芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

病院で母の検診

2009年06月10日 | Weblog
昨日、今日と2日続けて、トヨマ病院での母の検診に、付き合った。母を預かっている中田の老健施設で、母が茶色い吐瀉物を吐いたので、入院かもしれないから、佐沼病院に検診に連れて行きたいというのを、トヨマに変えてもらった。佐沼病院は、入院施設があるが、医者が次々やめて行き、赤字が以前にも増して大幅に増えて中核病院の態をなしていない。そんな病院は、母の病状を良く知らないまま、とりあえず、入院させる可能性があるから、信頼できないと断ったのだ。
トヨマ病院の石井医師は、この数年母を診て来て、母の病状をよく分かっているから、そちらに診てもらって良かった。中田の施設に報告するのにレントゲン、内視鏡検査の結果を報告しなくてならないからと、検査をしたが、やはり、異常ないということであった。昨日は、姉が来ているので、一緒にトヨマ病院に行って、石井医師に診てもらうのに2時間も待ったが、今日は、それで姉は疲れたというので、私だけが行って来た。
もし、佐沼病院に行っていたら、点滴をするためにという理由で入院させられていたであろう。そのために、佐沼までバスで行ったり来たりしたら、それだけで疲れていたであろう。そういうことで入退院を繰り返すと、中田の施設としても、収入が安定しないことになる。石井医師は、老人介護の仕組みは猫の目のように変わっているから、今に、長期でも3ヵ月しか預からなくなるであろうと言っている。病院に入院させても、日にちが経つと、病院にとって利益が少なくなってくるから直ぐに退院させられる。そうすると、元の施設に戻れないかもしれない。施設が空くまで、待機することになる。そのような待機老人が多いのではあるまいか。