら、また会おう。
ってことは、あまり再会はしないほうがよい?
タイチェンのスタジオには、使いもしないバランスボール、レジスタンスバンド、ケトルベル、バランスボールなんかがうつっている。
これらの用具は、タイチェンにおいては、飾り以外の何ものでもないが、ドクターチェンは、ケトルベルもいけるらしいので、太極拳とケトルベルのプログラムでも作ってくれたらうれしいな。
10.マイク・カーペンコ
アメリカの教えて系サイトで、インサニティやP90Xと、Tapout XTのどれがいちばんきついかとよく質問されていて、TapouT XTを知った。
その主宰がマイク・カーペンコ。
TapouT XT☆☆☆☆
ここまで、まるでビーチボディのまわしものかのように、ビーチボディのワークアウトを語って来たが、TapouT XTはビーチボディものではない。
とはいえ、カーペンコは、元ビーチボディのコーチで、ブレットのレブアブスのテストグループ指導なんかをしていたことのある人。
そしてTapouT XTは、MMA(Mixed Martial Arts)ベースのワークアウトである。
これまでは、インサニティがいちばんきついと思ってきたが、こいつはインサニティやP90Xに勝るとも劣らぬハードさと、時間のかかるワークアウトだ。
ただ、いちばんアブ指向なので、結果に期待がもてて、私にとってはやりがいもいちばん。
MMAファイターが出演しているというのも魅力。
これまでも、ダンベルの代わりにレジスタンスバンドをオプションにしているプログラムはよくあったが、ここではレジスタンスバンドをメインに使う。
レジスタンスバンドって、こんなにも手強いものかとびっくり。
私はだんぜんダンベル派だが、レジスタンスバンドの方が、より全身に効きそうだ。
レジスタンスバンドでへろへろになるが、カーペンコが8時間睡眠をとるように言うくだりがあり、これまではMAX7時間睡眠のところ8時間にしたら、ずいぶん楽になった。
カーペンコはよく、「6パックではなく8パックを目指せ!」と言うが、確かに彼の腹は、超マルチパック。
添付のフードプランに沿っての食事コントロールができる人なら、TapouT XT90日を乗り切ったら、必ずや結果が出ることだろう。
食事制限しなくても、男性で代謝の高い人には、効果てきめんじゃないかな?
TapouT XT2 現在進行中、本日現在☆☆☆☆☆
最近はじめたXT2。
喉元過ぎれば…なのかもしれないが、インサニティよりきつく感じる。
さらに、トレーニング時間が長く、日々、約1時間、長い日は1時間25分。
それも、完全週休1日制ではなく、隔週。
社会人生活との両立は、かなり厳しいスケジューリング。
それでもなんとか続けて行こうと思えるのは、楽しいんだと思う。
ハードすぎて、なにがなんだかわからなくなって多幸感?
ランナーズハイとかに近いもの?
カーペンコまとめ
MMAファイターたちでさえ、フォームをキープできなくなっているときだって、いつだって完璧なフォームを披露するカーペンコの身体能力の高さには圧倒される。
時間を感じさせないことにかけては、このひとがいちばんかも。
スパルタだけど楽しい、ジムのイントラな感じ。
11.シャリーン・ジョンソン
ビーチボディの2トップはトニー・ホートンとショーンTと書いたが、3トップにしたら、この人が入るだろう。
(四天王なら、ここにリアンドロが加わる。)
ブロンドのいかにもアメリカンな姉さん。
ジリアンは姐さんだが、シャリーンは姉さんな感じ?
ビーチボディのDVDに、よくシャリーンのワークアウトの宣伝が収録されていたので、シャリーンのことは知ってはいたが、他のトレーナーたちにじゅうぶん満足してきたので、ずっとスルーしてきた。
PiYo☆は未知数
この夏、ピラティスとヨガをベースにした、いっさい跳ねない「PiYo(パイヨ)」が発表された。
ジャンプがきらいだから、さっそく飛びついて、これが初シャリーン。
初日のオリエンテーション的なDVDを再生したら、シャリーンの第一印象は、金髪美人と言うよりは、よくしゃべるやたら細いオバチャンで、ちょっとイメージとちがった。
本編をはじめたら、お姉さんに戻っていた。
TapouT XTでの疲労回復のために、朝ワークアウトにと、30分早起きして始めてみた。
が、4日目のワークアウトで、DVDがコマ落ち祭りで中断。
ビーチボディにクレームして再送付してもらったが、これで機先を削がれたのと、TapouT XT2に突入したら、そのあまりのハードさに、他のことがとてもできる状態ではなく、しばし宝のもちぐされ。
まだまとめられないシャリーン
さすがに4日でまとめに入っちゃいけない。
4日だけで感じたことは、シャリーンのインストラクションがとてもわかりやすいということ。
ダイビングをはじめとするスポーツのイントラや、スタイリストさんは女性がいい!って思う方々は、シャリーンがおすすめかも。
シャリーンって、カリスマ主婦って感じ。
というわけで、11人のトレーナーによる25種類のワークアウトをかじった。
「そんだけやっても、まだ痩せないのかよ。意味ねーじゃん。」という声が聞こえる気が・・・。
で・す・よ・ね。
まあ、食事制限をしないので、減量と腹回りの数字を縮めるのには限界があるかも。
どのトレーナーも、食事についての忠告をしており、ビーチボディのセットものとTapouTには、懇切丁寧なミールプランとレシピの、美麗な冊子がついている。
どれも緑黄色野菜、鶏のささみ、ターキーハム、卵白、ベリー系などを中心にしたメニューで、3食&スナックまで、こまごまと指示してくる。
が、ワークアウトの時間をとるだけでも必死なのに、食材買って、レシピに沿ってちまちま作るなんて、そこまでとても手が回らない。
よって、食べたぶんだけ動く日々なのだ。
サメ気質、マグロ気質と言われる私だから、このままよく食べ、よく飲み、そしてワークアウトに励もう。
というわけで、これからも気になるワークアウトがあれば、まだまだ手が伸びてしまうことだろう。
ビーチボディのワークアウトに入ってからは、短いものでも1ヶ月、あとは90日連続の大河(?)ワークアウトが多いので、ひとつ終わったら、新しいワークアウトに移行することが多い。
1年にだいたい3セット、1セットは7000円前後から1万4千円くらいまでが主流なので、トレーナーさんからじかにフォームをなおしてもらえない、ってのはあるけれど、ジムに行くよりもはるかにお得。
11人25セットでわかったことは、MMAベースのものが、今はとても好きだということ。
11人のトレーナー全員が、そして、25セットのうち23セット(トレーシーダイエットとロッキンボディ以外)のワークアウトは、私にとって必要なステップだったと思う。
My殿堂入りは、「ヒップホップアブス」「インサニティ」「ブラジルバットリフト」「P90X」「レスミルズコンバット」。
中でも、末長くおつきあいしてゆきたいのは、「ブラジルバットリフト」と「レスミルズコンバット」。
「インサニティ」はもう永久封印。
お蔵入りは、トレーシーとジリアンすべて、ショーンTのロッキンボディ。
というわけで、以前のように、ワークアウト探しに迷走はしなくても、これからは単なる浮気?