くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

沖縄本島 2017.7.15~17(1) ナイトからの海の日3連休

2017-09-07 20:33:55 |  ダイビング
7/15 JAL919 羽田14:55 那覇17:20
3連休初日は不幸にも土曜出勤。
でも、真夏の沖縄をあきらめられずに午後から出発。

3連休初日の羽田空港は大混雑。
JL側のほうがANA側より店が多いが、なんかごちゃついていて嫌だ。
イセタン羽田ストアなんかがあるせいで、予定外の出費も発生。
ゲート前は長蛇の列。
きょうは1000円余分に払ってクラスJ。
優先搭乗対象にはならないクラスJは最後まで乗れずに、いらってぃんぐ。
まあ、1000円の差額じゃね。
でも、この満席の日に1000円アップでいくぶんゆったりは、かなりヴァリュー。

搭乗に時間かかってフライトは10分以上遅れて出発。
着いたら真栄田ナイトに行けるかどうかの瀬戸際だから、わずか10分の遅延でも精神衛生に悪い。

さらば、猛暑の東京。


富士山、こんな暑い日の午後じゃ見えないだろうと思っていたら、ちょびっとだけ。


機内販売が来ると、思わずオリオンを買いそうになるが、ハッ!ナイト潜るんだ…
JALがさかんにアピっている無料WiFiは不安定。
とにかく早く着いて〜。

伊平屋島が見えてきて…。


入道雲もりもり。


17時すぎなのにギラギラ。


ペタペタの海。


スコールも。

すべてが盛夏モードで気持ちは盛り上がる。
でも、もう着いてないといけない時間なんですけど…。


真栄田岬
荷物をとったら、もう17時50分。
急いで恩納村へ移動。
3度めのなかどまinnに荷物置いて真栄田岬へ行くと、昼間の賑わいぶりは想像できないほどひっそり。
準備前に海を見に行くと、すばらしいサンセット。
チャイニーズカップルがいるが、ごめんなすってと海況チェック。
崖下の海は穏やかだけど、暗い。
それでなくても真栄田岬のエントリー・エキジットに不慣れなのに、日没…。
微妙に緊張で、キレイなサンセット撮っている気持ちのゆとりなんてない。
そしたら、何かがいきなりブーン!
なんだなんだ!?
草むらにドローンが隠れてるとは思わなかったけど、チャイニーズがドヤ顔でリモコン操作している。
もーーー!

器材背負って、階段降りて、無事エントリー。
ナイトダイバーは、ベースのアメリカ人と思しき白人が数人だけで、すいていてよい。
私にはヤドカリは響かないけれど(とはいっても、小3の頃は、女子だてらにヤドカリを飼育していた)のだけれど、夜の海だけに、真っ先にヤドカリを紹介され…。

ソメンヤドカリ。


好みじゃないけど、この眼はアートだな。




チビカイガラカツギ。


カニには興味があるけれど、カニ、カニダマシのたぐいはさっぱりわからない。
そんな中でわかるのは、アミメサンゴガニくらい…


あとはよくわかんない。


ハサミもなければ、足の本数足りない子。


こちらも足なし。しまいには転がっていた。

みんな次の脱皮で足出てくるといいね。

クモガニの仲間。




すごく赤かったり、


デコラだったり。


カルイシガニの仲間。


もちろんエビさんもさまざま。
オオサンゴサラサエビ。


フシウデサンゴモエビ。


サンゴテッポウエビ。


海藻の中に、エビが見えたので、バックライトあてて顕微鏡。
肉眼では左の1匹しか見えなかったけれど、実は2匹。


そして、これも写真で見るまで気がつかなかったけれど、右側の子、食べられちゃった…

このあたりが、顕微鏡のすごさだなぁ。

そして…
夜だけに散歩するタカラガイの仲間。


ツヅレウミウシみたいなのも、夜だけににじるスピードが早い。


いっぽう、魚類たちは熟睡中。
寝ながら漂うロクセンスズメダイのボディ。

真栄田岬のロクセンスズメダイは巨大すぎ。

サラサゴンベの背中。

思い切りサンゴから背びれがはみ出て、敵に背中を見せてるじゃん。
こんなんでいいのかな? でもきっと、いつもこうなんだよね。

ハナキンチャグフグがZzz…


コクーンの中で眠る。


いっぽう寝ない子たち。
バンダイシモチ。


オキナワハゼ系。








なにげにサンゴの産卵もあって、もりだくさん。
潜水案内さん、ありがとう!
エキジットしたら、もう真栄田岬クローズ。

夜も更けたので、きょうは宿のしたの我空我空で。
うむくじてんぷら(紅イモの揚げもち)@500円。

さんぴん茶そば@550円。いける!

もちろんオリオン@480円もだけれど。

あしたもいい天気だというし、楽しみ。