くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シパダン コーラル・ガーデン

2013-02-28 10:06:24 |  ダイビング
世界中のいろんな海に、「コーラル・ガーデン」というポイントがある。
シパダンにもある。
シパダンのコーラル・ガーデンは、バラクーダポイントのおとなり。
でも、セレベス・エクスプローラーは、勝手に、もひとつ先のホワイトチップ・アベニューと名前を入れ替えてしまった。
コーラル・ガーデンより、ホワイトチップ・アベニューの方がコーラルが栄えているから、そして、ホワイトチップ・アベニューより、コーラルガーデンの方がホワイトチップが多いから、という理由である。
確かに、今はそうかもしれないけれど、ずっと位置的にコーラルガーデンと呼ばれていたところをホワイトチップアベニューとは呼べない。
よだかの星で、よだかが鷹に市蔵と名乗れと言われたのと同じくらい、この改名には賛同できない。
他のダイブオペレーターは昔のままの名前で呼んでいるし、私も、昔のままの名前で呼び続けている。
だから、私がここでいうコーラル・ガーデンは、世間一般のコーラル・ガーデンであって、セレベス・エクスプローラーのやつらが勝手にそう呼んでいるコーラル・ガーデンではない。

コーラル・ガーデンと名のつくところはどこでもきれいなだけで、アドレナリンは出ない系。
シパダンのコーラル・ガーデンも、ご多聞にもれない。
前はギンガメもいたけれど、近年、ここでは見かけていない。
バラクーダは、BPほど人なれしていない一団がたまにやってくる。

ここでうれしかったのは、本当に石となっているStonefishくらい!?


ロウニンアジはけっこういるけれど…


あとは平凡。


まあ、マクロ。






あとは、その名の通り、さまざまなサンゴ。











こうしてエアダイビングをしていても、安全停止、サンゴ以外、あまりイメージが浮かばないコーラル・ガーデン。
過去のログを見ても、ここほど特別な出来事が起らなかった場所はない…
せいぜい、モブラ程度。
だから、きれいなんだけど、1週間のダイビングなら、1回でじゅうぶん。
そして、コーラル・ガーデンから、ホワイトチップ・アベニュー、ミッドリーフ、タートルパッチへと続くが、セレベス・エクスプローラーのざっくりブリーフィングでは、これらのポイントは「同じ壁」の一言で片づけられるほどだし。
だから、このひと続きの壁ばかりを選ばれると、さすがのシパダンとはいえ、ブーイング。
そうすると、トムやジェリーに、「だからリピーターはいやだ」と言われてしまう。
でも、過去、ほかのリゾートのダイブマスターたちが、「Next Diveはコーラル・ガーデン!」と特定してダイビングに行ったのは、全体の5パーセントていどにすぎない。
バラクーダ・ポイントで潜ると、だいたい潮はコーラル・ガーデンに向かうので、コーラル・ガーデンの入り口ではしょっちゅう潜ることになるからだと思う。
実際にサンゴがきれいなのは、この入り口よりちょっと先。
だから、ダイバーにあまり荒らされていないコーラル・ガーデンでのダイビングは、いつまでも美しいコーラル・ガーデンを保護するためにも、たまにだけにしませんか?なんて都合のよい考え。